マーク・エプスタインの謎の非営利団体
クリスマス休暇明けの米現地12月27日、ギレーヌ・マックスウェル氏の裁判が再開されましたが、この日も評決には至りませんでした。
このあと29日まで審議が続き、もしそれまでに評決が出なければ年末年始の休暇に入るようです。一説によると陪審員の評決が長引くケースは、弁護側が有利と言われていますが・・・。
そんな中で、故ジェフリー・エプスタインの弟マーク・エプスタイン氏が運営している謎の非営利団体「ハンプティ・ダンプティ研究所(HDI)」と、中国や米国議員らとの怪しい関係について報じられています。
Humpty Dumpty Institute Buddies Up to Beijing, House Reps Linked https://t.co/HNAH9594BN
— Sean Hannity (@seanhannity) December 27, 2021
HDIと中国との関係
記事によるとHDIは、北京にあるシンクタンク「太和研究所(Taihe Institute)」と何度が提携したことがあると伝えられています。
ナショナルファイルが報じたところによると、太和研究所の上級研究員には中国人民解放軍元司令官や、元CPPCC全国委員、元世界軍事・中国軍編集長、中国孫子兵法研究会常務理事らが名を連ねていると報じられています。
その中にはトランス・ヒューマニスト企業の技術者もおり、太和研究所のイベントではトランスヒューマニズムについて議論されていたことがあると言われています。
HDIは太和研究所に協力し、2017年8月に開催された第1回太和文明フォーラムに参加しました。HDIの幹部は、2021年に開催されたものを除く全ての太和研究所のフォーラムに出席していたといいます。
HDIの諮問委員会に33人の米議員の名前
ワシントンエクザミナーは、HDIの諮問委員会のメンバーの中に26名の民主党議員と、7名の共和党議員の名前があると報じました。
民主党議員ではアダム・シフ議員、マキシン・ウォーターズ議員、シェイラ・ジャクソン・リー議員、アル・グリーン議員、ベニー・トンプソン議員、ジム・ヒメス議員、フレデリカ・ウィルソン議員、ハンク・ジョンソン議員、デビー・ワサーマン・シュルツ議員、マーク・ポカン議員らの名前があったといわれています。
ナショナルファイルによればこれらの民主党議員らは、HDIとのつながりについて誰もコメントを返してこなかったと報告しています。
マーク・メドウズ元参謀長や共和党議員の名前も
さらにHDIの諮問委員会の中には、元トランプ大統領の参謀長マーク・メドウズ氏の名前もあったようです。ただしマーク・メドウズ氏はインタビューの中でHDIから距離を置いたと主張しているとのこと。
共和党で名前があったアンディ・ハリス議員は、諮問委員会の通知を受けたことはない、驚いている、と否定しています。
また同じく共和党のガス・ビリラキス議員は、HDIが中国共産党や中国軍とつながりがあったことを知って辞表を提出したと主張しました。
深まるエプスタインの謎
マーク・エプスタイン氏は太和研究所と直接の関係があるといい、米国内にその研究センターを持っていると伝えられています。
さらにHDIの幹部は、ギレーヌ・マックスウェル氏とパーティーをしたり、彼女とともに国連のイベントに出席していたと言われています。
諜報員だったという疑惑や、どんな手を使って莫大な財産を築いたのかも含め、エプスタインの謎は深いです。それはただのエロオヤジという枠をはるかに超えています。
なぜ刑務所で不自然な死を迎えたのか。
また以前お伝えしたように、マックスウェル裁判の初日にエプスタインを自殺と判断した検死医が辞任しています。
少しでも明らかになる日が来るのでしょうか。
ではこの辺で失礼します。
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