FTX創業者、アルゼンチン逃亡を否定も、ドバイに逃げる計画か?――さらにハッキングで顧客の数億ドルが紛失

アルゼンチン逃亡は否定

中間選挙で上院は民主党が勝ち取りました。このままインフレも進み世界は変わらないですかね。そして米国は分断が一層進むのでは。

さて昨日に引き続きFTX破綻に関する情報です。FTXは世界最大クラスの仮想通貨取引所と言われていました。

米国における今年最大の倒産と言われている仮想通貨取引所FTXの破綻ですが、昨日、創設者でありCEOだったSBFことサム・バンクマン=フリード氏が、本社のあるバハマから「アルゼンチンに向かっている」とフライトレーダー24がツイートしました。

ネットでは「逃げたか?」と騒然となりましたが、その後ロイター通信の問いに対しフリード氏本人は否定し、「バハマにいる」とテキストメッセージを返信したとのこと。

そもそもアルゼンチンは米国と身柄引渡条約を結んでいるとのことで、逃亡するには適当ではないと言われています。

こちらも参考に↓

FTX破綻騒動、その経緯とサム・バンクマン=フリードCEOについてわかっていること、大谷選手もとばっちり?

2022年11月12日

ドバイ逃亡を計画?

一方、彼らはドバイに逃亡を図っているとの情報もあります。

コインテレグラフによると、現在フリード氏、共同創業者のゲイリー・ワン氏、エンジニアリングディレクターのニシャッド・シン氏はバハマにおり、当局の監視下にあると伝えています。

記事では匿名関係者の話として、上の3人とフリード氏の彼女と言われるアラメダ・リサーチのキャロライン・エリソンCEOを含めた4人が、米国との引渡条約を結んでいないドバイに逃れる方法を模索しているという。

エリソン氏は現在香港にいるとのことです。香港は以前FTXの本社があった場所です。

ハッキングで数億ドルが紛失

昨日お伝えしたようにFTXは、米現地11月11日にデラウェア州の裁判所に破産申請を提出しました。

しかしその数時間後の同日深夜、同社の口座に不正アクセスがあったようです。FTXの顧問弁護士であるライン・ミラー氏が声明を出しています。

「広く報道されているように、特定の資産に対する不正アクセスが発生しました。」

取引と出金機能を削除しており、確認できる限りの仮想通貨を新しい「管理用コールドウォレット」に移していると述べています。

直前の24時間に6億5900万ドルが流出

この不正アクセスについて、シンガポールの分析会社ナンセンが発表したところによると、直前の24時間に6億5900万ドルが流出したという。

また分析会社エリプティック社は、4億7700万ドル(約652億円)が盗難されたと推定し、さらに1億8600万ドルがFTXの口座から移動しているが、後者はFTXがストレージに移した可能性があるとしています。

エリプティックのトム・ロビンソン氏によると、取引パターンが過去の窃盗事件と非常に似ているといい、盗まれた資金は「分散型取引所で素早く交換される」とのこと。

果たして外部からハッキングされたのか、内部の者が盗んだのかは今のところわかっていません。専門家やアナリスト達は、内部犯行の可能性もあると推測しています。

ウクライナ経由→民主党への迂回流出マネロン疑惑も

他にも、FTXの仮想通貨がウクライナ支援の名目で集められ、その資金が民主党に流れているとのマネロン疑惑も出ています。

サム・バンクマン=フリード氏は、ジョージ・ソロスに続いて民主党2番目の献金者だとのことです。

昨日の記事でフリード氏のホロスコープには破綻が示されていると書いたんだけど、一方でこの人は何か裏がある暗示もありますね。

それに加えておそらくですが、ズルい手を使う可能性も示唆されています。大谷翔平選手やトム・ブレイディやステファン・カリーなどを使って宣伝するのもその現れの一つだと思うけど、つまり要領よく利を得ようとするわけです。

いずれにしても個人的にはこの問題は皆既月食付近で起こっているので、まだまだ波紋を呼ぶと思ってます。


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