UFOの内部告発者3名、議会で証言――「政府は地球外生命体も回収している」

下院のUFO公聴会で3名が証言

以前このブログで書きましたが、米政府の「UFO回収プログラム」についてリークした元空軍のデビッド・グラッシュ氏が、議会で宣誓証言しました。

先ごろグラッシュ氏はNewsNationのインタビューで、米政府が長年にわたってUFOの機体を回収して分析してきたと述べ、時には地球外生命体の死体に遭遇することもあったと告発しました。(詳細↓)

【衝撃リーク】元空軍の軍人、UFOの残骸を回収するプログラムを暴露「政府はUFOをかなり持っている」

2023年6月7日

これについて現地7月26日に下院議会でUFO公聴会が開かれ、3人が証言しました。

「Americans for Safe Aerospace」のライアン・グレイブス事務局長、元国家偵察局のデビッド・グラッシュ氏、退役海軍中佐のデビッド・フラバー氏の3名です。

グラッシュ氏はアフガニスタン戦争で米空軍内の戦闘将校として叙勲され、国家地理空間情報局(NGA)と国家偵察局(NRO)のキャリアを持つベテランだという。2019~2021年まで、UAPタスクフォースの代表を務めました。

そのUAPタスクフォースの調査の過程で、グラッシュ氏は「数十年にわたるUFO墜落事故の機体回収とリバース・エンジニアリング(分析)計画」について知らされたと語りました。

しかしそのプログラムへのアクセスは拒否され、報復されたと主張しています。

UFOの保管場所を知っている

まずジャレッド・モスコウィッツ下院議員が冒頭の挨拶で「アメリカ国民は、未知の起源、非人間的知性、説明不可能な現象のテクノロジーについて知る権利がある」と述べました。

そして「2011年のオサマ・ビンラディンへの急襲に使われるまで、ステルスヘリコプター技術の存在は公に知られていなかった」ことについて触れ、「事実からアメリカ国民を完全に闇に葬るための盾として使われることは許されない」と付け加え、公聴会がスタートしました。

グラッシュ氏はまず、「数十年にわたるUAP墜落事故調査・リバースエンジニアリングプログラム」の存在を知らされ、それへのアクセスを拒否されたため、内部告発を行うに至ったと主張しました。

ただしグラッシュ氏自身は実際にUFOを見たわけではなく、情報機関の高官たちとのインタビューの中でそれを知ったと述べています。

議員の一人が「政府がUFOを所有しているのか」と聞くと、グラッシュ氏は「4年間で40人以上の証人に聞き取りを行った結果、正確な場所を知っている」と答えました。

地球外生命体も回収された

また、政府が地球外生命体に関する情報を持っているかどうかという問いに、グラッシュ氏は「アメリカは1930年代から地球外生命体の活動を認識していた可能性が高い」と述べました。

「我々の政府は地球外生命体と接触したと信じているか」との質問には、「公の場では話せない」と答えました。

さらに「墜落した宇宙船を操縦したパイロットの遺体が政府の手元にあると思うか」と質問されると、「NewsNationのインタビューですでに公言したように、生物学的なものはこれらの回収品のいくつかと一緒にあった」と述べました。

「これらの生命体は人間か非人間か?」→「非人間的なものである。それは現在もプログラムに参加し、プログラムについて直接知っている人々に聞いた評価です」

「それはビデオや写真の目撃者として文書化された証拠があるのか」→「具体的な文書についてはSCIF(機密情報施設)で議論する必要があるでしょう」

目撃したパイロットは黙らされている

もう一人の証人グレイブス氏は、「UAPはアメリカの空域で深刻なほど報告されていない」と述べました。

「これらの目撃は珍しいものでも、孤立したものでもない。日常茶飯事だ。正確な判断が命運を左右する訓練された軍や民間のパイロットは、これらの現象を頻繁に目撃している」

グレイブス氏によればこうした目撃は異常なもので、しかも米軍空域に近かったにもかかわらず、彼自身や他のパイロットたちも、歴史的に報告することを「ためらってきた」という。

「UAP目撃の汚名は、仕事上の影響を恐れる民間パイロットを黙らせ、目撃者の意欲をそいでいる。目撃証言の信頼性を疑問視する政府の主張によって、さらに悪化している」と述べました。

UFOは我々よりもはるかに優れていた

元FA-18のパイロットだった証人のフラボー氏は、「この世のものではないと信じられている機体の処理や作業」に関して、政府の監督不足を懸念していると語りました。

フラボー氏が2004年に遭遇した「チックタック型UFO」について、当時我々が持っていたもの、今後10年において開発されるものより、はるかに優れていたと述べました。

フラボー氏は当時、空母USSニミッツ(CVN-68)に配備され、イラクの地上軍を支援する作戦のためペルシャ湾への戦闘配備に備えていました。

そこで遭遇した物体は、8万フィート上空から急速に2万フィートまで降下し、数時間滞在した後、再び上昇したという。その物体に近づくにつれ、「それは急速に加速し、我々の航空機の目の前で消えた」と述べました。

フラボー氏は、米軍や政府がUAPの報告を一元的に保管する場所を持たないことを「茶番だ」と述べています。

報復について

グラッシュ氏はかつての同僚たちから、人柄的にも内部告発にも圧倒的な支持を受けているが、内部告発者になったことで報復に直面したという。それは同僚たちにも向けられているとのこと。

この公聴会でグラッシュ氏は、具体的にどのような報復行為を受けたかについて質問されましたが、調査中であることを理由に明言を避け、以下のように言いました。

「それは非常に残忍であり、非常に残念なことでした。仕事上でも個人的にも、私を傷つけるためにいくつかの手口が使われた」

「私はそれを行政テロと呼んでいる。それは、人々を黙らせるための彼らの武器、道具箱の中の道具なのです。特にキャリアを気にし、クリアランスや評判を気にし、出世を目指すキャリア公務員ならばそうです。その流れや出世コースを脅かすと、多くの人は後ずさりしますが、私はそのような人々を代表するためにここにいるのです。」

政府に透明性を求める

3人の証人はいずれも、UAPがアメリカの核能力に関心を持ち、アメリカの防空システムの脆弱性をテストしたり、アメリカの空域で偵察を行っている可能性があると述べました。

そして最後に、「この問題の核心は、エイリアンの機体の証拠を探し出すことではなく、アメリカ政府に説明責任と透明性を求めることである」と強調しています。

国防総省はグラッシュ氏の隠蔽の主張を否定しています。

国防総省の広報官は声明の中で、「地球外物質の所有やリバース・エンジニアリングに関するプログラムが過去に存在した、あるいは現在存在するという主張を立証する検証可能な情報は、調査によって発見されていない」と述べました。

私はだいぶ前から書いていますが、水瓶座時代が近づいているのでリークや告発は増えていますし、この後も続きます。

ジャニー喜多川氏の未成年性加害もその流れですし、ハンター・バイデンの内部告発が出ているのもそうでしょう。そういえばビッグモーターはリークの流れを止めることができますかね?


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