選挙委員会がヒラリー陣営と民主党に罰金措置、ロシアゲートの資金提供で虚偽の報告

ヒラリー陣営・民主党に罰金

連邦選挙委員会(FEC)が、民主党全国委員会(DNC)およびヒラリー・クリントン2016年大統領選挙キャンペーンに、罰金を科しました。

ちゃんとCNNも報じてます。

これはロシアゲートの元となった「スティール文書」への資金提供について、虚偽の報告をしたとして連邦法に違反したと判断されたものです。

スティール文書とは、2016年大統領選挙においてトランプ候補を貶めようとして、トランプ氏とロシアとの共謀をでっち上げたウソの文書で、イギリスMI6の元諜報員クリストファー・スティール氏が作ったものでした。後にウソ認定されています。

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2021年11月5日

虚偽の報告をした

FECは現地3月29日、DNCとクリントンキャンペーンがフュージョンGPSの情報代として法律事務所パーキンス・コーイに支払った約1024万ドルについて、その理由を隠し、法的サービスとして支払ったとしたため、これを虚偽だとしました。

実際は、DNCが支払った約85万ドル、クリントンキャンペーンが支払った17.5万ドルは、スティール文書を作成するためのフュージョンGPSの調査代として支払われていたようです。

クリントンキャンペーン、DNC

法律事務所パーキンス・コーイ

フュージョンGPS

スティール文書

クリントンキャンペーンとDNCは、自分たちが直接支払ったのは法律事務所パーキンス・コーイのため、「法的アドバイス」のサービス料だとするのは正しいと主張したという。

ヒラリーが法的責任を問われたのは史上初?

これについてFECは、クリントンキャンペーンに8,000ドル、DNCに10万5千ドルの罰金を科しました。

一方クリントンキャンペーンとDNCは違法性を認めていませんが、この裁定には異議を唱えないとし、罰金を受け入れることに同意したとのこと。

さらにFECは、クリストファー・スティール氏、法律事務所パーキンス・コーイ、フュージョンGPSらの訴えも却下しています。

おそらくヒラリー・クリントン氏が法的責任を問われたのはこれが初めてだといわれています。いろいろ評判がある人ですけどねぇ笑。

やることが浅はか

スティール文書は、トランプ氏がロシアのホテルで売○婦と「おし○こプレイ」をした動画テープが存在する、などと低レベルなウソをでっち上げ、トランプ氏の評判を落とそうとしました。中学生かよ。

これはプロジェクト・ベリタスがニューヨークタイムズの記者に潜入取材した中で、記者は「そんなテープは存在しない」と否定しています。

ともかくやることがせこいというか、裏でこういうことをやるのはトランプ人気を恐れていたという証拠のような気がします。おそらく大統領に当選すれば全部隠蔽できると目論んでいたのかもしれないですが、浅はかというかそんなに甘いものではなかったですね。

トランプ氏が早速声明を出しています。

「この腐敗はまだ明らかにされ始めたばかりで、反アメリカであり、二度と起きてはならない。評判を取り戻すにはどこへ行けばいいのか?」

正直、彼らにとって罰金額は大したものではないでしょうが、栗金団や民主党の悪事が法的に明かされたのは興味深い事です。これがトランプ氏がヒラリー氏やDNCを提訴した案件に影響を及ぼすでしょうか。

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