Amazonが従業員1万人をレイオフと報じられる
Twitter、Facebook、ディズニーなどに続き、米Amazonも人員削減すると報じられています。
ニューヨークタイムズは関係者の話として、Amazonは早ければ今週から従業員1万人の解雇を始めると伝えています。これは同社設立以来、最大の人員削減になりそうです。
ただし総解雇数についてはまだ流動的としています。
これに先駆けて、9月にはいくつかのチームで採用を凍結しており、10月には小売部門で1万人以上の募集を停止していたという。そして2週間前には、全社的な採用活動を数カ月間凍結しました。
Breaking News: Amazon plans to lay off approximately 10,000 people starting as soon as this week, in what would be the largest cuts in the company’s history. https://t.co/YP89YdPQV2
— The New York Times (@nytimes) November 14, 2022
Alexaなどのデバイス部門で赤字
Amazonは音声アシスタントに力を入れ、Alexa(アレクサ)やEcho(エコー)などのデバイスを最優先として2017~2018年にかけてエンジニアを2倍の1万人に増やしたという。
Alexa対応デバイスは数億台販売されているようですが、利益率が低く、音声ショッピング市場もそれほど浸透していないとのこと。
2018年にはAlexaとEchoが約50億ドルの損失を出したと言われています。
今回削減されるのは、Alexaなどのデバイス部門、小売部門、人事部門に集中すると伝えられています。
ベゾスCEOは財産のほとんどを寄付すると明言
一方、世界第4位の富豪であるAmazon創業者のジェフ・ベゾスCEOは、財産のほとんどを慈善団体に寄付すると述べています。
ベゾス氏は米現地11月12日にCNNのインタビューで、財産のほとんどを気候変動対策と人類の統一に使うと語りました。ちなみに先週末の時点で総資産およそ1240億ドルといわれ、その資産のほとんどがAmazonの株式です。
Exclusive: Jeff Bezos tells CNN that he'll give away the majority of his $124 billion net worth during his lifetime, the first time he's made such a promise. https://t.co/br4nQKVR3n pic.twitter.com/puR4MFOAAo
— CNN International (@cnni) November 14, 2022
ベゾス氏は最近、カントリーミュージック界のレジェンドのドリー・パートン氏に1億ドルを贈っています。ただしプレゼントしたわけではなく、この1億ドルを慈善団体に分配するためです。
「この1億ドルの賞は、多くの人々を助けるために大いに活用されることでしょう」
We’ve just announced a new Courage and Civility award recipient — @DollyParton, who leads with her heart, and will put this $100 million award to great use helping so many people. She joins prior awardees, @VanJones68 and @Chefjoseandres. Congrats, Dolly! pic.twitter.com/dzTuoGVp3G
— Jeff Bezos (@JeffBezos) November 12, 2022
人件費には使わない?
っていうか資産のほとんどを寄付するつもりなら、なぜ人員削減するのか個人的には疑問です。
そりゃ慈善事業もご立派な考えですが、目の前の自分の社員の生活を守るのも立派なことでは?って思ってしまいますがどうなんでしょうね。
あ、それだとあれに反するのか。
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