警官に約25発の銃撃を受けて死亡
先ごろ、米ラッパーのニップジー・ハスル(本名エルミアス・アスゲドム)が、銃撃されて殺害されたニュースが報じられたが、同じく2月9日に撃たれて死亡したラッパーのウィリー・マッコイについての記録動画が公開されて話題になっている。
ニップジー・ハスルは個人同士の争いだったと発表されているが、2月のウィリー・マッコイの殺害のケースは波紋を呼んでいる。というのも、警官に銃撃されたからだ。
現地2019年2月9日、ウィリー・マッコイは米カリフォルニア州バレーホにあるメキシカンファーストフード店「タコベル」の駐車場で、警官におよそ25発もの銃撃を受けて死亡した。
20発以上撃ったあとも「手を上げろ!」
マッコイはツアーから戻ってきて、この日レコーディングを終えた後、夜遅くにドライブスルーのあるタコベルへ行ったが、疲れていて車を停めて寝てしまったらしい。
タコベルの従業員がこれに気づき、エンジンが掛かったままの車の中で男性がうつむいて座っている、と通報した。警官が駆けつけて窓をノックしたり、クラクションを鳴らしたりしたが、マッコイからは反応がなかったらしい。
車内には銃があったとされ、後にこの銃はオレゴン州で盗まれたものと発表されているが、マッコイの家族は懐疑的なようだ。
いずれにしろその場で警官が状況を確認していると、マッコイが急に身体を起こしたため、手を挙げるように指示した。が、マッコイはそれに従わずに銃に手を伸ばしたため、警官が身の危険を感じて発砲したとしている。
現場を目撃者が撮影した動画によると、20発以上の銃撃が終わった後も、警官は「手を挙げろ!」と叫んでいたという異常さだ。いやさすがにムリでしょ。
全ては潜在的なものがそうさせた
死体を確認した弁護士のメリッサ・ノールド氏は「数え切れないほどの銃痕があった。片耳は吹っ飛んでいた。」と明かしている。
マッコイは頭・耳・首・胸・腕・肩・手・背中などに20発以上の弾丸を受け、その場で死亡したという。当然ながら家族は「これは処刑だ」と抗議し、穏便な解決法を試みなかったことを非難している。
以前、公民権弁護士だったノールド氏は「全ては潜在的なものがそうさせた。」「キャリアの中でこれほど恐ろしい光景を見たことがない」
Police shoot sleeping rapper more than 20 times in bodycam video (DISTURBING) pic.twitter.com/XFFWCueCTE
— RT (@RT_com) 2019年4月2日
ウィリー・マッコイのホロスコープ
ウィリー・マッコイは1997年にロサンゼルスで生まれている。
このホロスコープでわかるように、少年時代は困難だったようだ。8才の時に父親を癌で亡くし、その数年後に母も癌で亡くしているというが、それはこの図に潜む家族縁みたいなものに現れていると思う。(ハウスはわからないが)
学生時代はスポーツに励み、高校は中退したが、努力してGEDによって卒業資格を得ていた。若い頃から音楽に目覚め、近年ではYouTubeで人気だったという。
タイミングとしては土星・土星90度はもちろんなんだけど、宙ぶらりんの火星が気になるよね。25発って、どう考えてもやりすぎでしょ?
彼の金星や火星は恒星アルゴルとパランしているので、やはりそうなってしまうのかな、と思うと残念だ。
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