元国家情報長官がロシアゲートに言及
米国のジョン・ラトクリフ元国家情報長官が、ヒラリー陣営側がトランプ氏を陥れようと画策したロシアゲート事件において、さらに多くの起訴があるだろうとの考えを示しました。
This prediction, shared by other allies of Trump, follows the indictment last week against Igor Danchenko, a U.S.-based and Russian-born analyst who was the main source for British ex-spy Christopher Steele's now-discredited dossier. https://t.co/n9QD2Mk8qc
— Washington Examiner (@dcexaminer) November 7, 2021
先日、ロシアゲートの元となった「スティール文書」に情報を提供していたとされる在米ロシア人のイゴール・ダンチェンコ氏が、FBIに虚偽の証言をした疑いで起訴されていますが、その程度では済まないと言うことでしょうか。
ラトクリフ氏の主張には巨大な匂いが漂っています。
ロシア共謀についてすべての情報を確認した
かつて米国の17の情報機関を統括するトップだったラトクリフ氏が言及している事には、それなりの意味がある気がします。
ラトクリフ氏はFOXの「サンデーモーニング・フューチャーズ」に出演し、ロシアゲートを調査しているジョン・ダーラム特別検察官の動向について見解を示しました。
その中でラトクリフ氏は、自身が国家情報長官になった際に「ロシアとの共謀の件についてのすべての情報を確認したい」と言ったとのことです。そこで確認されたのは、もちろんトランプ氏とロシアの共謀は「なかった」ということでした。
しかし機密解除された文書の中には、ヒラリー陣営とロシア人が共謀して作成した書類もあったとのことです。
FBIは知っていた
ラトクリフ氏は国家情報長官だった当時、ダーラム特別検察官の調査を支援するために、まだ機密解除されていない約1,000ページにわたる文書を渡しているといいます。
またイゴール・ダンチェンコ氏がやっていたことについて「重要なのは、ジョン・ブレナン(元CIA長官)自身のメモが関係したと言うこと、そしてFBIがそのことを前もって知っていたと言うことです。」
ヒラリー・クリントンがドナルド・トランプを中傷するために、ロシアとの関係をでっち上げて告発する計画を立てていたという具体的な情報があり、それを情報機関やFBIが知っていて、バラク・オバマ大統領とジョー・バイデン副大統領はその説明を受けていたのです。
多くの起訴が行われるだろう
そしてラトクリフ氏は、情報の改ざんがあったことにも言及しています。
「ジョー・ダーラムが担当する前、スティール文書を調査するはずだったのはピーター・ストルゾック氏(元FBI)でしたが、ストルゾック氏はヒラリー・クリントンに関する部分を削除し、代わりに虚偽とわかっていた資料を入手して利用したのです。」
だからこそ、これらに関連した全員が、いま犯罪に問われる危機に瀕している、とラトクリフ氏は述べました。
「私がダーラムに伝えた情報や、私が見た情報に基づいて、多くの起訴が行われるだろうと思っています」
ちなみにストルゾック氏は、反トランプのメールを送っていたことが発覚し、2018年8月にFBIを解雇されています。
ダーラム氏はぜひ真相を
元国家情報長官からこのような話が出てきました。ぜひダーラム特別検察官には真相を究明してほしいところです。
余計なお世話ながらダーラム氏には、調査が円滑に進むよういろいろ気をつけてもらいたいと思わずにいられません。なにせ栗金団家にかかわった人について、真偽不明の噂がはびこっていますので。
ただ一時期トランプ氏が「ダーラムはどこにいる?」と言っていたほど姿を見せなかったのは、身の安全のためだったかもしれないと邪推ながら思えてきました。
今後の情報に注目しましょう。
ではこの辺で失礼します。
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