中国が超音速ミサイル実験か
さすが天体配置を反映してか、いろいろ情報が出ていますが。
そんな中で中国が核搭載可能な超音速ミサイル実験を実施したと報じられています。
Beijing blasts nuke right around globe: China fires hypersonic missile to circle planet in terrifying display of advanced weapons https://t.co/zgCxbFN1v9
— Daily Mail Online (@MailOnline) October 18, 2021
数分以内に地球上のあらゆる場所を攻撃できる
中国は8月に長距離ロケットに極超音速滑空機を搭載し、低軌道で打ち上げたとのことです。地球を一周してターゲットに向かいましたが、ターゲットから20数km外れて着弾したようです。
この情報に対し、米国の情報機関は驚きを隠せないと伝えられています。
このミサイルは最高時速21,000マイル(約33,796km)に達することができ、数分以内に宇宙から地球上のあらゆる場所をターゲットにすることができるため、アラスカに設置されている米国の対弾道ミサイルシステムを打ち負かす可能性があるともいわれています。
119基のミサイル格納庫を建設?
それとは別に、先ごろ中国のシルクロード沿いにある玉門市付近に、119基のミサイル格納庫が建設されているとワシントンポストが報じました。
Analysts at @MIIS used Planet satellite imagery to identify the construction of 119 missile silos near Yumen, China. This discovery could signal substantial growth in China’s nuclear arsenal, currently estimated at 100 ICBMs. Read more in @washingtonpost: https://t.co/1JpGMKb7hH
— Planet (@planet) June 30, 2021
これは玉門市の西から南西に伸びる砂漠地に帯状に並んでいるといいます。
専門家によるとこれらの格納庫は、DF-41という中国のICBMのために作られているとしており、DF-41は9,300マイル(約15,000km)先の目標に到達できるため、米国本土まで届く可能性があるとのこと。
ただしこれはあくまで衛星画像からの専門家の分析であり、実際にミサイル格納庫かどうかは不明です。
台中間の緊張
さて先週、米軍の駆逐艦とカナダ軍のフリゲート艦が台湾海峡を通過したと報じられています。
米・カナダ軍艦、台湾海峡通過 中国反発かhttps://t.co/MUZu3TBWmX
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 17, 2021
米軍のアーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「USSデューイ」と、カナダ軍のフリゲート艦「HMCSウィニペグ」が通過したとのことです。
これに対して中国側は「米国とカナダは結託して挑発し、事態をかく乱して悪質だ」と非難しているといいます。
以前お伝えしたように中国と台湾の緊張が高まっており、台湾外相は「中国との戦争を準備している」と述べています。
気になるのはバイデン大統領の姿勢ですけどね。中国に対してどうなのか。
ではこの辺で失礼します。
追記:中国は超音速ミサイル実験を否定
中国外務省の報道官が、超音速ミサイルの実験報告に異議を唱えました。
宇宙船を再利用する実験をしただけ、との主張です。
HYPERSONIC | JUST A SPACE VEHICLE, CHINA SAYS
China tested a space vehicle in July, not a nuclear-capable hypersonic missile, Beijing said Monday.https://t.co/pSAg262QiS
— Nikkei Asia (@NikkeiAsia) October 18, 2021
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