何気なく打ったボールが線審に直撃
ニューヨークで行われているテニスの全米オープンに出場していた世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手が、まさかの失格処分になった。
現地9月6日に行われた男子シングルス4回戦、ジョコビッチ対カレーニョ・ブスタの試合中、ジョコビッチ選手が何気なくコート外に打ったボールが偶然にもラインジャッジのノドを直撃してしまった。
Novak Djokovic, the #1 tennis player in the world, was disqualified from US Open after accidentally hitting line judge in the throat with a tennis ball.
Prior to today, Djokovic was undefeated all year and was the clear favorite to win the tournament.
— Pop Crave (@PopCrave) September 6, 2020
Top-seeded Novak Djokovic was defaulted from his fourth-round match at the #USOpen after he accidentally hit a line judge with a tennis ball Sunday. pic.twitter.com/TTstxZB2Jw
— ESPN (@espn) September 6, 2020
映像を見る限り、偶然のトラブルといった感じだが。
失格処分、ジョコビッチ選手は謝罪
ジョコビッチ選手は故意でないことを主張したが、大会ルールに則って失格になり処分が発表された。
その行為に対し、大会のスーパーバイザー、レフェリー、主審が協議の結果、ジョコビッチは、失格となった。大会主催の米国テニス協会は「この失格により、ジョコビッチは、今大会で獲得した賞金、世界ランキングのポイントは没収され、後に罰金を科される」と発表した。
その後ジョコビッチ選手はインスタグラムで謝罪文を投稿している。
”この状況は私を本当に悲しませ、虚しくなりました。線審に確認して大会側も彼女は大丈夫だと言ってくれ、神に感謝します。彼女にあのようなストレスを与えてしまい、実に申し訳なく思っています。全く意図的ではありませんでした。間違ってました。彼女のプライバシーに配慮して名前は公表しません。失格については、自分自身を見つめ直して、この失望感をプレーヤーや人間としての成長の糧にして、全て進化のための努力に転換させる必要があります。全米オープン大会と全ての関係者に謝りたい。サポートしてくれたチームや家族、そしていつも寄り添ってくれているファンに感謝します。ありがとうございます、そして申し訳ない。”
ここのところ悪い流れ
ジョコビッチ選手は今年6月に自身が主催した大会アドリア・ツアー中に、新型コロナウィルスに感染した。また開催中にパーティーに参加し、ノーマスクでソーシャルディスタンスも守らず楽しんでいた事が発覚し、避難を浴びている。
正直その頃の悪いホロスコープの流れが現在も続いており、今回のようなミスは起こりやすい状態になっている。
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