インドでニパウィルス発生、12才の少年が死亡――新型コロナよりも致死率が高く、治療薬なし

ニパウィルスで12才の少年が死亡

さてインドで「ニパウィルス」に感染した12才の少年が死亡したとニュースになっています。

この少年は9月5日にインドのケララ州の病院でニパウィルスによって死亡、火葬のために搬送されました。

少年は死ぬ前に2つの病院を訪れており、数百名の人と接触しているとみられ、そのうち11名に症状が出ているといいます。

経緯

少年は約1週間前に高熱を出して入院したとのことですが、症状は悪化の一途をたどったためウイルス学研究所に血液サンプルを送ったところ、ニパウィルスの感染が確認されたといいます。

当局は少年との接触者の特定を進め、9月6日までに188名が特定されました。また少年と接触した2名の医療従事者が、ニパ感染の症状を示しているといいます。

当局は少年の自宅から2マイル以内を封鎖し、また隣接する州でもスクリーニングをして警戒を強めています。

ケララ州でニパウィルスが報告超されたのは3年ぶりとのことです。

ニパウィルスについて

ニパウィルスは1999年にマレーシアで発見されており、新型コロナウィルスとは関係ありません。

新型コロナウィルスよりも伝染性は低いと言われていますが、致死率ははるかに高く、米CDCによると推定40~75%の致死率と言われています。

ただ症状は新型コロナウィルスと似ており、発熱・咳・喉の痛み・呼吸困難などがあるようです。

また脳炎や脳浮腫などを起こすケースもあり、この少年がそうでした。もし生き残ったとしても、慢性的なけいれんや精神混乱、そして人格の変化さえあるといいます。

治療薬・ワクチンなし

このウィルスはフルーツコウモリと呼ばれる種が宿主で、そこから動物や果物などを通じて人間に感染する恐れがあるようです。WHOによると、コウモリの尿や唾液などに触れたフルーツや果汁製品から感染するリスクがあるといいます。

ウィルスの潜伏期間は4~14日間で、45日間なんて例も報告されているようです。

INDIA TODAYによるとニパウィルスの性質上、パンデミックになるとコロナウィルスよりも大きな脅威をもたらす可能性があると忠告しています。

なおワクチンはありません。治療薬もないようです。
唯一、対症療法のみです。

最後に

なんとか、拡散されず封じ込めてもらいたいものです。

ではこの辺で失礼します。