CNNは生まれ変わるのか?また左派ジャーナリストが退職――ここ数週間で3人目

CNNのジョン・ハーウッド氏がが退社

CNNから、またジャーナリストが去ることになりました。

今回辞めたのはホワイトハウス特派員だったジョン・ハーウッド氏です。ハーウッド氏は米現地9月2日にツイッターで「個人的なニュース:今日が私にとってCNN最後の日だ。仕事を誇りに思う。」と投稿しました。

ただCNNとハーウッド氏との契約はあと2年残っているといわれており、この日ホワイトハウスでの取材からわずか数時間後に突然退社を発表しています。

左派人材整理の一環か

CNNは先月、看板キャスターのブライアン・ステルター氏と、法律アナリストのジェフリー・トゥービン氏が去ったばかりです。ステルター氏も前年に契約を更新したばかりでの退社でした。

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2022年8月19日

前任のジェフ・ザッカーCEOが女性問題で辞めた後、5月に新たに就任したクリス・リヒトCEOは極左の人材を排除して中立的なジャーナリズムを目指し、メディアとして失った信用を取り戻そうとしているという。

その意味でハーウッド氏はかっこうの左派ジャーナリストだったようで、CNBC、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナルなどでキャリアを積んできています。

過去にウィキリークスがリークしたメールによると、ハーウッド氏はヒラリー・クリントンの補佐だったジョン・ポデスタ氏とつながっていたことがわかり、批判を受けています。

またジョー・バイデン大統領とハンター・バイデンの疑惑に関して、「証拠はゼロです」と言ってバイデン親子の擁護をしていたという。

直前にバイデン大統領を擁護

ハーウッド氏にとってCNN最後になった日も、バイデン大統領をツイッターで擁護していました。

前日にバイデン大統領が「ドナルド・トランプとMAGA共和党員は、この国の魂そのものに対する脅威だ」と述べた演説について、ハーウッド氏はツイッターで「トランプと過激派共和党がアメリカの民主主義に脅威を与えているというバイデンの主張は、紛れもなく真実である」と投稿しています。

その直後に退社が発表されました。

一部のメディアはハーウッド氏は「解雇された」と報じていますがどうなんでしょう。

その後ハーウッド氏はポエムのようなツイートを投稿していますが、何かの曲の歌詞ですかね?よくわかりませんが。

CNNはwokeを粛正か?

デイリーメールによると、ハーウッド氏の退社によりCNNのスタッフは「woke」の粛正が始まるのではないかと恐れているという。

ちなみにwokeとは「目覚めた意識高い系」のことですが、昨今目立っている多様性主張系とか環境正義さん系とか差別撤廃平等主張系とかの左派のことを示すワードになってます。

それが悪いというわけではありませんが、行き過ぎたwokeはしばしば「極左」と言われ、その過激な言動が目につきます。

上にも書いたように、CNNのリヒトCEOは中立を目指して信頼の回復を目論んでいると言われ、その意味で行き過ぎたwokeはリヒト氏が目指す方向性に反することになります。

前任のザッカーCEO時代は左派一直線であり、その中で活躍していたハーウッド氏、ステルター氏、トゥービン氏などが去って行ったのは、粛正の布石ではないかと恐れられているという。

これら人材の退職は、現在いるCNNスタッフに退職理由の説明がされていないばかりか、視聴者にも説明されていないことで混乱をもたらしていると言われています。

ワシントンポストも低迷

同じく左派メディアのワシントンポストも低迷していると言われ、今期赤字が見込まれているという。

そのため100名の人員削減を検討していると報じられています。

ちなみにワシントンポストのCEOはフレッド・ライアン氏ですが、オーナーはAmazonのジェフ・ベゾス氏です。

左派メディアの終焉

これまでやりたいように偏向報道してきた左派メディアは、ついにその信用を失いつつあり、岐路に立たされています。

自分たちに都合の悪い情報はフェイクだと主張し、いかにも事実検証をしたかのようにファクトチェックと称して、平然と都合のいい情報を伝えてきました。そして反対意見を検閲し、排除してきました。

コロナ、ワクチン、選挙、不法移民、反トランプ、インフレ、燃料問題など、例を挙げれば枚挙に暇がない。そしてそれらを検証もせず垂れ流してきたのは日本のメディアです。

これは山羊座時代の産物と言え、しかしもうその山羊座時代も終わりを迎えようとしています。だから左派メディアが低迷していくのです。

スポンサーによって経営が成り立つという私企業としてのメディアのあり方が見直されなければ、歴史が繰り返されるだけかもしれません。

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2023年4月1日
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