トランプ氏はタリバンに「米国人に何かあったら10倍の報復をする」と警告していた――現在タリバンは一軒一軒回って米国人を捜し回っている

トランプ氏「かつてこれほどまでに屈辱的なことはなかった」

アフガニスタンの悲惨な現況が日に日に伝わってきます。

そんな中トランプ前大統領がFOXニュースのインタビューに答え、バイデン大統領およびアフガニスタンの惨事を非難しました。

トランプ氏はバイデン大統領を”歴史上どの大統領よりも米国に恥をかかせた。1979年にジミー・カーター大統領が起こしたイラン人人質事件を完全に超えている”と語りました。

我が国にとって、これはひどい時です。かつてこれほどまでに屈辱的なことはなかったと思います。

軍事的な敗北か、心理面での敗北か、なんと言えばいいのかわかりませんが、ここで起こったようなことはありませんでした。それは人質事件のジミー・カーターまで遡ります。

アフガニスタン人が輸送機に振り落とされて死亡

またトランプ氏は、なんとか国外に脱出しようとしたアフガニスタン人が、カブールの空港で空軍の輸送機の胴体にしがみつき、離陸した直後に落下して死亡したシーンについて、

昨日、あの大きなモンスター輸送機の事を見ました。人々はとてつもない恐怖のためにアフガニスタンから脱出しようとしていて、機体の横につかまり、そして2,000フィートの高さで飛行機から吹き飛ばされたのです。

あれはベトナムのヘリコプターも吹き飛ばすほど(のパワー)です。あんなのコンテストでも何でもない。これまで見た中で最も屈辱的な瞬間でした。

↓実際の映像(閲覧注意)

それほどまでして国外に脱出したかったというのは、今後起こりうる事態への絶望感からでしょうか。

「もし米国人に何かあったら10倍の報復をする」と伝えていた

トランプ氏は昨年、タリバンとの協議で指導者のムラー・アブドゥル・ガニ・バラダー師に”アメリカ人に危害が加えられたり、承認されていないエリアに過激派が侵入した場合、アメリカ側は10倍の報復をする”と警告していたといいます。

私は前もって彼(バラダー師)に言ったのだ。

もしアメリカ人や他の人に何かあったり、あるいは我々の国に侵入したら、かつてないほどの攻撃力で叩きのめすことになるだろう、その攻撃は君たちが信じられないくらいだ、とね。

しかし今回の制圧で、多くのアメリカ人や西洋人が首都カブールに閉じ込められたことにより、この取引は頓挫したようだと語りました。

またトランプ氏は国外脱出したガーニ大統領のことを信頼していないといい、この政治家は金のために存在していると言っています。

タリバン兵は一軒一軒回って欧米人を捜している

実際、数千人規模のアメリカ人がカブール周辺に閉じ込められている、とワシントンポストの記者が報じています。

アフガニスタンのカブール周辺の状況は悪化の一途をたどっており、唯一の出国手段である空港にさえ行くことが出来ず、バイデンは手遅れになる前に彼らを救出しなければならない、と伝えています。

タリバンの兵士は一軒一軒回って欧米人を捜しているといいます。おそらく人質に取るんでしょうか。

記者いわく、事態を予想できなかったのかを振り返るのは後でいくらでも出来る。今はまず米国民を救出すること、そして米国との約束を守った全てのアフガニスタンの人々を救出することが先決だ、と言っています。

バイデン政権は投げやり

記事によると、米国の大使館員はすでにカブール空港に搬送されたといいます。

しかしまだ数千の米国民が身を隠しており、タリバンに見つかる前に助け出されることを願っている、と伝えています。米国民の家は略奪され、タリバンが住民を恐怖に陥れているのがカブールの至る所で起こっているようです。

そのような逼迫した状況の中、いくつかの米議員が支援に奔走しているものの、バイデン政権は「drop the ball」=投げやりにしている、と訴えているといいます。

何人かの議会スタッフの情報として、カブールにいる米国人が電話連絡を取ろうと殺到しているが、8月18日に米国務省が大使館や空港に来ないよう通達し、以後何の情報も入ってこなくなったといいます。

しかもこの期に及んでバイデン政権は、情報が間違っていたとか、アフガニスタン政府が踏ん張らなかったとか、こうした事態は想定済みだとか、自分たちのミスを棚上げしようと躍起になっている、と記者は言っています。そんな責任のなすりあいは後回しにしろ、と主張しています。

アフガン兵士が降伏後に射殺

またCNNは、降伏したアフガニスタンの部隊員たち22名が、タリバンに射殺される映像を報じました。

これ見るとハンズアップして降伏しているようですが・・・もしかしたらルールなど通じない人たちかもしれません。

すでにワシントンポストやCNNなどの左派メディアでさえ、こうした報道をしているのが事態の深刻さを物語っていますね。

情勢はだいぶカオス化してきたようです。

ではこの辺で失礼します。


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