「レッツゴー・ブランドン」曲が1位2位独占
アメリカで『Let’s Go Brandon』というタイトルの曲が、iTunesのチャートで1位と2位に入ったとのことです。
JUST IN – Two "Let's Go Brandon" songs occupy the top positions on the iTunes charts in the US now (PopVortex) pic.twitter.com/0g6pOk9YBh
— Disclose.tv (@disclosetv) October 26, 2021
偶然の一致ではありません。
「レッツゴー・ブランドン」は今話題になっているミームの一つであり、これが実際に曲に取り入れられてチャートを独占するのは興味深いことです。
きっかけ
事の発端は、アラバマ州で行われたNASCARのレースの勝利者インタビューでした。
優勝したブランドン・ブラウン選手に、NBCのレポーターのケリー・スタバスト氏がインタビューしているとき、観客からコールが起こりました。
インタビューアーはこのコールを「レッツゴー・ブランドン」だと言ったのです。しかし本当にそのようにコールされていたのかは、実際の動画でわかります。
「F*** ジョー・バイデン」コールを、レポーターが「レッツゴー・ブランドン」だとわざとらしく言い、これが視聴者やネット民たちにとって滑稽に見えたようです。
各地で盛り上がり
その後「レッツゴー・ブランドン」は隠語として異様な盛り上がりを見せ、スポーツやデモ活動などさまざまな場面で使われるようになりました。
ニューヨーク市の枠珍義務化に抗議する消防隊や警察の抗議集会
HAPPENING NOW – Thousands of city workers including FDNY and NYPD are protesting against New York City Mayor's vaccine mandate, chant 'Let's Go Brandon' pic.twitter.com/4sOhDz9qdT
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) October 25, 2021
レッツゴー・ブランドン-Tシャツ
Let's Go Brandon! – Short-Sleeve Unisex T-Shirthttps://t.co/JiIqmQeHSw
— Rebel News (@RebelNewsOnline) October 26, 2021
さらにトランプ氏の政治活動団体「Save America」までも、レッツゴー・ブランドンのTシャツを売っている(寄付目的)ようです。
Trump’s Save America PAC releases limited supply of “Let’s Go Brandon” t-shirts https://t.co/juoc7bUCKb
— Nick Holt (@nickholtpodcast) October 24, 2021
10月21日には共和党のビル・ポージー議員が、議会の発言を「レッツゴー・ブランドン」で締めくくったことが話題になりました。
世論調査:有権者の59%が「適切」
そんな中、トラファルガーグループの世論調査によると、米有権者の過半数が「F*** ジョー・バイデン」や「レッツゴー・ブランドン」を適切な抗議として支持しているとの結果が出ています。
「これらのチャントがバイデン政権に抗議する適切な方法だと思いますか?」というアンケートに対し、どちらも知っていたという人の59%が適切だと答えています。
75.9% of American voters familiar with chants “F–k Joe Biden” and alternate “Let’s Go Brandon” say #LetsGoBrandon is an appropriate way to protest the Biden Administration.
According to @cosproject/@trafalgar_group #poll conducted 10/22-24.
See Report: https://t.co/ffn9BUoqq2 pic.twitter.com/WHJkC2aSnL
— The Trafalgar Group (@trafalgar_group) October 26, 2021
ではこの辺で失礼します。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら