NBAが不景気で経費削減か、スポーツ界を浸食するWoke思想のヤバさ

NBAが経費削減へ

今ちょうどNBAはプレーオフの熱い戦いが繰り広げられてますが、一方でNBA(全米バスケットボール協会)が雇用凍結と費用削減に踏み切るという。

ニューヨークタイムズによると、NBAは経済的理由により、残りの会計年度の経費削減と雇用の大幅制限を指示したという。

これはニューヨークタイムズがNBAの幹部カイル・カバノー氏とデビッド・ヘイバー財務責任者の内部メモを入手したもので、メモによると、限られた例外を除いて雇用を凍結し、会議を中止してリモートで行い、出張費、交際費などの経費削減を指示しているとのこと。

そこには「1年前とは全く異なる経済的な現実に直面している」とされ、さらに「収入目標の達成には大きな困難があり、さらなる下方修正リスクもいまだ目の前にある」と書かれているという。

なお、レイオフ(人員削減)については今のところ口を閉ざしているようです。

NBAは、2022-23年のレギュラーシーズンの観客動員数の記録を作ったと報じられたばかりですが、今回の情報はそれとは反するものとなっています。

スポーツ界のWoke化

ご存じの人もいると思いますが、今アメリカのスポーツ業界はいわゆる「Woke」(=目覚めた左派)に傾倒しています。NBAのみならず、大谷翔平選手ら多くの日本人選手が活躍するMLBもそうです。

スポーツ業界はWokeといわれる覚醒思想や社会正義思想を取り入れ、多様化を推進し、保守的な考えを排除しようとしています。これはスポーツ界のみならず全世界的な流れです。

こうした流れにスポーツ専門メディアのESPNなども前のめりに乗っかっており、生物学的男性のトランスジェンダー選手が女性競技で活躍することを擁護し、それは見方によれば女性選手への逆差別のような印象さえ与えます。

しかしそんなESPNは大衆から嫌われ、2020年以降に800万人のチャンネル契約者を失ったと報じられました。その結果、大規模なレイオフが予定されているという。

ここで一つ言っておきたいのは、ESPNの親会社はあのディズニーだということです。ディズニーもこれから約7000人のレイオフを3段階に分けて行うと言われてます。

ディズニーはWokeに傾倒した結果、負けっぱなしです。

NBAは政治的になりすぎた

NBAのレジェンド的存在となっている伝説のコーチ、フィル・ジャクソン氏は、Woke化した今のNBAの姿勢を非難しています。

NBAの殿堂入りをしているジャクソン氏は、1990年代にシカゴ・ブルズのコーチとして、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマン時代を築きました。

2000年代に入ってロサンゼルス・レイカーズに移り、シャキール・オニール、コービー・ブライアントらのスーパースターを率いています。

昔日本のトヨタのCMにも出ていたので覚えている人もいるかもしれません。

ジャクソン氏は最近リック・ルービン氏のポッドキャストに出演し、NBAは政治的になりすぎたからもう見ない、と語りました。

「人々は、スポーツと政治を切り離すことを望んでいるんだ。そこに存在する必要はないんだよ。」

スポーツは非政治的なもの

あるときジャクソン氏は、孫たちと2020年のNBAプレーオフの試合を見ていたという。

その試合では、コート上や選手のジャージにたくさんのスローガンが掲げられていたとのこと。

選手たちの背中には、名前の代わりに「Justice(正義)」「Equal Opportunity(機会均等)」「Black Lives Matter(黒人の命は大事)「Vote(投票しろ)」「I Can’t Breathe(息ができない)」のようなフレーズが貼られていて、いかにも政治に巻き込まれていたようだったと。

「I Can’t Breathe」は、あのジョージ・フロイド膝事件のことですね。

それを見た孫たちの中には面白がってる子もいたが、ジャクソン氏は「馬鹿げてる」と思い、見ていられなかったという。「それは出前サービスのようなもので、特定の観客を引き込もうとしていた」

それがBLM運動を支持しているのは明らかでした。その代表的存在だったのがレブロン・ジェームズです。レブロンはたびたび政治に口出ししていたため、FOXニュースの司会者から「黙ってドリブルしてろ」とたしなめられたこともあります。

ジャクソン氏は「わかるだろ、人々はスポーツを非政治的なものとして見たいんだ」

「それが他の人たちを遠ざける事になるのが、わからないんだよ」

NBAのこうした姿勢が、今の経済的不振を招いている要因の一つかもしれません。

企業のWokeゴリ押し

しかし相変わらずWoke化は進んでいます。

NIKEは女性用スポーツブラとレギンスの宣伝に、生物学的男性トランスジェンダーのディラン・マルバニー氏を起用しました。

女性がこれを見て「買いたい」と思うのかわかりません。実際、不買運動が起こり、SNSでは女性がNIKEのブラを燃やす動画が多数投稿されました。

スポーツ業界ではありませんが、ビールのブランド「バド・ライト」もディラン・マルバニー氏を起用しましたが大炎上し、株価が暴落して70億ドルを失ったと言われています。ちなみにマルバニー氏を起用したと言われるマーケティング副社長のアリッサ・ハイナシャイドは休職し、後任が決まったようです。

またランジェリーメーカーのハニー・バーデット(Honey Birdette)は、ノンバイナリーで生物学的男性をモデルに起用しました。

女性がこれを見て「買いたい」と思うのか分かりません。こちらも批判の声で炎上していますが、ハニー・バーデットはそれに対して、「ヘイトだー」「イジメだー」と反発しています。

でも、これを見せられた人が「イジメだ」と感じるかもしれませんしねえ・・・わからんけど。

ノンバイナリーの男性を起用したことに対し、モデルでインスタグラマーのブリ・テレシ氏は「ハニー・バーデットとのパートナーシップを絶つ」と怒りの抗議をしています。

そのうち日本にもやってくる

いずれにしてもこうした波はうねりのようになっており、企業や組織がガンガン押しつけてきています。

日本ではまだそこまでではありませんが、左派やWEF(世界経済フォーラム)やディープ・ステートのエリートたちが主導している限り、その波はそのうちやってくると思われます。

コオロギ食も、海外から数年遅れで入ってきてますからね。

個人的には特に差別意識葉ありませんし、何人かLGBTQの方を鑑定させていただいたこともありますが、こうしたムリヤリなゴリ押しには違和感を感じてしまいます。


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