イーロン・マスク、ツイッター社を逆提訴か

イーロン・マスク、ツイッターを逆提訴か

ツイッター社の買収撤回をめぐって同社がイーロン・マスク氏を提訴しましたが、マスク氏は逆提訴する予定だと報じられています。

ツイッター社は7月12日、予定通り買収を完了するようマスク氏をデラウェア州の裁判所に提訴しました。

ニューヨークポストは関係者の話として、マスク氏が逆提訴する予定だと報じています。これは20日以内に行う必要があるとのこと。

マスク氏は当初1株あたり54.20ドルで買収するとしていましたが、ツイッター社がスパム・ボットなどの偽アカウントについて正確な情報を提供していないとして、取引を打ち切る書簡を送ってていました。

偽アカウントの数をめぐって泥仕合

ツイッター社は、偽アカウントは全ユーザーの「5%未満」だと主張しており、マスク氏側はそれを証明するよう同社に求めていました。

マスク氏の弁護団は、偽アカウントの実数を把握するための情報収集の時間を認めるよう、判事に求めているという。

マスク氏側は「偽アカウント・スパムアカウントをめぐる論争は、ツイッター社の価値の基本だ」としており、証拠の開示にかなりの時間を要する、と述べています。

また買収同意後にツイッター社が2名の幹部を解雇したことについても、契約に違反していると主張しているとのこと。

ツイッター社の弁護側は、マスク氏側の主張を「関係ない余興だ」として、できるだけ早く裁判を開始するよう判事に求めています。

20%が偽アカウントという説も

偽アカウントについては解析ツール「SparkToro」や「Followerwonk」などにより約20%が偽アカウントである、という分析結果が出ています。

ツイッター社は当初、買収に対して「ポイズン・ピル」を講じるなどフルに抵抗する構えを見せていましたが、今度は早く買収を完了しろと詰め寄っています。

また以前も取り上げたようにマスク氏による買収が合意した後、なぜか左派の有名人アカウントのフォロワーが激減し、保守派のフォロワーが激増するなどの不自然な動きがありました。

マスクは週末ギリシャでバカンス

そんなイーロン・マスク氏は週末、ギリシャのミコノス島で仲間とバカンスを楽しんでいたようです。

一緒にいたのはファッションブランド「Staud」の創設者兼ファッションデザイナーのサラ・シュタウディンガー氏とその夫アリ・エマニュエル氏など。

なお現在の彼女といわれるオーストラリア人女優ナターシャ・バセット氏はこの中にはいなかったとのこと。

マスク氏は最近、自分の会社の幹部シボン・ジリス氏との間に双子が生まれています。

なんと言っても独身だしお金ありますからね。


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