Facebookサゲが止まらない。
以前書いたケンブリッジ・アナリティカ社によるFacebook利用者の個人情報流出問題で、情報が流出したユーザーは当初約5000万人としていたところ、約8700万人に上方修正されたという。また一方で、日本でも被害者がかなりいるみたいだ。問題となった性格診断アプリをダウンロードしたユーザーから、芋づる式に日本のユーザー10万人の情報が流出した可能性があるという。
日本人も10万人の情報流出?
FBによると、問題のきっかけとなったアプリをインストールした会員の友人で、主に日本でFBを利用していたのは最大で10万948人に上るという。日本で直接アプリをインストールしたのは104人だった。
【出典元】日本で10万人の情報流出か-不正利用問題でフェイスブック/共同通信
もちろん今回の問題で、ユーザー自身に悪気がなかったのは間違いないだろう。ただ、Facebookの「人と人とのつながり」っていうシステムを考えると、言い方は悪いけど、結果的に「知り合いを売った」ような印象もあるので、非常に後味が悪いものだ。
中にはもともとFacebookなどに全く興味なかった人が、誘われてしぶしぶ始めた人もいるだろうし、そういう人の情報も流出していたとしたら、シンプルに犠牲者を増やしただけである。
Facebookによる個人情報収集の闇
だいぶ前に、Facebookがどのような個人情報を利用しているか、ワシントン・ポスト紙が報道したことがあった。
【出典元】98 personal data points that Facebook uses to target ads to you/The Washington Post
日本語ではギズモードがわかりやすく紹介している。
【出典元】背筋がぞっとする? Facebookがあなたについて知っている98の情報/GIZMODO
Facebookはこうした個人情報を、いろいろなアルゴリズムで分析・抽出して広告に利用しているのだろうが、正直言って気持ちのいいものではない。「人とつながろう」っていう皮を被せた、単なる金儲けシステムと言われても仕方がないからだ。
通話履歴やSNS履歴さえも
またつい先ごろ、Facebookがユーザーの「スマホ通話履歴」や「SMS履歴」を収集していた事も明らかになった。
【出典元】Facebookはユーザーのスマホ通話履歴やSMS履歴を収集していたことを確認、情報管理方法についての調査も始まる/GIGAZINE
記事によると、これはニュージーランド在住のディラン・マッケイ氏(どっかで聞いたことある名前かも笑)のツイートから発覚したもので、「Facebookは何らかの方法で、僕のパートナーのお母さんとの全ての通話履歴を手に入れているようだ」としている。
Downloaded my facebook data as a ZIP file
Somehow it has my entire call history with my partner’s mum pic.twitter.com/CIRUguf4vD
— Dylan McKay (@dylanmckaynz) 2018年3月21日
2013年には、Facebookが2万人以上の個人情報を各国政府に提供したことが発表されている。これは大半が犯罪捜査関連によるものだというが、一般の民間企業がこうした情報を集めている事自体に、疑問を感じなくもない。
【出典元】Facebook 2万人以上の個人情報を各国政府に提供/HUFFPOST
Facebookのやり方は創始者マーク・ザッカーバーグ氏の個性
個人的な事を言えばFacebookアカウントはとっくに削除していて、スマホを買い換えるとまずFacebookアプリを削除するのがデフォになっているほどアンチなのだが、それでも何年も前に何も知らず一度登録してしまった事があるので、おそらく何かしら個人情報は収集されているはずで、そのへんはある程度諦めている。(まあ本名で登録しなかったのが唯一の救いかもしれない)
一時期、googleなどの検索結果からFacebookアカウントの記事にアクセスすると、やたらログインや登録を求めてくるので、すでにアカ削除している私にとってはホントしつこくて迷惑で、さらにアンチ化が進んだほどだった。最近はFacebook自体が検索上位に表示されなくなってきているので、ありがたいのだが。
ただ、考えてみればこういうしつこさも、創始者マーク・ザッカーバーグ氏のホロスコープには現れているので、彼にしてみれば単に「生まれ持った個性」を発揮しているだけのことだろうが。
人間というのはおかしなことに、商売に大成功した人を異常に持ち上げる癖がある。時にまるで神かのように評価する者さえある。
ザッカーバーグ氏もその例に漏れず、映画化されたりしているわけだが、稼いだ人間がそんなに偉いのかは疑問だ。それはたまたま生まれ持ったエネルギーだけのような気がするからだ。
ちなみに、その映画の製作者たちは今頃どのような思いだろう。結果的にFacebookの片棒を担いだかもしれないのだ。
ザッカーバーグ氏のパランにはそれなりの暗示がある
ちなみにザッカーバーグ氏の生まれは、月がくじら座のメンカルと天頂/天底でパランしている。メンカルはヒトラー、毛沢東、ムッソリーニなどにもあったと言われ、集団を巻き込むパワーをもたらす恒星だ。
また火星にはペルセウス座のアルゴルと天頂/天底でパランしており、アルゴルもヒトラーにあったと言われる、欲深くて邪悪なエネルギーをもたらす恒星だが、15スターの中にも数えられているのでそれなりのパワーがある。
いずれにしても今回のことで「Facebookの闇」みたいなものがどんどん明らかになっているのは、日本の官庁の文書改ざん・隠蔽問題などが次々発覚している事とも暗にリンクしていて、いかにも時代的問題であり、それは山羊座土星がもたらしている現象だろう。
手前ミソになるが、この一連のことで個人的にちょっとドヤっている。というのも、前々からFacebookの「胡散臭さ」みたいなものはホロスコープで看破していただけに、こうして暗部が顕になってくる事は「ほらみろ、やっぱりじゃん」の思いが強いのである笑。
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