ロシアと共謀していたのはヒラリー関係者だった?
昨日の記事で、ダーラム特別検察官が「スティール文書」の情報提供者イゴール・ダンチェンコ氏を逮捕したことをお伝えしましたが、その起訴状から新たなことがわかってきたようです。
その新たなこととは、「ロシアとの共謀」の証拠です。やはり共謀はあったのか――。
しかし共謀していたのはトランプ氏やトランプ選挙キャンペーンではなく、ヒラリー・クリントン氏の関係者でした。
Longtime Clinton crony takes center stage in latest Durham indictment https://t.co/ZL3UiMFHR8 pic.twitter.com/JOHsYuooDe
— New York Post (@nypost) November 5, 2021
ドラン氏はロシアとのパイプがあった
起訴状によると、ダンチェンコ氏と共に働いていた人物がいるとされています。
その人物=チャールズ・ドラン・ジュニア氏は、クリントン側の関係者だったことが確認されています。そのドラン氏はロシアとの接点を持っていたというのです。
ドラン氏はロシアを中心としたクライアントとの交流があったとのことです。
さらにドラン氏は、プーチン大統領の報道官やそのスタッフなど、ロシアの上級幹部との関係を持っていたといいます。駐米ロシア大使とも交流があったようです。ドラン氏はワシントンDCにあるロシア大使館で行われた会議に出席していました。
また2016年10月にドラン氏とダンチェンコ氏は、モスクワで開かれた会議に出席したといいます。そこには複数のロシア政府関係者もいたようです。
ゴールデンシャワーは完全な捏造
起訴状では、ドラン氏が2016年6月にモスクワのホテル「リッツ・カールトン」を訪れた際、ホテルの支配人やスタッフからプレジデンシャルスイートを見学させてもらった事が記されているようです。
このプレジデンシャルスイートが、スティール文書でトランプ氏が売○婦を雇って部屋のベッドに放尿させたと言われる部屋でした。
しかしホテルのスタッフはトランプ氏がスイートに宿泊したことは明かしたものの、性的あるいは卑猥な行為については一切言及していないのとのことです。つまり完全な捏造でした。
クリントン夫妻との深い関係
ダンチェンコ氏の起訴状の中で、ドラン氏は「PR Executive-1」として記されているとのこと。ダンチェンコ氏の代理人ラルフ・マーティン弁護士は、この「PR Executive-1」がドラン氏であることを認めているようです。
KGグローバル社の副社長であるドラン氏は、1992年と1996年にビル・クリントン氏の大統領選におけるバージニア州選挙運動議長を務めたこともあり、クリントン夫妻との関わりが深いといいます。
ドラン氏はダンチェンコ氏をロシアの知人に紹介していたようです。ダンチェンコ氏はそのロシア人から得た情報を、スティール氏に提供していたとされています。
政権内に入ることを期待していたか
またドラン氏はヒラリー・クリントン氏が選挙に勝つことを願っていたといい、もし勝った際には国務省に入れることを期待していたようです。
というのもビル・クリントン氏が2期目の当選を果たしたとき、クリントン氏はドラン氏を国務省の公共外交諮問委員会の副委員長に任命しているのです。
2008年の選挙ではヒラリー氏のアドバイザーも務めていました。
ツッコんでるダーラム調査
さてヒラリー氏や民主党にとってヤバい情報が出てきました。さすが新月で出てきただけのことはあります。
この感じからすると、ダーラム特別検察官の調査はかなり深い部分までツッコんでいる可能性があるように思えます。
さらに続報を待ちたいと思います。
ではこの辺で失礼します。
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