マックスウェル裁判の検察官
ペルーでM7.5の地震があったようです。まだ地盤にお気をつけください。
さて米現地11月29日よりギレーヌ・マックスウェル氏の裁判が始まります。今後このブログで注目していきたいと思ってます。
この裁判で主任検察官を務める3名の中に、モーリーン・コミー検察官の名前があります。もしかしたらコミーと聞いて何かに気付いた人がいるかもしれません。
モーリーン・コミー検察官は、元FBI長官ジェームズ・コミー氏の娘です。現在32才とのこと。
The lead prosecutor in the Ghislaine Maxwell case is Maurene Comey
She is the daughter of James Comey pic.twitter.com/lMjxUZCxJY
— Jack Posobiec ✝️ (@JackPosobiec) November 28, 2021
ジェームズ・コミー元FBI長官
父親のジェームズ・コミー氏はオバマ大統領によってFBI長官に任命され、トランプ大統領に解任されてます。
FBI長官としてヒラリー・クリントン氏のメール問題と、トランプ氏のロシア共謀疑惑という米国を揺るがす二大疑惑の捜査を担当していました。
ヒラリー氏はメール問題が仇となり、2016年の大統領選挙に敗れたと言われています。これを捜査したジェームズ・コミー氏は恨まれていると言われても仕方がないかもしれません。
しかし選挙に勝ったトランプ氏側にしても、ロシアとの共謀という根も葉もない疑惑を追及され、信用や名誉を傷つけられています。
けっきょく双方から疎まれることになったと言えます。
ジェームズ・コミー氏は辞めた後に回顧録を発売し、1週間で60万部を売り上げています。
モーリーン・コミー氏について
ビジネス・インサイダーによると、娘のモーリーン・コミー氏はこれまでほとんど脚光を浴びたことがないようです。
ハーバードのロースクールを出た後、大手法律事務所Debevoise & Plimptonに勤務し、その後検察官になったとのこと。
現在ギレーヌ・マックスウェル裁判の主任検察官の一人として名を連ね、また以前ジェフリー・エプスタイン訴訟の主任検察官の一人でもありました。
彼女が務めるニューヨーク南部地区の連邦検事局は、全米で最も権威ある検事局の一つであると紹介されています。なぜなら、金融犯罪を始めとして注目度の高い裁判の中心地でもあるからです。
司法取引はない
23日付のニューヨークポストによれば、連邦検事局はまだギレーヌ・マックスウェル氏に司法取引を提案していないとしています。
Still no plea deal for Ghislaine Maxwell, who heads to trial next week https://t.co/9hFVDNvbEB pic.twitter.com/pxtFOK9mE4
— New York Post (@nypost) November 23, 2021
またデーリービーストは、弁護側からも司法取引を持ちかけていないとの弁護士のコメントを伝えており、それはマックスウェル側が無罪を主張しているからのようです。
ビッグネームが出てくることは期待できない
とはいえこの裁判は、ビッグネーム達の名前が挙がる事を期待している多くの人たちにとって、期待外れに終わるかもしれません。
というのも今回の裁判は、1990年代にマックスウェル氏がエプスタインのために4名の性的被害者を調達したという容疑が争点だからです。
またアンドルー王子もこの裁判の対象には入っていません。アンドルー王子を民事で訴えているバージニア・ロバーツ・ジュフレ氏のケースはこれとは別です。
検察側に不利な条件も
マックスウェル氏は当時、4名の女性達を買い物や映画に連れていくなどして、エプスタインに協力していたとして起訴されています。
4名のうち1名は当時14才でした。しかし別のイギリス人女性は当時17才であり、イギリスの法律では16才までが違法だとされているため、弁護側は異議を唱えています。
さらに別のもう一人の当時16才だった女性も、ニューメキシコ州では合法とされているとの情報もあります。
一方検察側は、あの「ブラックブック」の一部を証拠として提出するとされていますが、それはマッサージに関する部分だけのようです。
マックスウェル氏側は名うての弁護団を形成しており、一人はメキシコのカルテルの麻薬王の逮捕に貢献してトゥルー・アメリカン・ヒーロー賞を受賞した元連邦検察官や、マフィアの殺人鬼トーマス・ピテラを追い込んだ元連邦検事など豪華な顔ぶれが揃っているといいます。
巡り合わせ
これまで事あるごとにエプスタイン事件を取り上げてきましたが、とうとうここまで来たかという感じです。このブログでエプスタインとマックスウェル氏を扱ったページ数は、けっこうなボリュームになると思います。私がしつこく取り上げたテーマは、大きな問題になるようです(笑)
思えばマックスウェル氏が逮捕されてから、1年以上が経過しました。当初は7月に裁判が予定されていましたが、諸事情により遅れてこの日を迎えることになりました。
でも個人的には、このタイミングで裁判が設定されたことに、偶然とはいえその巡り合わせに感心すると共に、ホロスコープの不思議さにあらためて恐れ入っています。
彼女は2回目のサターンリターンのあたりで逮捕されたのです。彼女の土星は彼女自身の何かを物語っています。
男性とのつながりで人生を築く
以前も書きましたがマックスウェル氏のホロスコープは、男性とのつながりによって人生を構築することが暗示されています。それがエプスタインだったわけです。
エプスタインと疎遠になってからは、一時期ゲートウェイ・コンピューターの創始者テッド・ウェイト氏とつながりました。ビル・クリントン氏に近づいた時期もあるといわれています。その後実業家のスコット・ボーガルソン氏と一緒になりました。ボーガルソン氏とは結婚しています。
何かあると男性と引っ付くのです。決して一人で独立して人生を切り開こうとすることはないのです。まさにホロスコープの示す通りでした。
しかし彼女の晩年に暗示されているものは何か。その答えがこれから出ようとしています。
今後も情報を取り上げていきます。
ではこの辺で失礼します。
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