【マジメが仇に】マウイ島火災、道路封鎖に従った人は死に、従わなかった人は生き延びた

US Civil Air Patrol, Public domain, via Wikimedia Commons

正直者がバカを見た

AP通信が衝撃の記事を報じていますので取り上げておきます。この記事はAPの配信なので、他のメディアで目にした人もいると思います。

それによるとマウイ島火災で、道路封鎖に従った人が命を落とし、従わなかった人たちが助かったという。

これが事実なら、なんという悪夢なのか・・・従順な正直者がバカを見た典型です。

まるでワクチンを受けた人が苦しんでいるのと同じような構図。お上の指示に従ったばっかりに、貧乏クジを引かされるという。政治や行政は民間のためにあるのではないのか、何のための税金なのか。

この火災は、はじめから腑に落ちないことばかりです。

なぜサイレンが鳴らされなかったのか、なぜ防火用の水使用に州の許可が遅れたのか、なぜ依然として行方不明者が1000人以上と発表されたままなのか。

封鎖を無視した人たちは助かった

火災の初期段階で、ラハイナ南端のホノアピイラニ・ハイウェイ沿いには30本以上の電柱が倒れていたという。火災が起きていたため、当局はラハイナ・バイパス・ロードを閉鎖し、ラハイナから島南部へ抜ける唯一の道をバリケードで封鎖しました。

記事によると、ある家族はそのバリケードを回避し、別の住民は未舗装の道を登って火の上に登ったという。結局この人たちは助かった。

島に住むベアード一家は車に乗って避難しようとしたが、道路が封鎖され、作業員たちにラハイナ方面へ引き返すよう指示されたという。家族はそれを無視して南に向かい、隣町に逃げたことで間一髪助かったとのことです。

しかし、あと10分余裕があれば、近所で留守番をしていた子供たちを救えたかもしれないと語りました。

一方、封鎖された道路で車中にとどまっていた多くの人々は、三方を火災がどんどん取り囲み、残りの一方には海があるため、渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなってしまった。

今まで不思議に思っていた、海岸沿いの道路でたくさんの車が焼け焦げていた悲惨な光景は、このことだったんですね。あの中で人々が命を落としていったとは。

封鎖に従った人が命を落とした

午後5時20分、マウイ郡はFacebookでラハイナから南へ続く道路が「通行可能になった」と伝えたという。

しかし遅かった。

すでに車の中で死亡していた人がいて、また、逃げようとした人たちは煙に巻かれて黒煙を吸っていたと伝えられています。

生き残ったクエバス・レイエス氏は「渋滞に巻き込まれていたら、暴風雨が来たときに私たちはそこに取り残されていたでしょう。子供たちにも海に飛び込めと言って、生きたまま炎に茹でられるか、煙を吸って車内で炙られて死んでいただろう」と語りました。

”憎まれっ子、世にはばかる”という諺がありますが、まさにルールに従わなかった者だけが生き延び、そして従った者はバカを見ました。

ハワイ州知事は情報封鎖を指示

ハワイ州知事は、情報遮断するようを主張しました。

ハワイ州のジョシュ・グリーン知事は、SNSやインフルエンサーの情報に「耳を貸すな」と言ってます。

「ソーシャル・メディアを使って報道するのは馬鹿げてる。ソーシャルメディアは使うな。」

「インフルエンサー気取りの人たちを当てにするな。」

「スマホから離れろ。タブレットから離れろ。」

州知事さん、なぜSNSを使ってはいけないんですか?まさか何か隠そうとしてるのでは・・・?

今や、真実は彼らから発せられているのです。

バイデン炎上

悲惨な火災から13日後の8月21日にようやくマウイ島を訪れたバイデン大統領は、被災者たちの追悼式典の最中に居眠りをしていたという。↓

そしてバイデン大統領はマウイ島のスピーチで、自分の家のキッチンから火が出たボヤと、この火災を比較したことで、炎上しています。

2004年当時の報道によると、バイデン宅に落雷があり、キッチンに小さなボヤが起こったとのこと。すぐに消防が駆けつけ、20分で消火された。

「私は妻と67年式コルベットと猫を失いかけたのだ」↓


マウイ島火災の死者数は過少申告されている――実際は少なくとも480人(複数の証言)

2023年8月20日

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2023年4月1日
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