トランプを起訴した不倫検事ファニ・ウィリス、マジで失脚するかもしれない件

ジョージア州フルトン郡裁判所/Warren LeMay from Cincinnati, OH, United States, CC0, via Wikimedia Commons

不倫検事ウィリスの公聴会が開かれる

今日はメディアが騒いでいます。

2023年8月にドナルド・トランプ氏を含む19名を起訴したジョージア州のファニ・ウィリス地方検事の公聴会が2月15日に行われたからです。

この件のトランプ氏の起訴についてはこちら↓

トランプ、ジョージア州でも起訴――検察は大失態をやらかす

2023年8月15日

この裁判に向けて準備が進められる中、以前お伝えしたようにウィリス検事の不倫スキャンダルが勃発しました。これがただの不倫ではなかったのです。

ウィリス検事はトランプ訴追のために3人の特別検察官を任命しましたが、その中に自分の不倫相手=ネイサン・ウェイド弁護士がいたことがバレたのです。

それだけでなく、任命した不倫相手に法外な報酬を与え、それを自分たちで楽しむという税金チューチューをやっていたと告発されている。↓

トランプを起訴した検事、大スキャンダルで失脚の可能性が浮上

2024年1月18日

この審問では、ウィリス検事とウェイド特別検察官の間に「関係が存在したかどうか、その関係が恋愛的か非恋愛的か、その関係がいつ成立したか、そしてその関係が続いているかどうか」が焦点となり、「その関係の結果として現れた個人的利益の存在とその程度」が問題だという。

解任を求める

上の記事で書いたように、不倫スキャンダルを告発したのはトランプ起訴の共同被告の一人マイケル・ローマン氏で、ウィリス検事の不適切な不倫関係をネタに解任を求めました。

ローマン氏は、2人が一緒に豪華なクルーズ旅行をしたり贅沢に過ごしたといい、その代金はウェイド氏が特別検察官の報酬で支払ったと主張しています。ウェイド氏は特別検察官として65万ドル(約1億円)の報酬を得ていたという。

その後トランプ共同被告の約半数がこの申し立てに参加し、ウィリス検事をこの訴訟から失脚させることを求めています。

ウィリス検事は2021年11月1日にネイサン・ウェイド弁護士を特別検察官に任命しましたが、ウェイド氏はその翌日に妻との離婚を申請しています。つまり任命された時点ではまだ婚姻中だった。

ウィリス検事はウェイド氏との交際を認めたものの、不適切の申し立ては根拠がなく、事件とは無関係だと主張しているもよう。一緒に旅行はしたが、費用は折半だったと主張していました。

ウィリスは失脚するだろう

しかしローマン氏がその関係を示す証拠を裁判所に提出した直後、ジョージア州議会はウィリス検事による不正行為の可能性について調査を開始しました。

そんな中で15日に公聴会が開催され、ウィリス検事、ウェイド氏、証人らが証言しました。

まだ第1日目が終わっただけですが、左派メディアのMSNBCの法律アナリストでさえ「彼女は失脚するだろう」と述べています。

「これは壮大で前代未聞のことだ。フォニ・ウィリスが法廷に嘘をついたと思われる方向に事態が進むなら、彼女にとってゲームオーバーだ」↓

ウィリスの友人の証言

ウィリスの大学時代の友人であるロビン・ヤーティ氏は、2人の交際について証言しました。

ヤーティー氏は、2人は2019年に交際を始めたと主張し、トランプを起訴する前から恋愛関係にあったことは「間違いない」と法廷に語りました。

ウェイド氏は交際は離婚申請後の2022年の初めに始まったと述べており、食い違っている。

ヤーティー氏は、ウィリス検事から直接ウェイド氏との恋愛関係を知らされたと述べました。

ヤーティー氏は1990年代に大学生だった時代からウィリス検事と友人だったというが、その関係はすでに終わったという。

ヤーティー氏と友人関係だったことはウィリス検事も認めており、法定書類の中で述べているとのこと。

ロビン・ヤーティー氏↓

不倫相手ネイサン・ウェイドの証言

ウェイド氏の結婚生活は「2015年に取り返しのつかない形で破綻した」と証言し、妻は離婚に同意したが、子供たちがまだ学校に通っていたため、離婚を保留したと述べました。

ウィリス検事との関係は「2022年初頭」に始まったと答え、2022年3月頃に特別検察官に任命されたと述べました。

旅行についての質問で、ウェイド氏は2022年と2023年にウィリス検事と旅行したことは覚えているが、2021年の旅行は「思い出せない」と述べた。

その費用については「折半していた」と語りました。

ウェイド氏が旅行を予約し、ウィリス検事が払い戻しをしてくれると述べましたが、記録を求めると「現金なので記録はない」と回答しました。

またウィリス検事は立場上バレるとまずいので、通常はウェイド氏の名前で予約を取ったという。さらに顔バレする危険があるため、地元ではなく遠くまで行ってランチをしたと言った。

「彼女と一夜を共にした。旅行中に」↓

ファニ・ウィリス検事の証言

ウィリス検事は、ウェイド氏と初めて休暇を共にしたのは2022年4月で、彼の誕生日の少し後にテネシー州に行った博物館旅行だったと語りました。

「二人が付き合い始めたのはちょうどその頃だった。22年ごろだったと記憶しています。」

精算に使った現金の記録について聞かれたウィリス検事は、いつも父親から少なくとも給料の6ヶ月分の現金を家に置いておくように注意されてきたといい、その時によって500~15,000ドルを家に置いていると述べた。

また個人記録を提出することに異議を唱え「非常に押しつけがましい」と述べ、「私は裁判にかけられているわけではない」

ウェイド氏とは2020年以来の友人で、指導者であり、個人的な同僚であった述べ、恋愛関係はトランプ氏を起訴する前の2023年の6月か7月に終了したと述べた。

ウェイド氏がウィリス検事の家を訪問したのはいつかとの質問には声を荒げて「嘘だ!ノー、ノー、ノー」と取り乱した。

いったん裁判官が休憩を指示し、再開後に「2019年、彼は一度も私の家に来なかった。2020年、彼は一度も私の家に来なかった」と述べた。

「嘘だ!ノー、ノー、ノー」↓

フルトン郡には話していない

またウィリス検事はウェイド氏に現金を渡したのはごくわずかだといい「おそらく4回」だと言った。

その額は最も少くなくて2500ドル程度、最高では2万5000ドルだったと説明した。そして「事実を証明するには、一人の証人の証言で十分です」と述べ、「私が嘘をついていると言いたいのですか?そう言いたいのですか?」と食ってかかった。

またウェイド氏との関係は、フルトン群委員会や事務所には話していないと述べた。

しかしこのような関係を公表しなければならないというフルトン郡の規則を知っているかどうか聞かれると、ウィリス検事は「知らない」と答えた。

いや2500ドルにしろ2万5000ドルにしろ、「わずか」ではないと思うんですけどね。

この公聴会は翌2月16日にも行われるといい、マカフィー判事は「明日は判決を下さない」と述べました。

「私の希望としては、明日には証拠調べを終えて、そこから判断したい」

ちなみにジョージア州で宣誓の下に嘘をつくと、最高で禁固10年の刑罰が科せられるとのこと。

裁判の行方

この裁判には、なんとしてでも大統領選挙前にトランプ氏を有罪にしたいという民主党・およびバイデン司法省の狙いがあります。

しかし、もしウィリス検事が失脚すると、州は新しい検察官を任命する必要があるため、おそらく裁判は延期せざるを得なくなり、それには数ヶ月かかるという。つまり大統領選挙には間に合わなくなる。

また新たに任命された検察官は、トランプ氏に対する告発を続行するか、取り下げるかを判断することになるという。

さらに、もしトランプ氏が大統領に選ばれたら、大統領免責特権があるため在任中は裁判は進められないのだとか。

もしくは、大統領には最終手段「自分自身への恩赦」というウルトラCが使えるかもしれない。

トランプ氏は他にも刑事起訴を抱えており、なかなか厳しい状況に晒されています。


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