ハンター・バイデンは二重スパイを雇っていた?――「ワンアイ」と呼ばれるその人物とは

戦略国際​​問題研究所, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

ハンター・バイデンがスパイを雇っていた?

さてハンター・バイデン氏の怪しいビジネスに関する情報が出ています。

ニューヨークポストによると、ハンター氏には通称「One-Eye(ワンアイ)」と呼ばれるFBIの二重スパイがいて、その人物から機密の捜査情報を得ていたと報じています。


Link:Hunter Biden used FBI mole named ‘One-Eye’ to tip him off to China probes: tipster

この情報は、先ごろキプロスで逮捕されたガル・ルフト氏から提供されたという。

以前書きましたがルフト氏は、ハンター・バイデン氏とビジネスつながりのあった中国のエネルギー企業「CEFCチャイナ・エナジー(以下CEFC)」の顧問を務めていたイスラエル人で、内部情報に精通していたキーマンでした。

ルフト氏は2019年に、バイデンファミリーによる中国との怪しいビジネスについて司法省に情報提供したというが、司法省はそれを無視したといい、それどころか2月17日にはキプロスの空港で武器取引や詐欺の疑いで逮捕されてしまいます。

ルフト氏は「武器商人だった事はない」と反論し、「司法省は、ジョー、ジム、ハンター・バイデンを守るために私を葬ろうとしている」と主張しました。

詳細↓

バイデンファミリーの海外ビジネス疑惑に新たな情報提供者が現れる

2023年2月28日

スパイは元FBI高官か

ルフト氏は4年前に、CEFCがハンター氏とバイデン大統領の弟ジェームズ・バイデン氏に毎月10万ドルを支払い、その対価としてFBIとのコネクションとバイデンの名前を使って中国の「一帯一路構想」を世界に広めていることを米司法省に報告しようとしたという。

ルフト氏は、ハンター氏のビジネスパートナーだったパトリック・ホー氏とCEFCのイェ・ジェンミン(葉簡明)会長との関係を通じてこの計画を知ったという。

イェ会長はルフト氏に「以前FBIにいた地位の高い人物に、高額の情報提供料を支払った」と語っていたとのこと。

この元FBIの高官が「ワンアイ」と呼ばれていた人物であり、二重スパイだったというのです。

話の経緯

話の流れはこうです。
まず2017年末ごろに、ワンアイはCEFCのイェ会長にタレ込み情報を提供します。

それはニューヨーク南部地区の司法機関が、イェ会長とホー氏を調査していること、その起訴状には「アジア人とアフリカ人とユダヤ人の男」の名前があるという情報だったという。

このタレ込みの直後、イェ会長はハンター氏に100万ドルを提供して顧問弁護士になってもらい(ハンター氏は弁護士資格を持っている)、妻子や母親をニューヨークに残して自分だけ中国に逃げたという。

このときイェ会長はニューヨークを発つ前に、ホー氏に「アメリカに戻ってくるチャンスだ」と告げます。

それを聞いたホー氏は2017年11月18日にニューヨークに向かいますが、JFK空港に到着したところで贈収賄とマネーロンダリングの容疑でFBI捜査官に逮捕されました。

つまりホー氏はただのパシリ、捨て駒でした。イェ会長は自分だけ助かろうとしたのです。

ちなみにホー氏はその後、2018年12月に有罪判決を受けて3年間服役し、国外追放になっています。

ルフト氏はホー氏が有罪判決を受けた後に司法省に連絡を取り、2019年3月28日と29日の2日間にわたって、上に書いた情報提供をしたという。

しかしその後司法省からはなんの連絡もなく、何のアクションも起こされず、無視されています。

そして4週間もしないうちに、ジョー・バイデンが2020年の大統領選挙に出馬する事を発表しました。

ワンアイとは何者か?

ところで、この「ワンアイ」という二重スパイは何者か?

2014年8月25日、バーモント州でSUVが事故を起こしました。センターラインを超え、対向車と正面衝突しそうになったため、それを避けて木にぶつかって停止したという。

運転手は重傷を負い、ニューハンプシャー州のダートマス・ヒッチコック・メディカル・センターに搬送されました。動脈が切断され、もし救急隊員の止血がなければ60秒以内に死亡するほどの大怪我だったとか。

ところが州警察は、24時間にわたってこの事故を隠蔽しようとしたという――なぜか?

しかしその後、この運転手が第5代FBI長官のルイス・フリー氏だということが判明します。フリー氏はビル・クリントン政権下でFBI長官に任命されました。

この写真が何かを物語っているのか↓

ハンターと元FBI長官との証拠メール

ハンター・バイデン氏のラップトップには、ルイス・フリー元FBI長官に接触したことを示す電子メールが残されているという。

それによるとハンター氏は、ルーマニアの実業家ガブリエル・ポポヴィチュ氏の刑務所入りを避けるため、フリー氏に接触しています。

ハンター氏は2016年6月18日にフリー氏に宛てたメールで「ポポヴィチュは良い人なのに、ルーマニアの司法制度によってとてもひどい扱いを受けています」と訴えています。

これを受けてフリー氏は、この件に全面的に関与することになったという。

ハンター「フリー判事ありがとうございます・・・この仕事を引き受けてくれてとても光栄です」

フリー「ありがとうございますハンター、今後ともよろしくお願いします。」「数週間前にお父さん(ジョー・バイデン)とも話しましたが、彼とは今後の仕事の選択肢を検討したいと思います。これらの問題で一緒に仕事をすることは、価値があり、楽しく、やりがいのあるものになると信じています。」

フリーはバイデンの孫に10万ドルを贈っている

またフリー氏は、ジョー・バイデン氏が副大統領を退任する2016年4月に、バイデン氏の孫2人(長男ボー・バイデンの子供)のための信託に10万ドルを贈ったことが、電子メールで明らかになっています。

フリー氏は2017年4月24日に「ご存知の通り我が家の財団は昨年、ハリー(ボー・バイデンの未亡人)の子供たちの信託に100Kドルの寄付をしました」と書いています。

ズブズブなようです。

調査が進行中だが・・・

現在ルフト氏は、キプロスの刑務所に留置されているようです。むしろその方が安全かもしれません。

ルフト氏の代理人ロバート・へノック弁護士は「ルフト氏が4年前に司法省に提供した情報は、中国とバイデンのお金のやり取りの背後にある“まだ見えてない”理由だ。これは明らかに爆弾情報である」と述べています。

はたしてこれは正確な情報なのか。

司法省は依然としてバイデンファミリーを起訴しようとする気配はありません。一方でトランプに対してはとことん追求していますが。甚だしいダブルスタンダードです。

現在バイデンファミリーに関する下院の調査委員会の調査が進んでおり、へノック弁護士は調査委員会のジェームズ・コマー議員と連絡を取り合っているという。

コマー議員によると、ルフト氏以外にも3人の内部告発者がいるとのこと。

あそうそう、その後のイェ会長ですが、うまいこと逃げ切れたわけではありません。習近平主席の指示のもと、贈収賄の疑いで中国に拘束されたと言われています。

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