米最高裁がアリゾナ州の選挙法を支持、今後他の州にも影響――民主党は焦って対抗策か?

最高裁がアリゾナ州を支持

米連邦最高裁が、アリゾナ州の選挙法改正に違法性はない、と判断を下したことが話題になっています。

これは2016年にアリゾナ州が選挙法を改正し

・地区外の投票
・第三者が投票を集める(バロット・ハーベスティング)

を禁止したことについて、民主党側が「差別だー」「マイノリティの選挙機会が失われるー」と、いつもの理屈で廃止を訴えて提訴していたものです。

9名からなる最高裁判事の判決は、6-3でアリゾナ州を支持しました。6名は保守系の判事です。

ジョージア州裁判に影響

今回の最高裁の判断は、現在司法省がジョージア州の改正選挙法(SB 202)を提訴している裁判に大きな影響を与えると言われています。

ジョージア州は先ごろ、投票にIDの提示を義務づける法案SB 202を可決し、ブライアン・ケンプ州知事が署名し成立しています。これは不正を防ぎ、正しい選挙が行われることを目的としています。

これに対してメリック・ガーランド司法長官が、ジョージア州を提訴することを発表しました。SB 202は、有権者の平等を損なうという主張です。

なぜ国の機関がID規制に反対するのかよくわかりませんが、ともかく差別がー、マイノリティがー、という理屈です。

ただIDは、米国民なら誰でも無料で取得できるのです。れっきとした米国民なら。

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今後の影響

しかし今回の最高裁の判断により、司法省の主張が通らない可能性が出てきました。最高裁の判断は、もちろん下部の裁判所にも影響を与えるでしょう。

さらに、今後起こるかもしれない他の州の選挙法改正にも、一定の基準が設けられたということにもなります。

民主党はHR1法案など選挙法を変えようとしています。さらにコートパッキングで最高裁判事の数を増やそうともしています。

個人的な感想ですが、今回の最高裁判断はコートパッキングに対する保守派判事の警告なのでは。(民主党がコートパッキングを主張し始めてから、最高裁の流れが変わったような気がしてます)

すでに民主党は対抗策か

また最高裁判断を受けて、民主党は投票をイージーにするための法案作りを急ピッチで進め始めたと報じられています。民主党チャック・シューマー上院院内総務は「直ちに行動を起こすべきだ」と述べたといいます。

それはこのままだと次は勝てないという焦りですかね?

しかし最高裁判事がアリゾナ州を支持したというのは意外というか、ちょっとしたハプニングでもあり、保守派にとってポジティブな兆しでしょうね。

ではこの辺で失礼します。

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