ついにバー司法長官が辞任
ウィリアム・バー司法長官が12月23日付で辞任するとのこと。後任はジェフリー・ローゼン氏が代行するという。
バー司法長官、23日に退任へ トランプ大統領に書簡で表明 https://t.co/ZiVlpLUrTJ
— ロイター (@ReutersJapan) December 14, 2020
理由が「クリスマスを家族と過ごす」っていう、このご時世になんとものん気なことだが、はたしてこの理由を信じる人がいるのかな。
けっきょくトランプ側だったのか、それともアンチか
バー司法長官は、12月1日のAP通信のインタビューで「選挙結果を変えるほどの大規模な不正は見つかっていない」と発言したが、あわてて司法省が「誤った報道だ。司法長官の言ったことと違う」と声明を出すというドタバタがあった。
その後12月3日にメディアから「バー司法長官を今でも信頼しているか?」と聞かれたトランプ大統領は「数週間後に同じ質問をしてくれ」と答えており、それによってさまざまな憶測が飛んでいた。
その結果がこれか。
本来、司法長官という立場からすれば、今回の選挙のことをしっかり捜査するべきだったんじゃないの?と思ってしまうが、バー氏はなんとものらりくらりして掴みどころのない人物という印象。
結局関わりたくなかったのかもしれないけど、そうなら早く辞めるべきだったような気もするが、どうなんだろうね。
バー司法長官のキャリアとちょっとした疑念
ウィリアム・バー氏は今回二度目の司法長官で、一度目はパパブッシュ政権時代に就任している。もともと大学院時代にCIAに務めており、諜報部門の分析官だったもよう。
1991年に司法長官に就任。
その後民間の弁護士事務所カークランド&エリス社で弁護士を務めている。このカークランド&エリス社出身にはブレット・カバノー最高裁判事、アレクサンダー・アコスタ元労働長官、ジョン・ボルトン元国家安全保障補佐官、そして今回司法長官代理になったジェフリー・ローゼン氏などそうそうたる面々がいる。
ところがカークランド&エリス社は、例の投票機の会社を親会社が買収するときの代理を務めたと言われてる。そのころバー氏はこのカークランド&エリス社に在籍しているというのだ。なんかいろいろあるな。
でも後任のローゼン氏もカークランド&エリス社出身だよね。
ミシガン州で投票機の検査結果が公開
さてその投票機に関して、ミシガン州で分析検査をした結果が公開された。
立ち上がった一人の一般人
アントリム郡という総投票数1万7千ほどの小さな町で、たった一人の一般人がこの選挙結果はおかしい、と立ち上がったという。
というのも、この町は伝統的に共和党支持だったと。それがなぜか民主党が勝ってしまった。郡政府に機器の検査を提案するものの却下された。しかしこの人はそれにひるまず「俺の投票が誰に入ったか知る権利がある」と郡裁判所に提訴、見事に認められた。
フリン氏がホワイトハッカーを送り込むも必死の抵抗にあう
裁判所の判決を受けてこの人は、元大統領補佐官のマイケル・フリン氏に連絡をし、フリン氏はさっそく7名のホワイトハッカーチームを組んでプライベートジェットでアントリム郡に乗り込ませたという。
投票機が保管された郡庁舎を共和党支持者たちが24時間体制で保守していたが、地元の保安官がムリヤリ庁舎に入ろうとしたという。それをなんとか阻止し、無事チームが検査することが出来た。
しかしまだ抵抗があった。ある程度の検査結果が出た時点で公開しようとしたが、そこにミシガン州が検査結果公開差し止めの緊急提訴をした――もうなりふりかまわずだね。
しかし却下され、権利は守られた。
改ざんの記録が発覚
まだ完全に解析は出来ていないとのことだが、すでに分析している部分では他のログは残っていたものの、セキュリティログだけが抹消されていたという。これは通常ありえないとのこと。そして11月21日に何者かがデータ抹消を試みた記録があったとも。
それとUSBを使ってプログラムの更新をしていたことも明らかになった。他にも色々あったようだが・・・
もうドラマだよね。日本版24を超えた!
ぜひ映画化をお願いしたい。
選挙人投票
それと米現地12月14日に選挙人投票があり、梅さんが306票獲得して確定したと主要メディアが報道している。
ただ、これ厳密に言うと確定じゃないのでは。
というのも激戦州(ペンシルベニア、ジョージア、ミシガン、ウィスコンシン、アリゾナ、ネバダ、そしてなぜかニューメキシコ)の7州では
・州知事が認証した選挙人による投票
・共和党の独自選挙人による投票(1960年ケネディ/ニクソン時にハワイ州民主党が前例作ってる)
の2つの選挙人投票があり、つまりダブルスタンダード状態になっている。(上は梅、下は寅)
これが決まるのは上下院の採決だそうだが、今後の裁判の成り行きも関係するだろうし、まだ先がどうなるか目が離せない。もちろん結果によってはひっくり返る事もありえる。
それとバー氏が退任することによって、数々の疑惑の捜査が進むかもしれない。まあローゼン氏がどのような仕事する人なのかわからないけど。
最後に
以前から書いているように今週、木星と土星が水瓶座に入る。
昨日、大きな国のリストが流出したが、おそらくこれは予兆だろうと思う。たぶん今後はリークとか流出が多くなってくるのでは。
それと分断とか離脱とかも目立つようになる気がする。それに伴って各地で集会や決起があるかもね。もちろんこれらは徐々にだろうけど。
それと権力や威力を振り回して人たちは気をつけないと足元すくわれるよ。
あと一応書いておくと、地震は頭の片隅に入れておいた方がいいかも。予言とかではないけど念のため。
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