WHOが発表したコロナ死亡率、ロックダウンしなかったスウェーデンは勝ち組だった

対策失敗と言われたスウェーデン、実は勝ち組だった

めくれてきてますかね。

このたびWHO(世界保健機関)が新型コロナウィルスのパンデミックにおける過剰死亡数の推計値を発表しました。

意外なことにスウェーデンは厳しいロックダウン制限を課さなかったにも関わらず、死亡数が低い数値だったことがわかりました。

スウェーデンは集団免疫の獲得を目指すという方針のもと、ロックダウンを実施せず、他のヨーロッパ諸国に比べて軽い制限のみでした。大規模な集会は禁止だったようですが、バーやレストランやカフェには自由に出入りでき、16才以下が通う学校も閉鎖されなかったという。

これに対して他の国はスウェーデンのパンデミック対策を批判していました。ニューヨークタイムズやガーディアンなどのメディアはスウェーデンを叩き、「完全に失敗」などと主張していたもよう。

しかしWHOが発表した過剰死亡の推定値において、スウェーデンがヨーロッパの中でかなり低い死亡数を示しています。

10万人あたりの死亡率

厳しい制限だったドイツは?

WHOはパンデミックによる死亡者数を包括的に調査し、2020年初~2021年末までに194ヶ国で約1,500万人が死亡したと推定しています。この数字はコロナによる直接死だけでなく、病院の不足など他の死因も含まれているもよう。

各国の中でペルーは最も多くの死亡を記録し、10万人あたり437人となっています。続いてブルガリア415人、ボリビア375人、北マケドニア369人、ロシア367人などとなっています。

米国は10万人あたり140人で40番目、イギリスは109人で56番目でした。世界平均は96人です。

中でも厳しいパンデミック制限を実施したドイツは、ロックダウンやワクチンパスポートを導入するなどし、模範的で合理的な国とされていました。

しかし同じヨーロッパ内のイギリス、スペイン、ポルトガルなどよりも数字が悪かったようです。

1年後に私を裁いてくれ

にしてもスウェーデンの死亡率はイギリス・ドイツ・スペインなどに比べて半分でした。

上に書いたようにスウェーデンのパンデミック対策が軽いものだったことに対し、各国やメディアが一斉に批判していました。

これに対してスウェーデンの国家疫学者アンダース・テグネル博士は2020年7月に「1年後に私を裁いてくれ」と述べました。

その結果がこれです。

同調圧力とプロパガンダは今の時代のキーワードです。


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