BLMの幹部がまた辞任、動画で内部情報を告発「酷い事実を知った」

もう一人のBLM幹部が辞任

さて先日、共同創設者のパトリッセ・カラーズ氏が辞任したBLM(Black Lives Matter)ですが、このたびもう一人の幹部クラスが辞任しています。

その人物=ラシャード・ターナー氏は、ミネソタ州セントポールのBLM支部の創設者だといいます。セントポールはジョージ・フロイド事件があったミネアポリスのすぐ隣で、ミネソタ州議会がある中心部です。

この人物はBLMの内部事情を告発しています。
またリークですね、以前予想した通りの流れになってます。

祖父母に教育が必要だと教えられ

ターナー氏は動画を公開し、BLMとその活動について「酷い事実を知った」ために「辞任した」と明かしています。

ターナー氏は1985年生まれで、2才の時に父親が射殺されているとのことですが、母親は子供の面倒を見ることが出来なかったため、祖父母に育てられたといいます。

祖父母から「人生を良い方向に変えるためには、教育が必要だ」と教えられたといいます。そこでターナー氏は、一生懸命勉強に励んだようです。

子供達の支援のためにBLM支部を創設

ハムリン大学で学位を取得した後、セントメアリーズ大学で教育学の修士号を取得し、祖父母の教えの通り、スタートはどうであれ、教育が人生の成功の道であることを証明したと言っています。

そして同じコミュニティの子供達にも同じような成功をしてもらいたいと思い、BLMセントポール支部の創設者になったと言っています。

BLMという組織は、その名の通り黒人の命を大事にすると信じていた、と述べました。

彼らは関心がないばかりでなく、障壁になってる

ターナー氏は1年以上BLMにいましたが、彼らは黒人家庭の再建にはほとんど関心がなかったといいます。

ミネアポリスの教育の質の向上にも関心がなく、教職員組合やチャータースクール(認可を受けた民間学校)を公然と非難したことで、それが明確になったと言っています。

チャータースクールが一時停止されたことは、黒人家庭の再建をサポートしないばかりか、黒人子供達がより良い教育を受けるための障壁になっているといいます。

現在は教育支援の代表に

ターナー氏はBLMを辞めましたが、黒人の生活とより良い教育へのアクセスを改善するための活動を諦めることはなく、現在はミネソタ州父母組合の会長兼事務局長になり、子供達を低レベルの学校から優良校に移す支援を行っているといいます。

ただ、この仕事は抵抗勢力との戦いもあり、大変な仕事だと言っています。

しかしターナー氏は「何百もの子供達や家族が、素晴らしい教育を受けることができ、貧困との連鎖を打ち切り、人生の成功へと歩むことを見ていてください」と言います。

最後に

リークもですが、分断や離脱もこれからの時代の流れだと以前書きました。

今回の件などはまさしくこれらが全てミックスされた出来事ですが、今後もさまざまなところで起こるはずです。

そうしたプロセスを経て、最終的に正しいものが残っていけばいいのです。それが進化です。

ではこの辺で失礼します。

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