メールで解雇通知
報じられていたとおり、イーロン・マスク氏が米現地11月4日にTwitter社従業員の約半数を解雇したようです。社内メールで伝えられたという。
解雇された従業員には給与3ヶ月分の退職金を提供することになるもよう。これはカリフォルニア州の雇用法で規定されている分より50%多いとのこと。最終出社日は4日になり、全てのアクセス権は停止されます。
残った従業員は例外を除いてリモートワークを停止され、オフィスに出勤することが要求されます。
Twitter has begun widespread layoffs as new owner Elon Musk overhauls the company, raising grave concerns about chaos enveloping the social media platform and its ability to fight disinformation just days ahead of the U.S. midterm elections. https://t.co/NYOzdLEYh6
— The Associated Press (@AP) November 5, 2022
1日400万ドル以上の損失
一部の左派メディアは「やり方がひどいー」「残忍だー」と伝えてますが、一方でマスク氏は、ツイッター社が1日400万ドル以上の赤字を出していると述べています。
「Twitterの人員削減については、残念ながら1日400万ドル以上の損失を出している以上、選択の余地はない。退職者には3ヶ月の退職金が支払われたが、これは法律で定められている退職金の50%増です。」
Regarding Twitter’s reduction in force, unfortunately there is no choice when the company is losing over $4M/day.
Everyone exited was offered 3 months of severance, which is 50% more than legally required.
— Elon Musk (@elonmusk) November 4, 2022
1日400万ドルの損失が事実だとしたら、さすがにひどいのでは。今のレートで5億8千万円以上になりますが、これをたった1日でドブに捨ててるってことになります。
しかしまあアグラワルCEOをはじめとする旧経営陣は、こんな事態になるまで対策ができなかったんでしょうかね。まさかそれを放っておいて検閲にいそしんでたとか?
またマスク氏もよくこれを買収したと思います。「お金儲けのために買収したわけではない」と主張してましたが、ホントかもしれません。
広告出稿停止が相次ぐ
ただ実際、今後のTwitterの経営は前途多難になる可能性があります。
というのもマスク氏が買収以来、広告の出稿を見合わせるリベラル系の企業が続々と出ています。また市民活動団体などが広告を停止するよう呼びかけています。
早々と広告出稿を停止した企業は、ゼネラルミルズ、モンデリーズ、ファイザー、アウディ、ゼネラルモーターズなどがあり、今後も増える可能性があります。
まあ左派にしてみればなんでもかんでも右派が憎い、って事になるんでしょうが、やり過ぎは今回のようにより戻されることになります。
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