ロシアが国連安保理で米国がウクライナで生物兵器開発をしていると主張、ハンター・バイデンの会社が投資していた

ロシアが国連安保理事会で主張

これまでここで取り上げてきた話が、だんだんデカくなってきました。

米国がウクライナに生物学研究所を設置し、国防総省が資金提供して生物兵器を開発していたという疑惑に関して、双方がお互いを「虚偽だ」として非難合戦になっています。

そんな中ロシアが、証拠を提示するために国連安全保障理事会を臨時緊急会合を招集しました。

ロシア側は、米国が数十年にわたって、ウクライナの研究所で致死性のある病原体や生物兵器の開発に携わってきた証拠を発見したと主張しています。

これまでの経緯

当初この件はネットを中心に広がりましたが、USA Today、PolitiFact、MSNなどのメディアが一斉に「ロシアのフェイク情報キャンペーンだ」と否定しました。

しかし米国のビクトリア・ヌーランド国務次官が生物学研究所の存在を認め、「ロシアに支配されることを懸念している」と発言したことで一気に問題が現実化し、波紋を広げています。

左派メディアが一斉否定するようなときはこんなものですかね。

ワシントンポストは2005年8月に、当時上院議員だったバラク・オバマ氏とリチャード・ルーガー議員が交渉役となり、生物学研究所に関してウクライナと米国がパートナーシップに調印したことを報じていました。

また最近になって、在ウクライナ米国大使館のWebサイトから、生物学研究所に関するファイルが突然大量削除されています。

中国は、米国は世界30ヶ国に336もの研究所を持ち、ウクライナに少なくとも26ヶ所あると主張しました。

ロシア側の一連の主張に対して、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は「ロシアの策略だ」と述べています。

ロシア「極めて危険な生物学実験が行われた」

3月11日に行われた国連安全保障理事会の緊急会合でロシアは、米国がウクライナに資金提供してコウモリ・鳥・ノミなどを利用した生物兵器を開発し、致死性の病原体を拡散させようとしたと批判しました。

ロシア国連大使のヴァシリー・ネベンジャ氏は、「ロシア国防省が手に入れた文書がある。それらは、少なくとも30の生物学研究所がウクライナに作られ、合成生物学の助けを借りてペスト・炭疽菌・野兎病・コレラその他の致命的な病気の病原を強化することを目的とした、極めて危険な生物学実験を行ったことを確認した」と述べました。

さらに「この研究は、米国防総省の国立医療情報センターの委託や、国防総省の国防脅威削減局(DTRA)から資金提供を受け、直接監督されている。」と主張しました。

渡り鳥・コウモリ・昆虫などを媒介する研究

またウクライナは渡り鳥・コウモリ・昆虫を経由して病原体をロシアに運ぶ計画を立てているとも主張。「ウクライナは自分の国を生物学的実験室にして、国民をモルモットにすることに同意した」

ネベンジャ氏は証拠とみられる文書を振りかざしながら、研究の一つはH5N1ウィルス(鳥インフルエンザ)を拡散させるために渡り鳥を使う研究をしていた、と主張しました。

別のプロジェクトでは、ペスト・レプトスピラ症・コロナウィルスなどの病原体を広めるためにコウモリを優先的に研究していたと言い、シラミやノミなどを利用する実験も行われていた述べました。

また、第二次世界大戦中に日本が生物学実験を行っていたことを引き合いに出しています。

ロシアはこれらの研究所を確保するために軍事ユニットを配備し、確保する過程において証拠の文書を押収したとしています。

個人的には、先ごろビル・ゲイツ氏が「次のウィルスに気をつけろ」みたいな警告をしたのが、これにつながるのかなとか思ってしまいますが。

米国「そんなものはない」

これに対して米国のリンダ・トーマス=グリーンフィールド国連大使は、偽情報を正当化して、人々を欺く事を試みている、と主張。

「一度だけ言うと、ウクライナは生物兵器プログラムは持っていない」とし、「米国によるウクライナの生物兵器研究所はない。ロシアの国境近くだろうがどこにもない」と言っています。

またロシアは、ロシア自身が行っている違反行為を、他国が行っていると偽って非難してきた実績があると主張しています。

証拠の真偽は別にしてロシアの主張は具体的ですが、米国の主張はサキ報道官も同様ですが「そんなものはどこにもない」という子供じみた理論をゴリ押ししているように思えますが、どうなんでしょう。

またロシアが生物兵器開発を行っているという主張も、具体的な証拠を提示していません。

まあ米国大使館のサイトからファイルを削除したのは事実みたいですし、これらのファイルはすでにネット上にアーカイブされて、誰でも見られる状態になっていますが・・・。

WHOがウクライナに病原体を破壊するよう勧告していた

そんな中、WHOがウクライナに、公衆衛生研究所にある病原体を破壊するよう勧告したことが明らかになりました。

「WHOはウクライナの保健省および他の担当機関に対し、流出の可能性を防ぐために危険性の高い病原菌を破壊するよう、強く勧告した」と述べています。

しかしロイターによると、この勧告がいつ行われたのか、どのような毒性のある病原菌がウクライナの研究所に保管されていたのかについて、WHOは具体的な回答をしていないようです。

またウクライナ大使館の職員も、質問に回答していないといいます。

また新たな事実が出てきてしまいましたが。

ハンター・バイデンの会社が投資していた

物語は続きます。
さらに興味深い情報が出てきてます。

ジョー・バイデン大統領の息子ハンター・バイデンちゃんが経営する投資会社ローズモント・セネカ社が、ウクライナの生物学研究所を設立した企業に投資をしていたことが掘り起こされてます。

右派メディアのゲートウェイ・パンディットがウェイバックマシンを通じて確認したところによると、ローズモント・セネカ社が、ウクライナの生物学研究所を創設したメタビオタ社に投資した事が確認できたとしています。

ローズモント・セネカ社のWebページの投資先に、メタビオタ社の記載があったとのこと。

さらに米国防総省はウクライナに生物学研究所の創設に関して、ブラック&ヴィーチ社の協力を得て資金提供していた事も併せて確認できたとしています。

メタビオタ社は、2018年にブラック&ヴィーチ社との関係を公表したとのことです。

国防総省国防脅威削減局(DTRA)→ブラック&ヴィーチ社→メタビオタ社(下請け)

なお国防総省は9日の上院で、ウクライナに生物学研究所が存在することを認めています。

バイデン政権はウクライナに「米国が資金提供した生物学研究所はない」と主張しましたが、その後撤回しています。

さていろいろあぶり出されてきましたが。
なぜか私がしつこく追いかけるといろいろ広がります。