TikTokの内部文書が流出
これも内部から流出した情報です。
米Gizmodoが入手したTikTok社内文書によると、TikTokは意図的にアプリと中国共産党とのつながりを強調しないよう、スタッフに指示していたことが明らかになりました。
文書ではTikTok広報チームが中国共産党とのつながりを聞かれた際に、「大したものではない」というように矮小化して答えるよう具体的に指示されていたという。
わざわざ指示するっていうことは、大したことがあるっていう裏返しですかね?
Inside TikTok's Attempts to ‘Downplay the China Association’ https://t.co/nrW8MosZel pic.twitter.com/Eu6tiMSEZc
— Gizmodo (@Gizmodo) July 27, 2022
文書の指示
文書ではTikTokと
・運営会社バイトダンス社との関係
・中国との関係
・AIとの関係
について強調しないよう、指示されているとのこと。
たしかにTikTokは「バイトダンス社」がリリースしていると言うことを知っているユーザーは少ないと思いますし、中国と関係しているのを知っている人も少ないかもしれません。
さらに「このアプリは13才以上のユーザーが対象」を強調しろ、と指示しています。これは課金に親の決済を使っているのでは?、という質問をかわすための手法だと言われています。
FCCはアプリストアから削除を要請
以前このブログで取り上げましたが、TikTokが米国ユーザーの個人情報を取得している疑惑が浮上しています。
それによると、エンジニアがユーザーのデータにアクセスしている事を複数のスタッフが認めている事が確認されたという。
その時の記事↓
これについて6月に連邦通信委員会(FCC)は、個人情報漏洩の危険があるため、AppleとGoogleに対してストアからTikTokアプリを削除するよう要請しています。
一方、TikTok側は「我々は中国政府とユーザーデータを共有したことはなく、今後もしないし、求められてもしない」としています。
トランプ政権とバイデン政権の対応の違い
前にも書きましたがトランプ政権時代、安全上の懸念からTikTokをアプリストアから削除する大統領令が出されています。
しかしTikTok側は大統領令撤回を求めて提訴し、ずるずると期限が延長されているうちにバイデン政権に交代してしまい、事実上棚上げ状態になりました。中国に対して強硬な姿勢を取っていたトランプ政権と違い、バイデン政権は中国に対する規制を緩めています。
今回流出した文書では、「多くのアプリがデータを収集していますが、私たちは他の多くのアプリと同等か、それ以下です」と答えるようマニュアル化しているという。
またこの文書は10名ほどのスタッフによって編集されていることも分かっているという。
日本では
日本ではその後対処しているのか分かりません。
以前博報堂が行った調査によると、日本のTikTokユーザーの平均年齢は34才で、毎年上昇しているという。またアプリ内の支出にも積極的だとのこと。
米国で懸念されていることは日本でも同じ懸念があるのでは。
TikTokのホロスコープ見ましたが・・・
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