自宅待機中に死亡
昨日も書いたけど、4月19日に太陽が牡牛座に入ってから明らかにコロナ騒ぎもフェーズが変わったと思ってて、しかも23日は新月だった。
そんな中で22日、新型コロナウィルスに感染し軽症と診断されていた埼玉県の50代男性が、自宅待機中に死亡していたことが明らかになった。男性は21日に死亡したようだ。
また同じく埼玉県の70代男性も、自宅待機中に容体が悪化し死亡している。この男性も当初、軽症と診断されていた。
いずれも病院の受け入れ先がない中での悲劇か。今後もこうしたケースは出てくるかもしれない。
4日間様子見は医学的根拠なし?
このような自宅待機中の死亡が報じられた中、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバー、釜萢敏(かまやちさとし)氏が、突然の手のひら返し的な発言をしたことが物議を呼んでいるもよう。
「発熱後、4日間待機ルール」は #尾身茂 #副座長 らが強調していたが、いまになって専門家会議の釜萢氏「行かない人でも4日熱が続くなら是非行ってという意味で言った」と驚きの修正発言。
真面目な人ほど病院行きを我慢する。結局、待機中に悪化し亡くなった方が次々出てきた。いまさらこれはない。 https://t.co/KCEvYvZCxS
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) April 24, 2020
釜萢氏は4月22日に行われた専門家会議で、4日間様子を見るというガイドラインを覆す発言。
この「37.5度以上4日間」というガイドラインは、2月17日付の厚労省の通知によるものらしい。
「37.5度以上 4日間」を決めたのは、2月17日付けの厚労省の通知です。
クラスター対策班でも、日本医師会でもなく、厚労省です。
国民の全員は、この事実を認識すべきです。医学会からは4日以内の重症化の恐れについて、懸念はずっと出ていた。https://t.co/IJeG43au6d— やすたか (@ystk28) April 24, 2020
で結局このガイドラインは、PCR検査のキャパの問題だったと認めている。
新型コロナの「37.5℃以上4日(2日)以上」には医学的根絶がないことが指摘されていましたが、ようやく、専門家会議のメンバーが認めています。
この規定のために重症化した人のことを思えば、悔しいです。「4日(2日)間は自宅で経過観察というのは、PCR検査のキャパシティーとの現実的バランス」 https://t.co/Uw8U8nSSeO pic.twitter.com/5xV1YSJ6R8
— CAN (@canchemistry) March 12, 2020
新型コロナはただ肺炎ではない
またフェーズが変わったことについてもう一つ、新しい医学的な説が出てきている。
世界五大医学雑誌の一つ「The Lancet」が、新型コロナウィルスは呼吸器系に感染するものではなく、全身の血管に感染するものだという説を発表している。
NEW—Endothelial cell infection and endotheliitis in #COVID19. Correspondence from Z Varga, A Flammer, P Steiger, et al
"Here we demonstrate endothelial cell involvement across vascular beds of different organs in a series of patients with COVID-19" https://t.co/KTLQvHH6ZH pic.twitter.com/bPiP8iZKZa
— The Lancet (@TheLancet) April 17, 2020
スイスのチューリッヒ大学のズザナ・ヴァルガ氏らの研究者が、新型コロナウィルスで死亡した人の検死解剖を行った結果、複数の臓器に甚大な損傷が生じているケースが多く見られたという。
その結果、コロナウイルスは肺だけでなく、全身の血管に感染する能力をもっていることがわかりました。死んだ患者の血管内皮に、ウイルス粒子がビッシリとこびりついていたのです。
そのため死者の臓器では末梢の血管が崩壊しており、血液の流出を引き起こし、臓器の壊死を引き起こしていました。
また追加の分析で、高齢者や糖尿病や高血圧、心疾患などにより、既に身体中の血管にダメージを受けている患者ほど、ウイルスによる血管への感染に脆弱であることがわかりました。
つまり新型コロナウィルスはただの肺炎ではなく、全身性血管炎症だということが明らかになったというもの。
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