ハンターの元盟友デボン・アーチャーが議会で証言「バイデンブランドを売った」

デボン・アーチャーが証言

共和党のマジョリー・テイラー・グリーン下院議員によると、議会で証言するハンター・バイデンのビジネスパートナーはまだいるという。次は誰?ボブリンスキー?

そんなわけで、かねてから予定されていた通り、ハンター・バイデンのかつての盟友、デボン・アーチャー氏が現地7月31日に下院監視委員会の公聴会で証言しました。

アーチャー氏は、バイデン家が当時「アメリカ副大統領」という肩書きを使って、海外に便宜を図る見返りに、賄賂を受け取っていたという汚職疑惑について証言しました。

その中でジョー・バイデンの関わり、特にウクライナのの天然資源会社ブリスマとの関係について証言しています。

ハンター・バイデンの戦友

先日もここで書いたようにアーチャー氏は、ハンター氏やもう一人の盟友クリストファー・ハインツ氏(ケチャップのハインツ家の子息)と共にローズモント・セネカ・パートナーズやそのほかの会社を作り、行動を共にしてきました。

さらにブリスマではハンター氏と一緒に取締役にも就任していた、いわば「戦友」といえます。詳細↓

下院議長「バイデンを弾劾するつもりだ!」――ハンターの元パートナーが議会で証言へ

2023年7月25日

しかしアーチャー氏はその後、先住民族であるオグララ・スー族への詐欺容疑で2016年に起訴され、有罪判決を受けて禁固366日の実刑と賠償を命じられていました。

先週末、司法省が証言を阻止するためアーチャー氏を拘束しようとした、なんて話が出ましたが、どうやらこれに絡んで出頭日を調整する目的で司法省がアーチャー氏の弁護士に連絡を取っていたようです。

アーチャーの証言内容

さておき、この公聴会は非公開で行われましたが、主催した監視委員会がアーチャー氏の証言をまとめていますので紹介しておきます。

  • ジョー・バイデンが副大統領だった頃、彼はハンター・バイデンが海外の仕事仲間と行った夕食会に 父親が20回以上、直接あるいはスピーカーフォンで参加した。
  • デボン・アーチャーは、ハンター・バイデンをブリスマの取締役に加える価値は”ブランド”であると証言し、ジョー・バイデン副大統領(当時)がブランドであり、20回の電話はそのブランドを売るためであったことを確認した。
  • デボン・アーチャーは「この”ブランド”がついていなければ、ブリズマは廃業していただろう」と認めている。バイデン家が関与していたからこそ、人々は合法的にブリスマに手を出すことを躊躇したのだ。
  • 2015年12月、ブリスマのオーナーであるミコラ・ズロチェフスキーとブリズマの重役ヴァディム・ポジャルスキーは、 ウクライナの検事長ヴィクトル・ショーキンに関して、ワシントンDCから助けを得られるよう、ハンター・バイデンに絶え間ないプレッシャーをかけた。ショーキンは汚職でブリスマを捜査していた。
  • ハンター・バイデンは、ズロチェフスキーとポジャルスキーとともに、この件について話し合うためにワシントンDCに電話した。ハンター・バイデン、ズロチェフスキー、ポジャルスキーは電話をかけるためにその場を離れた。これはハンター・バイデンが外国代理人登録法に違反していたことを懸念させる。
  • ジョー・バイデンは、パリではフランスのエネルギー会社と、中国ではBHRのCEOであるジョナサン・リーと夕食を共にした。当時のバイデン副大統領は、北京でリーとコーヒーを飲み、リーの娘のために大学の推薦状まで書いた。
  • アーチャーは、ジョー・バイデンがハンター・バイデンから「マイ・ガイ」と呼ばれていたことを確認した。
  • 2014年、バイデン副大統領(当時)はワシントンDCのカフェ・ミラノで、ハンターとその関係者とのビジネスディナーに出席した。注目すべきことに、バイデン政権の公的制裁にはバトゥリーナは含まれていない。

(※バトゥリーナ・・・ユーリー・ルシコフ元モスクワ市長の妻イェレナ・バトゥリーナのこと。イェレナ・バトゥリーナは最後のカフェ・ミラノのディナーに参加していた。バトゥリーナは350万ドルをハンターに関連のあるローズモント・セネカ・ソーントンに電信送金している)

以上の証言は、ほぼ今まで報じられていたことであり特に新しいものはありませんが、実際にハンター氏と一緒に行動していたビジネスパートナーが「議会で証言した」というのが大きな意味を持つのでしょう。

バイデン大統領は嘘をついていた

バイデン大統領はこれまで、「息子のビジネスについては知らない」「息子とビジネスについて話したことはない」「これっぽっちも証拠はない」などと否定してきました。(証拠動画↓)

しかし今回のアーチャー氏の証言が事実であれば、バイデン氏は少なくとも20回以上はスピーカーフォンなどで海外のビジネス相手と話していたといい、嘘をついていたことになります。

このアーチャー証言に対する左派メディアの報じ方は、さすがに苦しいものとなっています。

CNNは、「ハンター・バイデンがジョー・バイデンへのアクセスという”幻想”を売った」と誤魔化しています。

でも実際にショーキン検事長はジョー・バイデンの圧力によって解任されてるのはバイデン本人が言ってますし、それによってブリスマから金銭を得ているのもすでに確認済みですが、そこは棚に上げちゃうんだなと。

有権者の6割「バイデンは海外取引を隠蔽している」

まあ左派メディアが必死に擁護しようがしまいが、すでに世論調査で米国有権者の60%が、バイデンが「海外取引を隠蔽しようとしている」と回答しています。

これはRasmussen Reportが7月31日に発表したもので、「ジョー・バイデン大統領が、息子ハンターの外国とのビジネス取引への関与を隠すために、違法な隠蔽工作に加担している可能性はどの程度あるか」と尋ねています。

「非常に高い」が45%で、「やや高い」が15%でした。ただし回答期間は7月26日~30日までなので、今回のアーチャー証言の前に行われたものです。

イェレナ・バトゥリーナについて

証言の最後に出てきたイェレナ・バトゥリーナ氏について取り上げておきましょう。

上にも書いたようにバトゥリーナ氏は元モスクワ市長のユーリー・ルシコフ氏の未亡人で、自ら会社を経営していた億万長者です。ちなみに夫のルシコフ氏は汚職によって市長を解任され、2019年に亡くなっています。

彼女の会社インテコはプラスチックと建設の巨大企業で、バトゥリーナ氏は当時ロシアで最も裕福な女性と言われていました。フォーブスによれば彼女の純資産は14億ドルだという。

バトゥリーナ氏は2014年2月14日に、ハンター氏が関係するローズモント・セネカ・ソーントンに「コンサルタント契約」として350万ドルを送金しています。この送金は、米財務省に「疑わしい活動」としてSAR報告されています。

これ以外にもバトゥリーナ氏は2012年時点で、すでにローズモント・リアルティと投資契約を結び、テキサス州、コロラド州、アラバマ州、ニューメキシコ州、オクラホマ州の7つのオフィスビル購入に4000万ドルを投じていたと報じられています。

ローズモント・リアルティは不動産会社で、こちらもハンター氏とアーチャー氏が関係している会社です。

まあハッキリ言えるのは、ハンター・バイデンは世界中で怪しいことやっていたということですね。そしてそのほとんどが山羊座時代に行われています。

(プーチンの隣がバトゥリーナ氏↓)


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