少年革命家・ゆたぼん
ここのところ、小学生ユーチューバーが話題。
「少年革命家・ゆたぼん」という名前で活動している10才の少年だ。
これについては、早くも「令和」のホロスコープの現象が出てるじゃん、とか思ってるんだけど。
まそれはいいとして、ゆたぼんは現在沖縄在住で、学校に行くのを拒否している不登校児だという。学校に行かなくなったきっかけは、小学3年生の時に宿題を拒否したところ、休み時間や放課後にやることを強制されたことに不満を抱いたことだという。
そして周りの生徒たちが、先生や親の言うことを何でも「ハイハイ」と受け入れて、まるでロボットのように見えたため、自分も同じようなロボットになってしまうかもしれない、と思ったとか。さらに、イジメにあっていた友人が「死にたい」などと口にしたこともあったりして、学校に行くのを止めたようだ。
ゆたぼんは自身のチャンネルで「不登校は不幸じゃない」「学校へ行きたくなければ行かなくていい」「ロボットになるな」などと訴える動画を配信している。
ただ、「8才で初めてビットコインを買ってみた」など仮想通貨についても語っているみたいで、さすがに小学生の発想とは思えず、その背後には父親の影響が指摘されてもいる。
ゆたぼんのホロスコープ
ネットの情報によって、ゆたぼんのホロスコープを見てみたが、確かにこれだと水星に極端さが見られる。水星は派手にアピールする射手座29度の可能性が高いが、出生時間不明のため断言はできない。
批判は多いが占星術的な観点からすれば、10才という年齢ながら、しっかりホロスコープの特性を自分で使っているかもしれなくて、その点については興味深いと思ってる。いいか悪いかは別にして。
またゆたぼんの木星には、いまトランジットの冥王星が重なっていて、ある意味で普通の平均的な小学生から格上げされるようなタイミングでもある。だから注目されるのだろう。それは本人のゴリ押しとも言えるが。
しかしいかんせん、今は彼のホロスコープに対してトランジットの影響がハードである。今後どうなっていくのか見守りたいと思う。
主体性を殺すのか個性を活かすのか
いずれにしても、普通この年齢といえば、学校とか環境にハマって主体性を奪われ受動的に生きている子供がほとんどだと思う。また、それを是とするのが義務教育でもある。しかし彼は自分の生まれ持った個性を使い、主体的人生を選択しているような気がしないでもない。(父親の影響はわからないが)
それで思い出したが、タモリ氏は幼少時代、幼稚園を「自分には向かない」と入園拒否をしたそうだ。これもあとでホロスコープを見ると、興味深いことだったりする。生まれ持ったエネルギーを自分で使いきってしまうか、あるいはそれをしなかったがために環境から影響を受けてしまうか、それは当人の選択的行動次第とも言える。
ただ結果論で言えば、タモリ氏はご存知の通り、ユニークな存在として芸能界で唯一無二の存在を確立するに至った。趣味に生きる粋人でもある。幼稚園に行っていたらどうだったのだろうか?
もちろんタモリ氏の場合は幼稚園で、小学校とはわけが違う。でもここではその差を論じているわけではなくて、選択的人生についてのことである。むろん、タモリ氏が幼稚園の年齢で自分の人生について考えたわけでもあるまいが、それを容認する周囲の大人の姿勢も関わるだろう。
今後到来する時代
今後、会社や組織に属して、その庇護のもとに生計を成り立てていくのが怪しい時代になってきている。トヨタは日本企業初の年間売上30兆円を記録したが、それでも「終身雇用は難しい」と言ってる。日産自動車は2022年までに4800人以上の従業員削減を発表した。各メガバンクもかつてない規模でリストラを計画している。一方でZOZOは、2000人のアルバイトを募集した。応募が殺到したと言うが、あくまでアルバイトだ。
また外国人労働者を受け入れ、雇用状況がますますわからなくなっていく。AI化が進み、人間の仕事を侵食していく時代が来る。それがゆたぼんの言う「ロボット」なのか。
今の「けしからん」論調は、山羊座の冥王星の事象でもある。ただ、その冥王星は2024年に水瓶座に入ってしまうと、おそらく他の価値観に取って代わる。その時代に、何が求められるのか。
社会にハマって生きるのか、個性を選択するのか。
これからの世代はなかなか難しい。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら