フロリダ州上院がディズニー自治権の廃止を可決、「ゲイと言うな法案」反発でブーメランを食らう

FL州がディズニー自治権を廃止

フロリダ州上院がディズニーの自治権を廃止する法案を23-16で可決しました。

フロリダ州と言えば、世界最大のディズニー・リゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド」があることで知られており、ディズニーファンにとって憧れの地であります。

そのフロリダ州で3月に、小さな子供達に性的指向の教育をすることを禁止した法案「HB1557」が成立しました。それを受けてディズニー側は反対の姿勢を表明し、州側と対立しました。

一方ロン・デサンティス州知事は、1967年以来続いていた同州におけるディズニーの特権を認めた法律、通称「リーディ・クリーク改善法」を廃止することを示唆していました。

なかなかのタイミングで可決されたことが興味深いです。アメリカの対立構造がますます進行しています。

ディズニーに認められた特権

「リーディ・クリーク改善法」は、フロリダ州のオレンジ郡とオセオラ郡にまたがるウォルトディズニー・ワールド・リゾートにおける自治権を認めたものです。

そこでの税制の優遇措置、土地利用や建築基準の緩和、排水、道路、防火etcなどが任され、郡や市ができることはほぼ何でも自分たちができる、という特権を認めたものでした。

この法律に守られていたため、これまでディズニーは規制に縛られることなく運営してきました。

しかしHB1557の可決により、「リーディ・クリーク改善法」は2023年6月に廃止になり、施行後は州や郡で定められた基準を守らなければいけなくなります。

(※108人の内、ディズニースタッフは4人)

「ゲイと言うな」法案

対立の発端となったHB1557は、幼稚園~小学校3年生までの学校教育で、教師が子供達に性的志向や性自認について論じることを禁止したものでした。

ディズニーはこれに反発し、この法案を「Don’t Say Gay Bill(ゲイと言うな法案)」と呼んで批判しました。

ただしこの法案に「ゲイ」という単語は一言も入っておらず、左派お得意のレッテル貼りが発動したものと思われます。

フロリダ州の「ゲイと言うな」法案として知られるHB1557は、決して認められてはならず、署名されてはいけないものです。

我々の目標は、この法案が議会で廃止されるか、裁判で無効になることであり、そのために活動している国や州の組織を引き続き支援していきます。

我々は、ディズニーファミリーのLGBTQ+メンバーの権利と安全、そしてフロリダ州および全米のLGBTQ+コミュニティのために力を尽くしていきます。

ボイコット・ディズニーの声

こうしたディズニーの動きに対して世間では「ボイコット・ディズニー」の声が上がり、カリフォルニア州バーバンクにあるディズニーの本社前では抗議活動が起こりました。

まあ親からすれば大事な子供に、しかもまだ幼稚園の段階から性的志向の教育なんぞ植え付けられたら、余計なことするなと言いたくなる気がしますけど。

ちなみに幼稚園児といえば占星術ではまだ月の年齢であり、将来の情操に大きく影響します。

ネットではディズニーの運営する配信サービス「ディズニープラス」のサブスクリプションをキャンセルする方法などが拡散されました。

また市場はすぐに反応し、ディズニーの株価が下落しています。

そういえば以前、「スーパーマン」がバイセクシュアル設定になったことが物議になりましたが、正義の味方の象徴のようなヒーローに、わざわざそう設定するのはどうなの?って感じでしたが。

ロン・デサンティス知事

一方デサンティス知事ですが、もし2024年の大統領選挙にトランプ氏が出馬しないとしたら、共和党の候補はこの人になるだろうといわれている人です。

ワクチン接種拒否で警察や消防などの職を失った人たちを歓迎し、移転補助金などを出す政策を打ち出しました。コロナ規制などもなるべく排除し、企業はあまり制限を受けることなく営業できました。そのためか昨今フロリダ州は人口が増えています。

左派メディアは何かとデサンティス知事のこと叩きますが、それは脅威に思っている証拠です。非常にわかりやすい構図です。

ただ、このままディズニーは黙っているでしょうかね。どうせ提訴するんでしょ?って気がしますが。