イギリスがクイーン・エリザベス派遣
ちょっと不穏な情報が流れ始めているので、この先さらに注意深く見ていったほうがいいかもしれない。まあ前から言っているけど、一人一人が情報を見極めるアンテナを持つことが大事かと。
とりあえずつい先日、イギリスの空母クイーン・エリザベスが来年初めに日本近海に派遣されると報道された。長期滞在する予定とのことだ。
イギリス海軍が最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群を西太平洋に派遣し、長期滞在。香港の民主派弾圧を背景にした極めて異例の活動で、中国の反発は必至です。https://t.co/8FKI35q8Av
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) December 5, 2020
英海軍が、最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群を沖縄県などの南西諸島周辺を含む西太平洋に向けて来年初めにも派遣し、長期滞在させることが5日分かった。在日米軍の支援を受けるとみられる。三菱重工業の小牧南工場(愛知県)で艦載のF35Bステルス戦闘機を整備する構想も浮上している。複数の日本政府関係者が明らかにした。
これ単一のニュースとして見ると「へー」って感じだが、今の状況や周辺情報と照らし合わせて、いろいろな情報の行間を読むことが必要なのでは。
ドイツとフランスも
これについてドイツとフランスも同様な意向を示していたことに注目だ。
ドイツがフリゲート艦を派遣
11月初め、ドイツのカレンバウアー国防相がオーストラリアのメディアに、フリゲート艦を派遣しインド太平洋域をパトロールする事について語っている。
カレンバウアー氏は「中国は重要な貿易相手」としながらも、「不平等な投資条件、知的財産の積極的な流用、国の助成による競争の歪み、または融資や投資によって影響力を行使しようとする試みに目をつぶることはない」と言っている。
フランスはQUAD 4に協力
また先ごろ訪日したフランスのバンディエ海軍参謀長が産経新聞のインタビューに答え、インド太平洋域で「QUAD 4」(日・米・豪・印)の共同訓練に参加すると答えた。
「中国に対するメッセージだ。多国間の存在感をパートナーと示し、航行の自由(の重要性)などをメッセージとして伝える。パートナー(になるの)は日米豪印で、国際法の順守の重要性も一緒に訴えたい」
つまりイギリス・ドイツ・フランスなどが同様に西太平洋に向けて準備をしているという点。
アメリカはビザ制限
さらに少し前にこんな報道も出ている。アメリカが中国共産党員の米国入国ビザを制限することを決めたという。
【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省当局者は3日、中国共産党員およびその家族に対し、米国入国のための査証(ビザ)の有効期限を大幅に短縮する新たな制限措置を設けたと明らかにした。商用・観光ビザに関し、これまで最大10年間だった有効期限を1カ月に短縮する。
これまで最大10年の期間が与えられていたビザを、1ヶ月に短縮するというかなり極端な措置だが、米国務省によると、これは「中国共産党の悪影響力から米国を守るため」としている。
トランプ政権は以前から中国人向けのビザを制限してきており、2018年6月にはハイテク分野の学生のビザを5年から1年に短縮したり、米国人のチベット自治区訪問を妨害した当局者を制限したり、軍と関係ある研究者のビザを取り消したりしている。
中国全人代の幹部の資産凍結
さらに最新の情報では、トランプ政権が中国全人代の幹部14人に対して、資産凍結などの処分を科すと発表された。
これは香港で民主派を弾圧していることへの圧力だという。
これについてアメリカのトランプ政権は、7日、全人代常務委員会の王晨副委員長ら14人の副委員長に対し、香港の自治を損なったとして制裁を科すと発表しました。
14人は家族も含めてアメリカへの渡航が禁止されるほか、アメリカ国内の資産が凍結され、アメリカ人との取り引きも禁止されます。
【出典元】米トランプ政権 中国全人代の幹部14人に制裁 香港の議員問題で /NHK NEWS WEB(2020年12月8日)
14名の肩書はすべて全人代常務委員会の副委員長で、トランプ政権は地位の高い人物を徐々に制裁対象にしているという。
中国は反発、戦争準備か
これに対して中国は反発の姿勢を見せており、「香港の事柄は中国の内政であり、いかなる国もとやかく言ったり、干渉したりする権利はない。」と述べ、「断固、対抗措置を取る」としている。
さらに以前、中国では戦争準備を本格化していると報じられた。
【北京時事】中国で先月下旬に開かれた重要会議を受け、中国軍が「戦争準備」の動きを強めている。制服組トップの許其亮・中央軍事委員会副主席は「能動的な戦争立案」に言及。習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は、米国の新政権発足後も台湾や南シナ海をめぐる緊張が続くと予想し「戦って勝てる軍隊」の実現を目指しているもようだ。
【出典元】中国、「戦争準備」本格化 制服組トップ、態勢転換に言及―台湾などの緊張にらむ /時事通信(2020年11月16日)
トランプ氏の動きにも不可解さ
それと以前取り上げたけど、トランプ大統領が11月にエスパー国防長官を解任している。そして後任に据えたのがテロ対策のスペシャリスト、ミラー氏。
また、続けざまに国防総省のアドバイザー達11名(オルブライト氏、キッシンジャー氏など)を解任した。これらはブッシュ政権・クリントン政権・オバマ政権時代に中核だった人たち。
さらに12月に入ってからも、国防総省の諮問機関「国防ビジネス委員会」のメンバー、マイケル・バイヤー氏など計9名を罷免している。代わりとして2016年選挙のときにトランプ陣営にいたコーリー・ルワンドウスキー氏や軍事評論家のコリー・ミルズ氏などを任命したとのこと。
トランプ氏自身、選挙に負ければホワイトハウスを去らなければならないタイミングで、着々と軍事関係の人事に手を入れているというのには不可解さとともに不気味さも感じる。
最後に
以上のような状況で、引き続き今後注視していかなければならないかと。銘菓さんあたりを見ている人は、もっとディープな情報を知ってるはず。
バイデン氏バイデン氏と報じてるメディアの報道ばかりにとらわれず、こうしたものにも目を向けた方がいいかもしれないよね。
いずれにしても12月5日には米空軍が、グアム基地にB-1Bランサー爆撃機を配備してる。また6日には2機のF22ステルス戦闘機が嘉手納基地に前方配備されたとの情報だ。
とりあえず前にも書いたが日本時間12月15日(米時間12月14日)に新月しかも皆既日食になる。そして12月17日に土星、19日に木星と立て続けに水瓶座に入る。こんなに天体イベントが重なることはかなりレアだ。
また一部でXデーの時期について情報が流れているが、その頃の天体配置もなかなかのようだ。
いずれにしてもこれらの日付ドンピシャになにかが起こるとかいうよりも、こういう天体イベントが重なること自体がレアであり世の中の流れに影響を及ぼすと思う。そもそも今のような異常な状況になっていることが示しているのでは。
とは言えトランプ氏はこれまで、戦争を避けてきた経緯があるので、この度は単なる牽制との見方もある。
まあずっと言ってるけど今は普通じゃないのでいろいろ起こるね。
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