プロデューサーとの意見の食い違い
米アーティストのアリアナ・グランデが憤慨しているみたいだ。現地時間2019年2月10日にロサンゼルスで行われる「第61回グラミー賞」でパフォーマンスを行う予定だったが、急遽キャンセルしたもよう。
なんでもグラミー賞のプロデューサーとの食い違いがあるという。プロデューサーのケン・アーリック氏(Ken Ehrlich)が「アリアナはパフォーマンスの準備をする時間が足らないようだ」と言ったことに対し、アリアナは「それは嘘。準備なんて一晩でできる。あなたから創造性や自己表現を抑えられたからだ。」と反撃した。
アリアナは今回のグラミー賞で2部門にノミネートされているため、式でのパフォーマンスが期待されていた。また、今回同じく複数部門でノミネートされているケンドリック・ラマーやドレイクやチャイルディッシュ・ガンビーノらもパフォーマンスを断ったという情報もあるようだ。
なので、このケン・アーリック氏というプロデューサーの暴走か?とふと思って生年月日調べたけど、出てこなかった。
超日本びいきなアリアナ・グランデ
そうでなくてもアリアナは最近タトゥー問題で紛糾したばかりだ。彼女は「大」のつく親日家で有名で、何年も前から日本語学校「FUJI School」に通い、アユミ先生という人から日本語を熱心に勉強し、将来は日本への移住さえ考えていたほどだったという。
こんな気遣いまで…!
ありがとうアリアナ?にほんの ファンは
Arianaがだいすき❣️???#JapanlovesAriana #ThankyouArianaLikeJapan #thankyouarianalikejapan @ArianaGrande @ariana_japan pic.twitter.com/xK5qCaZwz0— PUN? (@pun_global) 2019年2月8日
アユミ先生(Ayumi Furiya氏)によると、アリアナは2015年から日本語を勉強し始め、最初の頃は週2~3回レッスンに通ってきたが、スクールに来ると他の生徒が驚いてしまい勉強に集中できなかったという。またアリアナは海外にいることも多いためオンラインレッスンを始めたが、あまりに忙しすぎるために、今では年に一度ほど家庭教師をする程度だという。
【参照】Ariana Grande’s Japanese Tutor Wants to Talk About the Tattoo/THE CUT
「七輪」タトゥー問題から「文化の盗用」に
そんな日本びいきのアリアナが今回の新曲『7 rings』のリリースを記念して、手のひらに漢字で『七輪』とタトゥーを入れてインスタグラムに写真をアップしたところ、「それはバーベキューグリルのことだ」とツッコミが入った。そこでアユミ先生に相談し「指」の漢字を追加したが、文字列的に「七輪指」みたいになってしまった。
【Instagramより】
アリアナがまた日本語のタトゥーを追加!今度はなんと漢字で「七輪」?
「みんなこれは私の手じゃないって思っているみたいだけど、本当に私の手よ?」とコメントしています。
「七つの指輪」を略して「七輪」かな??とても気に入っているよう?#アリアナ pic.twitter.com/wR55jgu7FU— アリアナ・グランデ JP公式 (@ariana_japan) 2019年1月30日
アリアナ・グランデ、「七輪」タトゥーを修正 ネットでの指摘受け https://t.co/mmV5A5BVOv
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2019年2月1日
なんかほほえましい話にも思えるが、ネット民からこれにも「変だ」とツッコミが。アリアナによると「手のひらにタトゥーを入れるのはものすごく痛い」らしく、それでもリドカイン(局部麻酔)を打ってなんとか修正をした、というのだが。
それでも執拗なアリアナ叩きはエスカレートし、彼女がオリジナルグッズなどに日本語を入れたりしたことに対し、アンチらは「長年文化の盗用をしてきた」と攻撃。さらにアユミ先生までも叩かれたらしい。
ついに日本びいきを辞める宣言まで
これに対してついにアリアナは、日本語のレッスンを受けるのを辞める、本気で移住していたいと思っていたのに、と日本びいき終結宣言をした。そして日本語がプリントされたグッズを公式サイトから削除した、とも明かした。(一部の国のサイトではまだ残っているという話もあるがよくわからない)
【Instagramより】
スタジオにて曲作りに励むアリアナ。着用している「ありがとう」とプリントされたスウェットはこちらからオーダーご予約可能?✨(配送は来年1/25以降となります)https://t.co/UMd6OY1dta pic.twitter.com/1Ei7QTozoZ— アリアナ・グランデ JP公式 (@ariana_japan) 2018年12月12日
アメリカだからこその「文化の盗用」問題
「文化の盗用」って頭悪いから意味がわからなかったんだけど、過去にセレーナ・ゴメスもこの問題で有罪になっているらしく、コンサートでインドのビンディを着けたことがヒンドゥー教団体から抗議を受けたという。
つまりアメリカのような先進国が、意味もよく理解せずにマイノリティの文化を真似ることは批判の対象らしい。こういうのは日本人は鈍感なのかほとんど問題にすることはなく、「文化の盗用?なにそれ?」ってなった私のような人もいるのではないか。つまりアメリカだから「文化の盗用」ってことに敏感に反応したのではないかという。
ちなみにこのアリアナに執拗な攻撃をした人達は「自称日本人」らしいが、過去の発言を見るとKポップファンばかりだったり、「ねむるたいです」「今日は さくら おたんじょう!!」など変なカタコト日本語を使っているという情報もある。どうなんだろ。
真の日本のファンは「#JapanLovesAriana」「#ThankYouArianaLikeJapan」などのハッシュタグでアリアナに呼び掛けていると言うが。
アリアナ・グランデのホロスコープ
アリアナ・グランデのホロスコープは金星が目立ってるわけよね。この金星はアスペクトからしても彼女を際立たせていることになるし、彼女の趣向が民族的なものであったり、深く追求するという風になっているので、日本好きが昂じるのはわかる。
また月からもそれは理解できる。しかしこの月は妨害を受ける暗示がある。今回の執拗な「文化の盗用」叩きは蟹座の太陽から来るので、変なナショナリズムみたいのを背負ったのかもしれない。
そうでなくてもこのホロスコープは、アセンダントに山羊座の天王星・海王星があるので、現在はトランジットの影響を受けてゴチャゴチャしがちだろうね。
それに対して彼女自身も黙ってないよ、という感じだけに、グラミー賞も文化の盗用もスルーできなかったかな。
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