バイデン政権は圧力をかけて武漢研究所流出説を検閲させた――新たな「Facebookファイル」公開

Simon Steinberger, CC0, via Wikimedia Commons

バイデン政権は研究所流出説を検閲した

新型コロナウイルスCOVID-19は、「中国の武漢ウィルス研究所から漏れ出した」とする説がますます有力になりつつあります。

なぜならCOVID-19ウィルスを媒介したとされる中間宿主の動物が未だに見つかっていない。これまでセンザンコウだのタヌキだのいろいろな仮説が浮上しましたが、そのたびに消えていきました。

一方で武漢ウィルス研究所が元凶だとする議論はますます信頼性を帯びてきています。FBIやDOE(エネルギー省)など米政府機関は「その可能性が高い」と報告しています。

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2023年2月27日

しかし、もし武漢ウィルス研究所から漏れ出したとして、ウィルスを作ったのは中国だけではありません。米国も加担していました。

これまで何度も書いてきたように、NIH(米国立衛生研究所)を初めとする米政府機関が、エコヘルス・アライアンスというニューヨークの非営利団体を通じてその資金を提供していたのです。

さらにノースカロライナ大学のラルフ・バリック博士なども、武漢ウィルス研究所の石正麗博士と連携してコロナウィルスの機能獲得研究をしていたことが明らかになっています。

そしてこのたびバイデン政権が、武漢ウィルス研究所から流出した説をネットで検閲し、ブロックするようFacebookに圧力をかけていた証拠が暴露されました。すべてはグルでした。

下院司法委員会の委員長である共和党のジム・ジョーダン議員は「Facebookファイル・パート6」を公開し、バイデン政権とFacebook幹部とのやりとりを明かしました。

「Facebookファイル・パート6/バイデン・ホワイトハウスによる研究所流出説の検閲」↓

Facebookはスケープゴートにされている

まずジョーダン議員は、2021年7月16日にFacebook社のマーク・ザッカーバーグCEOから、シェリル・サンドバーグ、ニック・クレッグ、ジョエル・カプラン(当時同社の最高幹部)へ送ったテキストメッセージを紹介しました。(敬称略)

その中でザッカーバーグは幹部らに尋ねている。「”ホワイトハウスが研究所流出説を検閲するようFacebookに圧力をかけてきた”と世界に伝えることができるかな?」

というのもその日の朝、バイデンが「Facebookが人々を殺している」と非難したため、同社は憤慨していたという。

これに対して幹部のニック・クレッグは、「この24時間のホワイトハウスの行動は、非常に冷笑的で不誠実だった。私は週末にホワイトハウスと話をしようとしている。チームは今、外科医総長と会っているところだが、その総長のチームは内々に、我々(Facebook)はまともな仕事をしていると言っている。腹立たしい」と書いています。

一方シェリル・サンドバーグは「ホワイトハウスがワクチン接種数を達成できなかったため、スケープゴートにされている」と述べています。

ザッカーバーグは、「我々は他のプラットフォームに比べ、より誤報との戦いを続けてきたのに」といい、「これは最悪のスケープゴートだ」と嘆いている。

※ちなみに「誤報」とは、政府側に反するものを誤報としているだけの左派の常套手段です。

権力の圧力に屈した

同社はバイデン政権との話し合いにより、2021年2月以来、研究所流出説を検閲してきたとのこと。

2021年6月4日の差出人不明のメールでは、FacebookがCOVID-19研究所流出説をどのように検閲したかを説明しています。それによると検閲には、コンテンツが虚偽であると主張するラベル付け、ファクトチェック、コンテンツ配信の削減などが含まれています。

こうした研究所流出説のコンテンツは、2020年5月から2021年2月にかけて検閲が行われ、2021年5月に入っても続いたという。

そして2021年5月下旬になって、ついにFacebookは研究所流出説に関するコンテンツの削除を中止したとのこと。

Facebookの社員が、そもそもなぜ研究所流出説を検閲したのかを尋ねた際に、ザッカーバーグは

「政権の圧力に屈して自分の基準を妥協すると、後で後悔することが多いと思い知らされたようだ」

彼はバイデン政権に屈したことを後悔しているようでした。

やるべきではなかった

また2021年7月に、ニック・クレッグという社員が「なぜ5月以前に、COVID-19を人為的なものだとする主張を削除していたのか、その理由は?」と質問した。

これに対して「我々は政権やその他からもっとやるように圧力を受けていたし、それは多くのパッケージの一部だった」といい、

「複数のファクトチェッカーが虚偽としたものを、我々は評価をしていないにもかかわらず削除した。それはすべきではなかった」と返信されています。

最後にジム・ジョーダン議員は、「これらの文書が政府による強制が表現の自由に与える影響を示している」といい、

「Facebookは、ホワイトハウスが検閲を望んでいることは知っていたが、何をどの程度検閲するのかは正確には知らなかった」と述べています。

言論の自由の侵犯

一連のジム・ジョーダン議員のファイル公開に、イーロン・マスク氏は「憲法修正第1条違反の決定的な証拠だ」と投稿しました。

いずれにしてもこれまで公開されてきた「ツイッターファイル」「Youtubeファイル」「Amazonファイル」などで明らかになったことは、検閲とはプラットフォーム側が自主的に始めたものではなく、すべてバイデン政権が圧力をかけて強制的に”検閲させていた”ことを示していました。

むしろプラットフォーム企業は最初それに抵抗していますが、政権側の強引な圧力に屈してしまい、従わざるを得なくなっていった事が示されました。

これは政府による言論の自由の侵害ではないのか。だとすれば独裁政権のやることであり、民主主義の崩壊です。

ただ以前公開されたFacebookファイルでは、むしろ積極的に検閲に協力していたことがわかっていますし、それからするとザッカーバーグは日和見的なのかもしれません。

ツイッターだけじゃない。今度は「Facebookファイル」が公開――「CDCの圧力」について

2023年1月20日

メディアの信頼性

同じようなことが日本のネットの言論にも用いられているかはわかりませんが、少なくとも反ワクチンなどは「陰謀論者」として批判されてきたのは事実です。

そうした批判投稿を裏で誰がやっているかはわかりませんし、もしかしたら一文字いくらのお金が発生しているかもしれないけどそれもまったくわかりません。

しかし今になり、「陰謀論」と言ってきた奴らの方が、逆に陰謀に加担していることがわかった。

一方で日本の主流メディアにしても、ほぼほぼワクチンのネガティブな面を報じてきませんでした。世界中の研究者からさまざまなエビデンスに基づいた論文が出ているにも関わらず。

しかも天下のNHKは「ニュースウオッチ9」で、遺族がワクチンで死亡したと主張しているのに、COVID-19感染で死んだと歪曲して報じた。明らかに恣意的にやったように思える。

こうした日本の主流メディア様の傾向は、誰かに言論統制されていたのか、忖度してきたのか、それとも自主規制してきたのかはわかりません。またそうした言論統制に何らかの予算が使われていたのか、広告スポンサー問題などがあるのかもわかりません。

ただ、少なくともワクチンの安全性に懸念があることを報じなかったのは、メディアとしての立場に疑問を感じざるを得ない。視聴者である国民を裏切っているからです。もちろん勇敢にも伝えたメディアはありますが、ごくごく少数の独立メディアでした。

いずれにしても太平洋戦争における「大本営発表」以来続いてきた、企業メディアのダークサイドであります。それはジャニーズ問題でも同じだった。

こういうことをしているからメディアはどんどん信用を失う。欧米の主流メディアと同じ道を歩んでいます。

ただしこれからは水瓶座時代に入るので、これまで王道だった主流メディアは低迷していき、独立系メディアが台頭してくる可能性があります。それは一部の週刊誌系に現れ始めている。


※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。

ホロスコープ・実例サンプルリーディング動画

2023年4月1日
※山羊座時代から水瓶座時代へと変わる過渡期です。今後、世の中の流れが変わっていきます。 そんな中で自分のホロスコープはどうなのか、鑑定・ご相談など受け賜っております。
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