2020大統領選締め切り
いよいよ米現地11月3日は大統領選挙の最終日で、一番早い州の締切が東部時間の19時だというから、日本時間だと11月4日午前9時になる。
メディアは各社報道が加熱しているが、それまでバイデン有利一辺倒だった民主党寄りの大手メディアも、トランプ氏の勢いが増してきたことを認めている。
これは間違いなく、民主党ジョー・バイデン候補の次男ハンター・バイデン氏のラップトップのハードディスクのコピーから、ウクライナ疑惑の証拠メールが見つかったことを10月14日にニューヨーク・ポストが報じた時から、流れが変わったことにほかならない。
暴動などを警戒
どちらが勝つかに関わらず、選挙当日以降は各地で暴動などが警戒されているという。両候補のシークレットサービスには費用が追加され、またホワイトハウスの周囲にはウォールが設けられた。
White House Barriers, Walls Go Up Before Election Day https://t.co/QcJYH1efPG
— TMZ (@TMZ) November 2, 2020
さらに各都市のショップなどにはボードが貼られ、破壊・略奪などに備えているもよう。
The city of Denver warned downtown businesses to prepare for social unrest around the election, prompting many to board up their windows. https://t.co/8qMorujZuh
— The Denver Post (@denverpost) November 2, 2020
Santa Monica boarding up in preparation for the election. pic.twitter.com/r0NMjzDoV9
— MYSTIC7 (@MYSTIC7) November 2, 2020
早くも結果が出た町が
そんな中で早くも結果が出た町がある。
ニューハンプシャー州ディクビルノッチという小さな町では、深夜に投票する伝統があるようで、民主党ジョー・バイデン候補が5票全てを獲得したという。
Biden nabs all 5 votes in Dixville Notch, NH — giving him first victory of Election Day https://t.co/xq5FcYT0zZ pic.twitter.com/cuNg75wus9
— New York Post (@nypost) November 3, 2020
この町では2016年大統領選でも民主党ヒラリー・クリントン氏が勝ったとのこと。
また同州のミルスフィールドという町では、トランプ氏が早い段階で16票を獲得したのに対し、バイデン氏は5票でトランプ氏が勝利したという。
パスワードは「Hunter02」
しかし相変わらずハンター・バイデン氏のラップトップのスキャンダルは波紋を呼んでいる。
デイリー・メールはハンター・バイデン氏のラップトップのセキュリティがザルだったと報じている。
National security nightmare of Hunter Biden's abandoned laptop containing phone numbers for the Clintons, Secret Service officers and most of the Obama cabinet plus his sex and drug addictions – all secured by the password Hunter02 https://t.co/erNbsjDnst
— Ian Miles Cheong (@stillgray) October 31, 2020
記事によると、ハンター氏のラップトップには二重認証のようなものはかけておらず、「Hunter02」という簡単なパスワードが設定されていただけだったもよう。
VIPの連絡先などが
データの中にはメールの他に
- 父親ジョー・バイデン氏の携帯番号やプライベートのメールアドレス
- シークレットサービスのエージェントの氏名
- ビル&ヒラリー・クリントン夫妻の携帯番号
- バラク・オバマ前政権の閣僚ほぼ全員の携帯番号
- 女優グウィネス・パルトロウ、コールドプレイのクリス・マーティン、元FBI長官ルイス・フリーなどを含む約1,500人の連絡先
- パスポート・免許証・クレジットカード・社会保障カード・銀行明細など
- 薬物に関するもの
- わいせつに関するもの(いかがわしいサイトへの支払い含む)
などの含む約11ギガバイトのデータが保存されているといい、すでにクラウドにアップされているという説もある。
中にはハンター氏がいかがわしいサイトに21,000ドル(200万円以上)を費やした証明や、別サイトからはクレジットカードの利用額上限に達したため拒否されたメールもあったという。これ見るとアメックスのプラチナなんだけどね。
いずれにしてもシークレットサービスの氏名などは安全を脅かす事になりかねず、安全保障上重大な問題だと懸念されている。
告発した修理店は閉店
専門家によると、これらのデータに何らかの方法で勝手にいじられたり変更された形跡は見当たらず、本物だったとのこと。
ただ、このラップトップを告発したデラウェア州の修理店は閉店を余儀なくされたようだ。
あまりの中身の恐ろしさに、FBIに届け出た修理工ジャン・ポール・マックアイザック氏は「すべてを保存したんだ。だが店は終わった。」「自分の仕事を続けることが出来なかった・・・あまりに多くの怒りを買っている」と語っているようだ。
最後に
これバイデン氏が勝ったにしても、ハンター氏絡みの疑惑の追及はありそうだし、そのために先に保守派エイミー・コニー・バレット氏が最高裁判事に承認されたことは意味があるんだろう。
またトランプ氏は郵便投票の締め切りにも異議を唱えており、選挙が終わり次第、弁護士を用意すると言っているみたいなので訴訟も辞さない構えのようだ。
いつになく加熱している状況なので、今後も目が離せない。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら