快進撃を続ける映画『ボヘミアン・ラプソディ』に不穏な空気が流れているね。完成2週間前に降板した監督ブライアン・シンガーに新たに未成年へのセクハラ疑惑が浮上したそうだ。しかも複数。しかも少年。
もともとお騒がせ満載の映画
『ボヘミアン・ラプソディ』は日本でも興行収入が100億円を超えたそうで、新たなファン層を開拓している。音楽ストリーミングサービスでも、Queenの作品は再生回数が1億1千万回を超えたという。
先ごろ行われたゴールデングローブ賞では、最優秀作品賞と主演男優賞の二冠を獲得した。現地2月24日に行われるアカデミー賞でも5部門ノミネートされているが、今回の件でその勢いにちょっと水を差された感じだ。
この作品は当初、脚本予定だったピーター・モーガンが降板しているし、主役のフレディ・マーキュリー役が予定されていたサシャ・バロン・コーエンも降板、そして上に書いたように監督も完成2週間前に降板という、公開前からお騒がせ満載の映画でもあった。
ブライアン・シンガーが降板した理由は「現場に来なくなったため」と言われたが、実際の理由はハッキリしていなかった。シンガーによれば、健康上の問題でアメリカに戻るため休暇がほしいと願い出たというが、20世紀フォックスから拒否された、と批判合戦になっていた。
複数の未成年少年へのセクハラ疑惑
ブライアン・シンガーは1995年の作品『ユージュアル・サスペクツ』で脚光を浴びて、『X-Men』シリーズ等でブレイクしたが、一方で20年近くもセクハラ疑惑があったと言われる。英語版Wikipediaのブライアン・シンガーのページには、いくつかのセクハラ申立てが掲載されている。
【参照】Wikipedia/Bryan Singer(英語版)
今回、the Atlantic誌の調査によると、シンガーによる何名かの少年(当時)へのセクハラ疑惑が取り沙汰されている。1998年に『ゴールデンボーイ(原題:Apt Pupil)』にエキストラ出演した、当時13才のビクター・バルドビノスは、撮影中に何度か性的ハラスメントを受けたという。
その他にも当時14~17才だった複数の男性が、それぞれシンガーからの性的暴行を告発しており、中には亡くなったブラッド・レンフロの名前を挙げた者もいる。
こうした告発を受け、『ボヘミアン・ラプソディ』はGLAAD(Gay & Lesbian Alliance Against Defamation)のメディア・アワードのノミネートを取り下げた。
またQueenのブライアン・メイは、過去にシンガーを擁護するような発言をしたことを謝罪し、SNSでシンガーへのフォローを外した。
これに対してブライアン・シンガー側は弁護士を通じて疑惑を否定している。
ブライアン・シンガーのホロスコープ
ブライアン・シンガーのホロスコープを貼っておく。ただし出生時間は不明。
これ見て思わずシンガーの生い立ちとか知りたくなったのだけど、あまり情報がなかった。ただ養子らしいので、出生時間がわからないのも無理ないか、と思ったが。それにしてもなかなかな配置。
親はその後離婚したらしいが、その時シンガーはだいぶ傷ついたらしくて、確かにその頃の配置を見てみたらかなりハードだったので、そりゃそうだろうと。学校でもちょっと変わった子で、イジメに遭っていたらしい。
そういえばシンガーの出生作となった映画『ユージュアル・サスペクツ』のどんでん返し感も、このホロスコープによく出てるなあと思ってて。ただ、あの映画でアカデミー賞の助演男優賞を獲ったのがケヴィン・スペイシーっていうのが、今となってはよくできた皮肉だわ。
この人は射手座冥王星の頃に暴走しちゃったのかな。今告発されているのは、その頃のことがほとんどなので。
恒星を見ても、アキュレウスとかアルゴルとかゾスマとか、けっこうなのが水星やら火星にパランしてるので、火のないところに煙は立たずなのかなあと思ったりして。
ちなみに現在は「疑惑が出て当然」って感じの配置なので。まあ、弁護団使ってあの手この手やるんだろうけど。
とりあえずアカデミー賞どうなるか。
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