バイデン政権に反旗を翻したニューヨーク市長に突然起こったこと――これは報復ではないのか?

The White House, Public domain, via Wikimedia Commons

移民政策によるバイデン政権の支持率低下

まず最初に業務連絡失礼いたします。鑑定お申し込みのW様、メールしたのですが届いていますでしょうか。一度ゴミ箱や迷惑メールフォルダなどご確認ください。

さてバイデン政権に対する評価がダダ下がりになりつつあります。

左派メディアのワシントンポストでさえ、バイデン政権の不法移民受け入れに苦言を呈し始めました。

ここのところ世論調査で、バイデン大統領の支持率がドナルド・トランプ候補にボロ負けしているからでしょう。

ワシントンポストのアーロン・ブレイク記者は、11月20日に発表されたシエナ・カレッジの世論調査におけるニューヨーク州の結果を驚きを持って伝えています。

歴史を見るとかつてニューヨークは激戦州だったようですが、近年はほぼ民主党が支配しており、知りうる限りそれは揺るぎないものでした。

しかし最新の世論調査によると、ニューヨークの民主党支持者の75%が、同州に流入している不法移民について、少なくとも「やや深刻」な問題だと答え、半数近く(47%)が「非常に深刻」な問題だと答えており、つまり民主党の移民政策に不満を持っていることがわかりました。

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長や、イリノイ州のJ.B.プリツカー知事など民主党の政治家でさえ、最近では移民問題に懸念を表明し始め、バイデン政権への風足りが強くなっているのです。

移民政策を批判したニューヨーク市長

ニューヨーク市は「サンクチュアリ・シティ(聖域都市)」宣言をしているため、不法移民を歓迎し、移民に対して寛容な街というのを打ち出しています。これは民主党の掲げる政策です。

そのため南部国境に接するテキサス州などは、聖域都市であるニューヨークなどに不法移民を送り届けてきました。それは勝手に決めているわけではなく、移民に行きたい先のリクエストを聞いての上だという。

しかし送られた方のニューヨークではあまりに人数が多すぎるため、アダムス市長は9月に、移民危機が「ニューヨーク市を破壊する」と警告し、かつバイデン政権に対して「何もしていない」と批判しました。

アダムス市長によれば、移民問題による財政的打撃は「この街のすべてのコミュニティーに影響を与える」といい、「120億ドルの赤字を削減しなければならない。この街のあらゆるサービスが影響を受けることになる」と主張しました。

続けて、バイデン政権からは「この国家的危機に対して何の助けも得られていないし、何の支援も得られていない」と非難しました。

FBIがアダムス市長補佐官の家宅捜索

バイデン政権を批判したことによって、アダムス市長に何が起こったか――。

バイデン政権のFBIは11月1日、アダムス市長の選挙資金調達係長であるブリアンナ・サッグス氏の自宅を家宅捜索し、事情聴取をしたという。

報じられたとこによるとこの捜査は、アダムス市長の2021年市長選挙キャンペーンが、ブルックリンの建設会社やトルコ政府と共謀し、ストロー・ドナーのスキームを通じて外国からの資金を選挙キャンペーンに流したかどうかを調べるものだという。

ストロー・ドナーとは名義貸しの献金者のことで、他人の資金を違法に使って自分の名前で政治献金をする人のことです。例えば外国からの献金が違法だった場合、第三者の米国人の名前を使って献金するようなことです。

サッグス氏は2017年から、当時ブルックリン区長だったアダムス氏の下でインターンとして働き始め、その後補佐官になっています。

アダムス氏のデバイスも押収される

その後FBIは、アダムス市長の携帯電話とiPadを押収しました。少なくとも2台の携帯電話とiPadが押収されたという。

代理人のボイド・ジョンソン弁護士は「(11/6)月曜の夜、FBIはあるイベントの後、市長に接触しました。市長は直ちにFBIの要請に応じ、電子機器を提供した。市長はいかなる不正行為でも告発されておらず、引き続き捜査に協力している。」と声明を発表しました。

数日でアダムス市長の下に返却されたが、FBIは中身のデータをコピーしたと思われる。

これは上に書いたアダムズ氏の2021年選挙運動における汚職疑惑と、トルコ政府との関係の可能性に関連していると報じられています。

アダムス市長はこれまで何度もトルコを訪れているらしく、そのうちの2回はブルックリン区長時代に行っているという。

市長はトルコとの関係について「私たちは、このような国々と交流し、ビジネスを誘致する絶好の機会 だと思ったのです。だからトルコも他の国と同じように、この街に人々を惹きつけたいんだ。その特定の国について特別なことは何もない」と述べています。

さらに性的暴行で提訴

かと思えば今度は、アダムス市長に性的暴行を加えられたと女性が提訴しました。

原告の女性は1993年にニューヨーク市で働いていたとき、「エリック・アダムスから性的暴行を受けた」と主張しています。

マンハッタンの州最高裁判所に提出された3ページにわたる訴状には、被告としてアダムズ氏、ニューヨーク市警交通局、ニューヨーク市警保護者協会の名前が挙げられているという。

訴えで原告側は、裁判と500万ドルの救済を求めています。

これに対してアダムス市長は記者会見で、性的暴行を否定し、その女性に会った覚えはないと述べました。

「絶対にありえない。その人に会った覚えはないし、そんな大それたことをした覚えもない。」↓

まさか報復なのか

もちろんアダムス市長に起こったこれらのことが、バイデン政権による報復かどうかはわかりません。

しかもアダムス市長にも疑われるような素行があったのは事実のようです。

報道によるとアダムス氏はトルコ関連のに80以上のイベントに出席していたという。また過去にトルコ領事館を含む複数の団体から資金提供を受け、トルコを6回以上訪問しているとか。↓

アダムス市長とトルコの関係↓

ただ、アダムス市長が9月にバイデン政権を批判してから、これらの疑惑が一気に降りかかってきたのです。それまでは見逃してもらっていたとしたら・・・

あまりにタイミングがドンピシャすぎると思うのは私だけでしょうか。

仮に、仮にですよ、もしこれが報復だとしたら、他の民主党員に対する警告にもなっているでしょう。「もしバイデン政権を批判したらこういう目に遭うぞ」というね。

だとしたらまるで○国とか○○アとか北○○みたいですが。


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