イーロン・マスク対オーストラリア、バトルが勃発――言論の自由をめぐって

イーロン・マスク/(U.S. Air Force photo by Trevor cokley), Public domain, via Wikimedia Commons

イーロン・マスクがオーストラリアとバトル

ジョー・ローガン氏とタッカー・カールソン氏の対談動画はたった3日で600万回再生に迫る勢いですね。さすが人気者同士です。YoutubeからBANされそうな暴露もありますが。

さて「言論の自由」を巡って、イーロン・マスク氏とオーストラリア政府の間でバトルが勃発しています。

マスク氏は先ごろ、ブラジルのデ・モラエス最高裁判事が徹底的な言論弾圧を行っているとして、ブラジルとも対決が明らかになっています。

「ツイッターファイル・ブラジル」――ブラジルは徹底的な言論弾圧を行っているとイーロン・マスクが暴露

2024年4月7日

今回の対立は、ある動画の差止め命令に関するものです。

オーストラリア当局がXに投稿された動画コンテンツを非表示にするよう命令したのに対し、Xはオーストラリア国内で閲覧できないように処置しました。

しかしオーストラリア当局は、グローバル(全世界)で差し止めろと要求しているのです。

https://apnews.com/article/australia-elon-musk-church-stabbing-bishop-sydney-c8df3c8e905bdfe6b672faaa2ecc54f3

司教襲撃事件

4月13日、オーストラリアのシドニーにあるショッピングモールで、ナイフを持った男が次々と人を刺し、6人が死亡するという凄惨な事件が起こったのは日本でも多く報じられたので、ご存じの方は多いと思います。

その2日後の15日にも、シドニー郊外の教会で説教中の司教が16歳の少年に刺されるという刺傷事件が起こっていますが、こちらも知っているという日本人は案外少ないのではないか。

この事件はたまたまライブ配信されていたためネットで拡散され、私も多く目にしました。当時かなりバズっていました。

幸いなことに、襲われたマール・マリ・エマニュエル司教は病院に運ばれましたが無事であり、その後SNSに投稿された音声の中で「この行為をした者を許す」と述べたのです。さすが聖職者。

「そして、私はいつもあなたのために祈ります。そして、あなたを遣わした者が誰であれ、イエスの力ある御名によって、彼らをも赦します」

さらに司教は「元気にしている」といい、「心配したり、心配したりする必要はない」と付け加えました。

オーストラリア当局は動画削除を命令

問題なのは、司教が刺された時の動画です。

4月16日にオーストラリアのeSafety委員会のコミッショナーであるジュリー・インマン・グラント氏が、同国のオンライン安全法の権限に基づき、SNS企業に対し、24時間以内にこの動画を削除するよう命じました。

「これは本当に破壊的なコンテンツであり、目にすることができず、深刻な感情的、精神的、心理的ダメージを与える。1分1秒を争うこのコンテンツは、アップされればされるほど、再共有されればされるほど、その速度とバイラリティは増すばかりである。」
※virality=炎上

これに対しMetaは迅速に対応し、Google、マイクロソフト、Snap、Tiktokなどもこれに準じたという。

しかしXは少し異なる対処をしました。

ジオブロック

Xは、オーストラリア国内に限定した閲覧停止(ジオブロック)をしました。

さらにXはeSafetyに対し「世界中を制限する権限はない」と述べ、法的措置を示唆しました。

「Xは、自国の管轄区域内で法律を執行する国の権利を尊重するが、eSafetyコミッショナーには、Xのユーザーが世界中で見ることができるコンテンツを決定する権限はない。我々は、この違法で危険なアプローチに法廷で断固として異議を申し立てる。」

そしてグローバルな禁止は、言論の自由を侵していると述べた。

「グローバル禁止命令は、自由で開かれたインターネットの原則に反し、あらゆる場所で言論の自由を脅かすものだ。」

イーロン・マスク「オーストラリアの検閲委員は、グローバルなコンテンツ禁止を要求している!」↓

裁判所は2日間の差止め命令

eSafety委員会はオンライン安全法を遵守するにはジオブロックだけでは不十分だとし、Xは法律を遵守していないとしてこの問題を法廷に持ち込んでいます。

ジオブロックはVPNで回避することができるためです。

4月22日、裁判所はXに対し、全世界のユーザーから動画コンテンツを隠すよう、2日間の仮差し止め命令を下しました。

インマン・グラント氏は、Xが全世界からコンテンツを削除しなければ、1日あたり785,000豪ドル(505,854米ドル)の罰金を課すと脅しているといい、Xは法的対抗を保留しているという。

しかし実際にはeSafety委員会に罰金を支払わせる権限はないらしく、以前Xに科した罰金も支払われていないようです。

アルバネーゼ首相「Xは異常だ」

オーストラリアの多くの政治家たちは、Xが世界的にコンテンツをブロックすることを拒否していることに批判的です。

中にはイーロン・マスクを「投獄させるべきだ」と過激なことを言う議員もいる。

同国のアンソニー・アルバネーゼ首相は、他のSNS企業はeSafety委員会の指示に従ったが、Xは従わなかったといい、「自分たちの言い分を主張しようとしているのは異常だと思う」と述べました。

それに対してマスク氏は「このプラットフォームが唯一の真実であることを国民に知らせてくれた首相に、この場を借りて感謝したい」と皮肉交じりに述べています。

世界的な禁止はバカげている

オーストラリアの言論の自由連合「Free Speech Union of Australia」は、裁判所が出した2日間の差し止め命令について、「適切な反論の権利もなくXを待ち伏せしているケースだ」と懸念を表明しました。

これは、eSafety委員会のオフィスが、法の支配を尊重したり、模範的な訴訟代理人として行動するのではなく、駆け引きしているように見えるパターンの一部である。

他国でアクセスできるものを検閲しようとする試みは、彼女のオフィスとオーストラリアの評判をさらに落とすことになるだろう。

オーストラリア国内での禁止ではなく、世界規模での禁止を求めるという彼女の提案は、法的には合理的とは言えない。またどのような禁止措置も、わが国の憲法が規定し、オンライン安全法の下で干渉することを許されていない。政治的コミュニケーションの暗黙の自由と整合性があるとは思えない。

マスク氏は2022年にツイッター社(現X)を440億ドルで買収しましたが、金儲けのためではなく「言論の自由を守るためだ」と述べました。

実際マスク氏は買収後にツイッターファイルを公開し、米政府が圧力をかけてユーザーの言論を検閲していたことを明らかにしました。

イーロン・マスク「一つの国が全世界を検閲しようとするのは馬鹿げてる」

イーロンはわかってる

オーストラリアの主張はいかにもグローバリスト的なものです。世界中で禁止しろとはいかがなものか。というのもこの司教を襲撃をしたのはイスラム主義者である事がわかっています。彼は取り押さえられた後、ニヤニヤ笑っていた。

そもそもオーストラリアにしろニュージーランドにしろ、左派グローバリストに浸食されすぎている印象です。

今パレスチナがああいう状態で、左翼はイスラム教徒に悪者のイメージをつけるわけにはいかない。パレスチナはあくまでユダヤ人にジェノサイドを受けている可哀想な存在なのだと。

だから左翼に浸食されたオーストラリア政府は、全世界であの動画を削除しろと言っている。イスラム教徒の犯行だと世間に知られてはまずいからです。そしてイーロン・マスクは言うことを聞かない反逆者なのだとレッテルを貼る。

イーロンは、そんなこと百も承知でオーストラリア政府に反発しているのだと思う。いや悪いやつは悪いんだと。

同じような例は2023年7月27日に起こった、テネシー州ナッシュビルのキリスト教学校銃乱射事件です。

犯人はトランスジェンダーのオードリー・ヘイルだった。ヘイルは白人キリスト教徒に憎悪を抱いていたのは明白で、犯行を細かく計画したマニュフェストを持っていたが、警察もFBIも今だにそのマニュフェストを公開しようとしないばかりか、拒否している。

つまり左翼がプッシュしているトランスジェンダーを、なんとしてでも悪者にするわけにはいかないからだ。左翼にすればトランスジェンダーは「差別を受けてきた可哀想な存在」で、だからこそ擁護されるべきとされている。それがDEIというイデオロギーになった。

日本でLGBT法案がなぜあんなに急いで可決されたのか?

日本政府も左翼に浸食されているということです。なぜならコオロギ食が推進され、CO2削減が推進され、ワクチンが推進されている。

これを陰謀論と思うのならそれはそれで構いませんが、ではコオロギは食うんですか?ワクチンはこれからも打つんですか?

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2023年4月1日
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