トランプアカウントを凍結したのは・・・
イーロン・マスク氏のツイッター買収が相変わらず話題です。
そんな中、ドナルド・トランプ氏のアカウント凍結や、ニューヨークポストのハンター・バイデンのラップトップを報じた記事をブロックした首謀者の名前が話題になっています。
弁護士のビジャヤ・ガッデ氏は、ツイッター社の最高法務責任者兼法律顧問です。
この人物がトランプ氏アカウント凍結で大きな役割を果たし、NYポストの記事ブロックを含む多くの保守派の検閲に関わったと言われています。
マスク氏の買収後、ガッデ氏は社内会議で今後の会社の行く末に懸念を表明し、涙を流したと言われています。買収がそんなに悔しかったんですかね。
Twitter’s top lawyer Vijaya Gadde cried during meeting about Musk takeover……https://t.co/jIrm20b5Xj pic.twitter.com/irJxP7LGoj
— Brent Scher (@BrentScher) April 26, 2022
検閲に反対だったはずが?
ガッデ氏は1974年にインドで生まれ、3才の時に米国に移住し、コーネル大学で労使関係の理学士号を取得、ニューヨーク大学法学部で法学博士号を取得しました。
シリコンバレーの法律事務所で働いた後、2011年にツイッターに入社しています。
もともとツイッター社では「検閲に反対」する立場を表明していましたが、2018年にインドで当時のジャック・ドーシーCEOがバラモン教を批判するプラカードを持っている写真が拡散され、その写真にガッデ氏も並んで微笑んでいる姿が写っていました。
During Twitter CEO @jack's visit here, he & Twitter's Legal head @vijaya took part in a round table with some of us women journalists, activists, writers & @TwitterIndia's @amritat to discuss the Twitter experience in India. A very insightful, no-words-minced conversation 😊 pic.twitter.com/LqtJQEABgV
— Anna MM Vetticad (@annavetticad) November 18, 2018
この写真は一部のヒンズー教徒を激怒させ、ヘイトだとして炎上しました。
ガッデ氏は「私たちの見解を反映したものではありません。もっと思慮深くするべきでした」と謝罪し、「ツイッターは全ての人のために公平なプラットフォームであろうと努力しています。」と弁明しました。
でも表面ではそういうことを言いつつ、裏ではこの人が主導して保守派を弾圧していたようですが。↓
「米国において、トランプほど情報に疎く、回避的で、幼稚で、欺瞞的な政治家を見たことがない」 -ビジャヤ・ガッデ
"I’ve never met a national politician in the U.S. who is so ill informed, evasive, puerile and deceptive as Trump." https://t.co/Wv1tXKGWAF
— Vijaya Gadde (@vijaya) March 27, 2016
マスク「信じられないほど不適切だった」
このたびニューヨークポストの記事をブロックした件について、マスク氏が見解を述べました。
「真実を伝えた記事を掲載した大手メディアのツイッターアカウントを停止したのは、信じられないほど不適切だった」
Suspending the Twitter account of a major news organization for publishing a truthful story was obviously incredibly inappropriate
— Elon Musk (@elonmusk) April 26, 2022
ちなみにこの件について、当時ドーシーCEOは議会の公聴会で「我々の間違いだった」と述べています。
個人的に不思議なのは、ガッデ氏は法律に精通しているはずの弁護士なのに、米国憲法修正第一条で保証されている言論の自由は無視なんですかね?
マスク氏は、ガッデ氏をそのままの地位に留めるのでしょうか。
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