「私は今、追われている」――行方不明だったバイデン汚職の重要証人、無事生きていた

バイデン汚職を知る証人、無事生きている姿を見せる

行方不明と言われていたバイデン汚職の重要な証人である、ガル・ルフト氏が動画で登場しました。

一時ルフト氏は、司法省やバイデン側によって「消されたのでは」との噂が流れ、その安否が懸念されていましたが、どうやら無事に生き延びていたようです。

ルフト氏は動画の中で「私は今、追われている。残りの人生を逃亡生活で過ごさなければならないかもしれない」と語りました。

ルフト氏は、バイデン家との汚職があったとされる中国のエネルギー企業「CEFCチャイナ・エナジー」の顧問アドバイザーだった人物で、CEFC側の情報を知るキーマンと言われています。

しかし今年2月にキプロスの空港で、武器密売や詐欺などの容疑で逮捕されてしまいます。

ルフト氏は「武器を売ったことはない」と主張し、バイデンを守るために司法省が「私を葬り去ろうとしている」とツイートしていました。

報道によると、ルフト氏は裁判所から保釈された後、姿を消したという。
(ルフト氏についての詳細↓)

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2023年2月28日

ボランティアで米政府に知らせたのに、追われることになった

ルフト氏は消息がわからなくなり、上に書いたように「消された」説まで浮上していました。

それから数ヶ月が経ち、このたびニューヨークポストがガル・ルフト氏の動画を独占入手しました。この動画はYoutubeにも投稿されています(そのうち消されるかもしれないけど)。

非公開の場所で撮影されたという14分ほどの動画の中で、ルフト氏は、バイデン家の中国での怪しいビジネスについて、下院監視委員会で証言するのを阻止するために逮捕された、と主張しました。

「よく考えてみてください。セキュリティ侵害の可能性や、次期大統領を狙う人物に関する危険な情報について、ボランティアでアメリカ政府に知らせた私が、その知らせた人物に追われ、一生逃げ回らなければならないかもしれないのです」

また姿を消した理由について、「ニューヨークの裁判所で公正な裁判を受けられるとは信じられなかったからだ」と述べています。

まあニューヨークは「ハムサンドでさえ起訴できる」と言われてる場所ですからね。

司法省は隠蔽しようとした

ルフト氏はもともとイスラエルの教授で、エネルギー安全保障と外交の専門家として、さまざまなシンクタンクや組織でコンサルタントを勤めていたという。その中にはワシントンDCのシンクタンク「Institute for the Analysis of Global Security(IAGS)」もあります。

2015~2018年まで、CEFC-USAの顧問アドバイザーに就任していたと伝えられています。

ルフト氏は2019年3月にブリュッセルのアメリカ大使館で行われた極秘の事情聴取で、バイデン家の汚職について告発したという。

このとき米国側からは司法省とFBIの関係者6人が出席したといい、ルフト氏がバイデン家の汚職の証拠を提示したことにより、その後の「苦難の道」が始まったという。

「私が3月の会議で主張したのは、当時ジョー・バイデンが大統領選に出馬するという噂があったからだ。事前に米国政府に警告し、この問題を調査する十分な時間を与えることが、私の市民としての義務だと考えた」

「私は共和党員ではないし、民主党でもない。政治的な動機も意図もない。もしバイデンが政権を取ったら、この国はスキャンダルに直面するだろうという深い懸念から、このようなことをしたのだ」

しかしその後の4年間で、自分や家族や友人や仲間たち全員が嫌がらせや脅迫を受け、ついに起訴されたと述べました。

「残念なことに、司法省の隠蔽工作のせいで、まさにこのような事態が起きてしまった」

極秘の事情聴取の内容

ブリュッセルの事情聴取には、FBIボルチモア支局のジョシュア・ウィルソン特別捜査官を含む4名の捜査官、そしてニューヨーク南部地区のダニエル・リチェンタール検察官とキャサリン・ゴッシュ検察官の計6名が参加していたという。

「なぜ米政府はこれほど多くの人間をヨーロッパに派遣したのでしょう?・・・彼らは私が信頼できる証人であり、バイデン家を儲けさせたグループや個人について内部事情に通じていることをよく知っていたからです」

そしてこの時の2日間の事情聴取でルフト氏は、バイデン家とCEFCとの金銭的取引について、具体的な金額も含めて情報を提供したという。また、後にハンター・バイデンの仲間として知られるロブ・ウォーカー氏の名前も出しています。

それによると、中国の「一帯一路」構想を世界に広めるためにバイデンの名前を使うことと引き換えに、ハンターに月10万ドル、叔父のジェームズ・バイデンに6万5000ドルを支払っていたこと、その資金はウォーカーを通じてバイデン家に流れていたことを明かしたという。

ちなみに、ブリュッセルの事情聴取に出席した人のうち、FBIのウィルソン特別検査官はのちにハンター・バイデンのラップトップを押収した人物です。つまりFBIはラップトップを入手にする前から、CEFCとハンターの取引について知っていたことになる。

二重スパイ「ワンアイ」

もう一つこの事情聴取で、ルフト氏が明かした重要な情報は、ハンター・バイデンには二重スパイが付いていることだったという。

「ハンターには元FBIの高官とのつながりがあり、その高官には身体的な特徴があった」

その元FBI高官こそ、「ワンアイ」の異名を持つ、片目の元FBI長官ルイス・フリー氏だと言われています。詳細↓

ハンター・バイデンは二重スパイを雇っていた?――「ワンアイ」と呼ばれるその人物とは

2023年3月25日

ルフト氏によると、ワンアイは2017年末頃にCEFCのイェ・ジェンミン会長に、ニューヨーク南部地区の検察に捜査されていることをタレ込んだという。

このタレコミによって、イェ会長は妻子を残して急遽アメリカから脱出して中国に逃げ、捜査の手から逃れる事ができました。その後イェ会長は行方をくらましています。

事実であれば、スパイ映画みたいな話ですが。

バイデンの名前を出すことは許されなかった

またルフト氏は、2017年にCEFCの幹部だったパトリック・ホー氏が贈収賄容疑で逮捕された時、裁判でどのような扱いを受けてきたかを見てきたと語りました。

それによるとニューヨークでの裁判中、検察はホー氏がバイデン家の名前を出すことを妨害したという。

「ホーはハンター・バイデンに100万ドルを支払ったが、陪審員の前でバイデンという言葉を口にすることは許されなかった」

そして裁判官もそれに同意したとのこと。

「つまり、もし私がニューヨークの法廷に召喚されたら、ブリュッセルのことやバイデンという言葉を口にすることは許されないということだ」

司法を武器にしている

ルフト氏がブリュッセルで告発した内容は、その後隠蔽され、バイデンは無事に大統領になりました。

ご存じのように、この件は一切報じられることなく、闇に葬られたということです。

それどころか、良心で告発したルフト氏は、武器輸出管理法違反を含む7つの訴因で起訴されてしまいました。

「有罪になれば、私は最高で100年の懲役に直面する可能性がある」とルフト氏は言い、「起訴状のどこにも、私がいかなる武器も売買し、出荷し、資金を提供したという司法省の主張も証拠もない」と、この起訴がでっち上げられたものだと主張しました。

「私のような内部告発者を罰するために、司法制度を武器にして、政府はどこまでやるつもりなのか」

「ブリュッセルで何が起こったのか、みんなに見てもらいましょう」

「なぜダメなのか?何かを守ろうとしているのか?誰かを守ろうとしているのか?」

もちろんこの動画について、今のところ左派メディアは一切報じていません。アメリカはますます歪んでいるようです。

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