ハンター・バイデンの450GBのデータを復元したというのは巧妙なデマ作戦?――ラップトップを修理した店主が疑問を呈す

戦略国際​​問題研究所, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

450ギガバイトはデマか?

先日書いた記事で、ジャック・マクシー氏という人物がハンター・バイデンのラップトップのハードディスクのコピーから450ギガバイトものデータを復元に成功し、今後公開する予定だという情報を紹介しましたが、これに異議を唱える人物がいます。

ハンター・バイデンのラップトップの削除ファイルを復元した人物、450GBもの秘密データを数週間内に公開か?

2022年4月7日

それは、ハンター氏からラップトップの修理を請け負ったデラウェア州のPC修理店の元店主ジョン・ポール・マック・アイザック氏です。

アイザック氏は現地4月7日にニュースマックスのインタビューに答え、ラップトップのハードディスクの容量が500GBだったといい、すでに300GBのデータが存在したと主張しています。

つまり500GB-300GB=残り200GBで、450GBもあるわけがない、と述べているのです。

ジャック・マクシーは怪しい?

これに関して、ジャック・マクシー氏は怪しいとする説もあります。

THE ILLUSTRATED PRIMERというブログは、マクシー氏はRINO(名ばかりの共和党員)だと主張しています。(このブログ主については下で書きます)

ブログによると、マクシー氏はイェール大学を卒業後、米海軍に入隊、退役後は民主党下院議員(1979-1983)、共和党下院議員(1983-1985)、テキサス州共和党上院議員(1985-2002)を経て、ジャーナリストのフィル・グラハム氏の下で働くようになったと書かれています。

グラハム氏は亡くなったジョン・マケイン共和党議員が大統領選に出馬を表明したときに、アドバイザーを務めた事があるとしています。マケイン議員はRINOと言われていたようですが(本人は否定)、一方でジョー・バイデン氏とは親しい友好関係にあったとしています。

その後ウォール街で働いた後、ジャーナリストとして保守的な活動に入り込み、2018年からスティーブ・バノン氏のポッドキャスト「ウォー・ルーム」に参加しました。

マクシー氏はハンター・バイデンのハードディスクのコピーを入手し、命の危険を感じてスイスに渡り、そこでIT技術者とともに削除されたファイルの復元を行ったとデイリーメールで主張しました。

偽旗作戦か

しかしブログ主は、これが巧妙な「偽旗作戦」だと述べています。

つまり450GBの削除データを復元したといいつつ、その中に捏造したものを混入し、それによってラップトップ自体が「信用できないもの」というレッテルを貼ろうとしているというのです。

この手口はすでに使われているという。

すでに使われていたというのは、おそらく以前にハンター氏のラップトップの画像等がネット上に流出したとき、他からサンプリングされた捏造のものが混じっていたと言われたりしていたので、それの事かもしれません。(有名人などが映り込んでいる写真など)

これを書いているブログ主はジェイコブ・アッペルバウム氏というジャーナリストで、コンピューターセキュリティ研究者でもあると共にハッカーでもあり、ウィキリークスにも関係していたようです。さらにTorの初期プロジェクトのメンバーだったとも。

NSAを暴露したエドワード・スノーデンの極秘文書にアクセスした一人で、アメリカ政府に監視されていた時期もあったとも。現在はドイツに移って米国からの監視の目を逃れているようです。

まだわからない

いずれにしてもまだなんとも言えない感じですね。

ネットでは、復元されたという450GBのデータはアーカイブ(圧縮)されていた可能性もある、と指摘しています。

それとは別に以前、PCから削除されたデータはハードディスク内から完全に消されたわけではなく、単にPCからアクセスできなくなっているだけ、というのをどこかで読んだ記憶があります。ゴミ箱から完全に削除したあとでも。

まあ専門家じゃないので詳しくは知りませんけど。

とりあえず今後の情報を待つしかないかなと。

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