評決はクリスマス後に持ち越し
未成年性的虐待の性犯罪者で獄中で死亡したジェフリー・エプスタインと共謀した容疑で起訴されているギレーヌ・マックスウェル氏の裁判は、米現地12月22日に陪審員の審議3日目を迎えました。
20代~70代の男女12名からなる陪審員はこの日も評決に至らず、クリスマス休暇に入ることになりました。この日は陪審員がさらなる証言記録を求めたのみで終わったようです。
しかし弁護側の表情は明るかったというレポートもあり、またマックスウェル氏も傍聴席に手を振っていたとも伝えられていますから、もしかしたら勝算があるのかもしれません。
The jury for Ghislaine Maxwell’s sex trafficking trial has ended an abbreviated first week of deliberations without reaching a verdict. Maxwell is charged with recruiting girls for the late financier Jeffrey Epstein to sexually abuse. https://t.co/Mo35DBTgvp
— The Associated Press (@AP) December 22, 2021
メーガン夫人が証人に?
そういえばアンドルー王子を民事で訴えているバージニア・ロバーツ・ジュフレ氏のケースで、メーガン夫人が証人として呼ばれる可能性が報じられました。
これはデイリービーストがジュフレ氏の代理人デヴィッド・ボイズ弁護士にインタビューを行ったときに言及されたとのことです。
EXCLUSIVE: Prince Andrew's attorney wants Megan Markle to testify in the Virginia Roberts Giuffree lawsuit.
David Boies tells The Daily Beast, "She is somebody we can count on to tell the truth."https://t.co/qLXys2pw48
— The Daily Beast (@thedailybeast) December 21, 2021
それによるとメーガン夫人が米国在住であること、彼女はある時期アンドルー王子と近い存在だったこと、そして事実を証言すると期待されること、などを理由としています。「事実を~」というのは彼女が王室寄りではなく、忖度がないということですかね。
アンドルー王子の弁護士は、「根拠がない」としてジュフレ氏の訴訟の却下を要求していますが、今のところ認められていません。
1月4日に、棄却について弁論が行われる予定とのことです。
なぜジュフレ氏が証人ではない?
メーガン氏はさておき、マックスウェル氏の裁判で検察側がジュフレ氏を証人として採用しなかったことに、あらためて疑問が持たれます。
ジュフレ氏は2015年にマックスウェル氏を名誉毀損で訴え、2017年にマックスウェル氏が和解金を支払うことで合意しています。おそらく今回も証言や証拠の提示は出来たのでは。
なお裁判はクリスマス明けの12月27日に再開される予定です。マックスウェル氏は、クリスマスと60回目の誕生日を冷たい獄中で過ごすことになりました。
またお伝えします。
ではこの辺で失礼します。
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