ペロシ下院議長がついに台湾上陸、中国は激怒、第三次世界大戦を引き起こすのかと議論に

ペロシ下院議長、台湾を訪問

ついにナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問しました。

台北市のシンボル的タワー「TAIPEI 101」はLEDで歓迎ぶりを示しました。

米国の下院議長と言えば大統領継承順位第2位で、もしバイデン、ハリスに何かあった場合にペロシが大統領になると言うことです。ちなみに上院議長は副大統領が兼ねています。

つまり米国で3番目に政治的地位の高い人が台湾を訪問したということであり、米下院議長の台湾訪問は1997年のニュート・ギングリッチ氏以来、25年ぶりとのこと。

おそらく今回の台湾訪問は歴史の1ページになるでしょうが、どう評価されるかは後に判断されることになるでしょう。

世界で数十万人が見守っていた

8月2日夜、ペロシ氏が乗ったと思われる飛行機=コールサイン「SPAR19」がマレーシアのクアラルンプールから出発し、どこに向かっているのか、世界数十万人が息をのんでフライトレーダーを見守りました。

代表的な追跡サイト「フライトレーダー24」には前例のない人数がアクセスし、サーバーがダウンしました。私はすぐ別の追跡サイトに移動しましたが、フライトレーダー24には最終的に70万人以上がアクセスしていたと発表されています。

マレーシアを飛び立ったSPAR19は最初は東に向かい、「台湾じゃなくグアムに向かっているのでは」「囮作戦か」「ペロシはもう一機のSPAR20に乗っているのでは」「南シナ海を避けたか」など、さまざまな憶測が飛び交いました。

しかしインドネシア北部あたりで急に北上し始め、その延長線上に台湾がありました。

正直、わくわくしながら見ていました。

情報はネットで選択する時代

ちなみにこれを追跡しながら、情報は完全にネットの時代になったなと感じました。

TVや新聞で一方的に垂れ流されている情報は、メディア側が選んで切り取りや編集した、いわば色のついた情報が届けられます。それを黙って受け取る時代はもはや時代遅れになりつつあり、むしろ自分で取りに行くものになっていると思えました。

私が以前から書いている、情報のアンテナを磨けとはそういうことです。もしそれを放棄してしまうと、自分を守れない時代になっていくかもしれません。なぜなら次は風の時代だからです。

すでにこの台湾訪問は「WW III」つまり第三次世界大戦を引き起こすのか、という議論になっています。検索すれば分かりますが、それほど重要視されているということでしょう。

蔡英文総統と会談

明けた3日、ペロシ氏は蔡英文総統と会談し「米国が台湾を放棄しないことを明確に伝えるために来た」と述べました。

蔡英文総統は「この重要なタイミングで台湾に確固たる支持を示す具体的な行動をしてくれた」と述べました。

また「軍事的脅威に直面しても、台湾は引き下がることはない」と述べ、「私たちは国家の主権をしっかりと守り、民主主義のための防衛線を維持し続けるでしょう」と語りました。

中国は激怒「代償を払うことになる」

一方で中国はペロシ氏の台湾訪問に激怒しており、ニコラス・バーンズ米国大使が到着した日の夜遅くに中国外務省に呼び出されたという。

「代償を払うことになる」

謝鳳外務次官は「この動きは極めて悪質であり、その結果は極めて深刻である」と述べ、「中国は黙って見過ごすことはできない」とコメントしています。

現在中国の人民解放軍は厳戒態勢にあり、水曜から台湾周辺の海域で軍事演習を開始する計画を発表しました。

「火遊びをする者は、火で滅びる」

さっそく4日木曜~6日土曜にかけて、台湾周辺で実弾演習をおこなうと発表していますが、一部ネット民はペロシが帰ってから演習するのか、と中国を揶揄する声も見られます。

ホワイトハウスの反応は

ホワイトハウスの反応はどうでしょう。

ジョン・カービー国家安全保障報道官は、中国の脅威に脅かされるつもりはないと述べ、ペロシ氏の訪問が危機や紛争を進展させる理由はない、とコメントしています。

「我々は台湾を支持し続け、自由で開かれたインド太平洋地区を守り、北京とのコミュニケーションを維持する」「米国は妨害行為に関与しない」

また中国が台湾に対して経済制裁を行う可能性があるといい。米中関係への影響は今後の北京の行動次第だ、と言っています。

バイデン政権の中途半端な態度

ただ以前ブリンケン国務長官は「台湾の独立は支持しない」と述べていました。

また、このタイミングで都合よくコロナ再発しているバイデン大統領は、ペロシ氏の台湾訪問について「良い考えではない」とコメントしていました。

バイデン氏は7月29日にコロナ再発したものの「症状はない」とツイートしましたが、最新の情報によると咳が出始めたと言われています。

しかしこの問題から逃げるかのように、ジャストなタイミングでコロナ再発しているのは非常に興味深いです。

一方、ミッチ・マコーネル共和党リーダーをはじめとする共和党上院議員26名が、ペロシ氏の台湾訪問を支持する声明を出しています。

トランプ政権は明らかに対中政策において毅然とした態度でしたが、バイデン政権は何かうやむやで中途半端な気がしないでもない。

そんなバイデン政権の態度を、ロシアもアフガニスタン(タリバン)も見ていたのでは。そして今後も世界は見ています。

いずれにしてもどんどん山羊座の終わりっぽく動乱の時代になっていますね。今後世界情勢はどうなるか。

ペロシ夫は罪状認否へ

余談ですがペロシ米下院議長の夫、ポール・ペロシ氏は現地3日に罪状認否を受ける予定です。

ポール氏は5月28日にパーティーに参加した後、カリフォルニア州でポルシェを運転している際にジープに衝突し、相手にケガをさせています。飲酒検査で0.82%の血中アルコール濃度が検出されました。

警察によるとその時ポール氏は足下が不安定で、言葉も不明瞭で、息は酒臭かった、と報告しています。

またこの時ポール氏は警察に「11-99財団」のカードを提示したという。「11-99財団」は警察を支援している団体で、警官の子供達に奨学金を提供しているようです。だから見逃してもらえるとでも思っていたんですかね。

しかしその場でポール氏はがっつり拘束され、ナパ郡刑務所に移送されました。

ちなみに事故の相手男性は、事故後に右上腕、右肩、首に痛みを感じ始め、頭痛があると訴えているという。

ポール氏は16才の時に兄が死亡する事故を起こしています。当時ポール氏が兄デビッド氏を乗せて運転していた車が宙返りし、逆さまになる事故を起こしました。デビッド氏は病院に運ばれましたが死亡しました。

また2011年にも信号無視やセンターラインオーバーで2度検挙されています。

せっかく妻が話題になってるのに足引っ張ってますね。

インサイダー情報でお金儲けてると言われてるんだから、運転手雇えばいいのに。


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