社員就業規則には抵触、ステマは否定
フジTVの女子アナのステマ疑惑で、外部の弁護士も入れたヒアリング調査の結果「社員就業規則に抵触する行為が見られた」と発表しました。
一方で「ステマには該当しない」との見解は変更していません。
「ステマには該当しない」女性アナ写真投稿でフジ…「社員就業規則に抵触」認めるhttps://t.co/OsQjIP4XjW#カルチャー
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 28, 2021
今後に残る波紋
詳しくないのでいったいどこからからがステマで、どこまでだったらステマじゃないのかの線引きがよく分からないですが、ルールはさておき、視聴者の印象としては今回のことでグレーさを感じた人は少なくないかもしれません。
これで思うのは、ステマであろうがなかろうが、果たして今後、彼女らが真面目な報道や情報を伝えるときに、視聴者は真剣に耳を傾けることができるだろうか、ということです。
つまり彼女らの言葉に信頼が置けるかということです。「おまえがいうな」にならなければいいんですが。
問題はその場で取り繕うことができても、一般の視聴者に将来的に残る疑念を消すことはなかなか容易ではないかもしれません。
過去のイメージという亡霊
これまでの歴史的に、特にフジTVは女子アナウンサーをタレント化しているといわれていました。確かに時代がそういう事を容認してきたという側面はあるわけですが、にしても他局に比べてフジはその傾向が強かったような気がします。
つまるところ視聴者には、そういうフジTVの過去のイメージというか残像があるわけです。その上で今回のようなことがあると、消えかけていたかもしれないイメージを上塗りすることになってしまいます。
もしかしたらフジTVサイドは、そうした過去の「垢の蓄積」を無視して今回の対処に至ったかもしれませんが、どうなんでしょうね。裏側は分かりません。
ただ一つ言えるのは、時代はもうそういうやり方が世の中から受け入れづらくなって来ているということです。
最後に
もし仮に、今回いったん厳粛に対応して、一度リセットするくらいの進取の気性があったとしたら将来的にどうだったんでしょうね。それをやるには相当な覚悟が必要ですが。
ただ無視できなかったのは、目の前の現実問題として、テレビ業界の売り上げが厳しいという現状の中で、目の前を捨てて将来に目を向けるという選択は無理筋だったでしょうね。山羊座時代はそれを捨てられないのです。
さて興味深いことに、フジTVは「看板に傷が付く」的な星回りになってますね。TV局にとって女子アナウンサーは看板的役割でもあります。
まあフジTVは河田町からお台場に移った時期と方位が悪かったため、以前のような繁栄はなかなか苦労を伴うのかもしれないです。
ではこの辺で失礼します。
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