Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、ワシントンDC司法長官から提訴――ケンブリッジ・アナリティカのスキャンダルで

ザッカーバーグCEO、訴えられる

さすが皆既月食後です。
暗号通貨の大規模詐欺のリークが出てますね。これも山羊座+魚座の典型例です。この時代だからこそ疑わしい利殖には注意が必要なんです。そういえば某芸能人が絡んだ暗号通貨詐欺疑惑もあったんでしたっけ。
教訓:占星術は身を助ける。

さてFacebook(現Meta)のマーク・ザッカーバーグCEOが、ワシントンDCの司法長官から民事提訴されました。

この提訴は大統領選挙があった2016年に、ケンブリッジ・アナリティカ社がFacebookユーザーから不正に個人情報を取得し、選挙を操作しようとしたことにザッカーバーグCEOが個人的に加担した、という容疑です。

この時に個人情報を抜かれたユーザーは5,000万人だとされています。

ケンブリッジ・アナリティカのスキャンダル

ケンブリッジ・アナリティカ・・・久々に聞きました。

この会社は2016年に2つの選挙に影響を与えたと言われています。一つはイギリスのEU離脱国民投票いわゆるブレグジットで、もう一つはトランプ氏が勝った大統領選挙です。

思い起こせば2016年は、その天体配置から「波乱の年」だと何度ここに書いてきたことか――SMAP解散騒動、ベッキー不倫、北朝鮮ミサイル、世界各地で爆破テロetc・・・いろいろありました。

経緯としてはさかのぼって2014年、Facebook上で「無料性格タイプ診断」みたいなクイズアプリが拡散されました。この手の無料アプリに食いつくユーザーはいつの時代も後を絶たないものです。

利用するユーザーは常になぜ無料なのか、企業側に何のメリットがあるか、を考えたいものです。会社はボランティアではないのです。そんなに個人にとって都合の良い話などないです、なぜなら山羊座時代だからです。

ともあれ、さっそくこの「壮大な釣り針」に約27万人のユーザーが簡単に引っかかりました。27万人でいいんです。なぜならそれを起点に、Facebookお得意の紐付いたユーザーたちがいるわけですから。けっきょく計5,000万人が芋づる式に個人情報をぶっこ抜かれました。

一応同意書には「データを収集する」と明示されていたらしいですが、無料に飛びつく人たちはそんなものは気にしませんよね。だって無料でアタシの性格を診断してくるんだものラッキー!が最優先ですから。

けっきょくケンブリッジ・アナリティカ社は、この騒動が元で2018年5月に倒産しています。

詳しくは↓

Facebookがヤバい――株価急落の原因は個人データの不正利用に協力?

2018年3月22日

内部リークにより大騒動に

得られた個人情報はFacebookのみが使用することができ、第三者に共有することは認められていませんでした。

この疑惑をリークしたのは、ケンブリッジ・アナリティカの共同設立者クリストファー・ライリー氏で、当時ニューヨークタイムズ他が報じました。

ワイリー氏は最初このプロジェクトに関わっていたようですが、自らの過ちを正すためにリークしたという。

そして当然この事件は、企業・政治スキャンダルとなって大騒動に発展します。その結果、上に書いたようにケンブリッジ・アナリティカ社は倒産します。

DC司法長官「ザッカーバーグは個人的に関与した」

米現地5月23日にワシントンDCのカール・ラシーン司法長官は、マーク・ザッカーバーグCEOがケンブリッジ・アナリティカのスキャンダルに「個人的に関与」し、2016年の大統領選の操作を「奨励」したとして提訴しました。

「ザッカーバーグ氏は、ケンブリッジ・アナリティカ事件に直接つながるFacebookのユーザーのプライバシーとデータの保護の失敗に個人的に関与していたことが、証拠によって明らかになっています。

この前代未聞のセキュリティ侵害により、数千万人のアメリカ人の個人情報が流出し、ザッカーバーグ氏の方針により、Facebookの不正行為の範囲についてユーザーに誤解を与えるための数年にわたる取り組みが可能になりました。

この訴訟は正当化されるだけでなく、必要なものであり、CEOを含む企業リーダーがその行動に対して責任を負うというメッセージを送るものです。」

なおFacebookは現時点でコメントを出していません。

隠蔽工作も行われた

もともとケンブリッジ・アナリティカ社の訴訟は係争中であり、ラシーン司法長官はそちらの裁判でも被告にザッカーバーグCEOの名前を追加するよう申し立てた事もあるようです。ただこの時は却下されました。

その訴訟のために収集された宣誓供述や内部告発によって、ザッカーバーグCEOの責任を問う証拠が集まったとしています。

また情報の流出に関して、隠蔽工作が行われたと主張しています。

「最も問題なのは、Facebookがケンブリッジ・アナリティカのことを調査し、ユーザーデータにリスクがあると判断したにもかかわらず、Facebook(およびザッカーバーグ個人)の利益を損なう可能性があったため、それを止めるのではなく、その懸念を隠蔽することを選択したことです。」

今回のようにザッカーバーグCEO個人に対して責任を問う事は、極めて異例だと言われています。

Facebookは2019年に個人情報流出で、連邦取引委員会(FTC)から過去最高額の50億ドルの罰金を科されています。しかし一部の批判者達は、この金額では少なすぎるとして、ザッカーバーグ本人に訴訟を起こすべきだと非難していました。

ザッカーバーグ世代

ザッカーバーグCEOのように彼の世代って、お金に縁がある人も割といると思うけど、今後は天体的にちょっと状況が変わるかもしれないですよね。

暗号通貨詐欺で名前の挙がってる某氏もこの世代みたいだし。

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2023年4月1日
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