エプスタインは17回ホワイトハウスを訪れていた
日本の左派メディアはマックスウェル裁判でトランプ氏の名前が出てきたことだけを報道しますが、クリントン氏やアンドルー王子のことは書かないんですかね。実に不思議です。
そんな中デイリーメールが、ホワイトハウスの訪問ログを独自に入手したことを報じています。
ログによると、ビル・クリントン政権1期目にあたる1993~1995年までの間、性犯罪者ジェフリー・エプスタインが少なくとも17回ホワイトハウスを訪れていたことが明らかになっています。
トランプ氏のことを書くならぜひこれも報じてもらいたいものです。れっきとした証拠が出てきています。
EXCLUSIVE: Jeffrey Epstein's access to the Clinton White House laid bare https://t.co/1OsdRG0Bjx
— Daily Mail US (@DailyMail) December 3, 2021
これまでビル・クリントン氏とエプスタインの関係はさまざま取り沙汰されており、クリントン氏はエプスタインのプライベートジェット(通称:○リータ・エクスプレス)に少なくとも26回搭乗していたことが飛行記録により確認されています。
#Epstein and Bill Clinton’s relationship continued well after he left the Oval Office as evidenced by Epstein's contributions to the #ClintonFoundation and flight logs from the infamous "LolitaExpress,” which show that Clinton traveled on it at least 26 times. pic.twitter.com/K9JGStALnh
— MintPress News (@MintPressNews) August 24, 2019
クリントンと会っていた可能性
エプスタインがホワイトハウスを訪問した17回のうち3回は、1日に2回訪れていたようです。
記録によるとエプスタインはクリントン政権の上級顧問や側近達によって招待されているとのこと。その多くは西練と呼ばれるエリアを訪れており、クリントン氏に会っていた可能性が高かったとのことです。
当時エプスタインは、1993年に破綻したタワーズ・ファイナンシャル社を退社した後で、ファイナンシャルマネージャーとして活動していました。
ちなみにタワーズ・ファイナンシャル社は「ポンジ・スキーム」と呼ばれるネズミ講のようなシステムを運営しており、投資家に4億5000万ドルの損失を負わせたとして破綻しました。
タワーズ・ファイナンシャル社のCEOだったスティーブン・ホッフェンバーグ氏によると、エプスタインはこのスキームに深く関わっていたと主張していますが、けっきょく起訴されていません。(ホッフェンバーグ氏は逮捕され有罪)
訪問を承認していたのは大統領補佐官や顧問ら
エプスタインはホワイトハウスの改装のために1万ドルを寄付しており、そのときのレセプションに参加していました。
このレセプションの窓口になっていたのはホワイトハウスの秘書アン・ストック氏で、ストック氏の名前は有名なエプスタインの「リトル・ブラック・ブック」に記載があるとのことです。
そのほかエプスタインの訪問を承認していたのは、ロバート・ルービン財務長官、マーク・ミドルトン大統領特別補佐官、参謀本部のカレン・ユーイング氏などの名前があるとしています。
クリントン氏とエプスタインの親しい関係
上にも書いたようにビル・クリントン氏は、エプスタインのプライベートジェットに26回も搭乗するほどエプスタインと非常に親しかったと言われており、リトル・ブラック・ブックにはクリントン氏のメールアドレスと21もの電話番号が記載されていたとのことです。
ちなみに「リトル・ブラック・ブック」とはエプスタインの元マネージャーが持っていた手帳のことで、この黒い手帳にはエプスタインと関わったと思われる政治家・VIP・セレブ・芸能人・富裕層・実業家・金融関係者など1,500名以上の名前や連絡先が記載されていました。
今年7月に2冊目のリトル・ブラック・ブック(最初の手帳より前の1997年度版)が見つかっています。
The names. https://t.co/SUZ9d2HDdt
— Jake Hanrahan (@Jake_Hanrahan) November 29, 2021
クリントン氏はカリブ海にあるエプスタインのプライベート島「リトル・セント・ジェームス島」も訪れていたと言われており、これはクリントン氏の元側近ダグ・バンド氏が認めています。
またアンドルー王子を訴えているバージニア・ロバーツ・ジュフレ氏は、2011年にクリントン氏がリトル・セント・ジェームス島を訪れたと宣誓証言しているようです。
クリントン氏の慈善団体にも協力
エプスタインは影響力を得ようとして、長年にわたって民主党候補者に9万4000ドル以上の寄付をしていたようです。
またエプスタインの弁護士によると、エプスタインはクリントン氏の慈善団体「クリントン・グローバル・イニシアティブ」の計画に協力していたとのことです。
一方クリントン氏側は、報道官を通じてエプスタインの犯罪について「何も知らなかった」とコメントしています。
エプスタインの飛行履歴も
現在、エプスタインの片腕とされ、未成年性的虐待に共謀したとされるギレーヌ・マックスウェル氏の裁判が着々と進行する中で、さすがに関連報道がヒートアップしています。
先日はビジネスインサイダーが、エプスタインのプライベートジェットに関するFAA(連邦航空局)の飛行履歴データを入手したとスクープしました。
The Federal Aviation Administration accidentally provided Insider with its internal flight records for Jeffrey Epstein's private jets, revealing more than 704 previously unknown flights https://t.co/J0qbYaTuiF
— Insider (@thisisinsider) November 29, 2021
これはFAAがずっと公開を拒否していたもので、ビジネスインサイダーが別の情報公開請求をしたところ、ひょんなことからFAAが誤ってフライトデータを送ってきてしまい、ラッキーなことに棚ぼた的に入手できたようです。
このFAAのフライトデータによると、これまで公開されていなかった704回ものフライトが含まれているといいます。これでエプスタインの飛行機がいつどこへ行ったかが明らかになるとしています。
今後疑惑解明のなにかの手がかりになるかもしれません。
また何か続報あれば取り上げたいと思います。
ではこの辺で失礼します。
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