ハンター・バイデン調査に朗報か、ハンターのお友達が調査に協力――そのエリック・シュウェリンとは?

戦略国際​​問題研究所, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

ハンター氏の仲間エリック・シュウェリンが議会に協力

バイデン大統領の息子ハンター・バイデンの元ビジネスパートナーが、共和党が主導する下院監視委員会に協力していることが明らかになっています。

下院監視委員会は、ハンター氏の長年のビジネスパートナーであるエリック・シュウェリン氏に対し、海外のビジネスに関する書類を2月22までに提出するよう求めていました。

その期限が過ぎ、下院監視・説明責任委員会のジェームズ・コマー委員長(共和党)は現地2月23日の番組『Just the News, Noise』に出演した際、「彼の弁護士と私の弁護士が定期的に連絡を取り合っている。現在私は、彼が我々と協力し、我々が要求した情報を提供してくれると確信している」と述べ、画期的な進展があったことを明らかにしました。

「シュウェリンはこの調査において、我々にとって非常に貴重な証人になると思う」とコマー議員は付け加えました。

今回のことが突破口になって、ハンター氏の海外ビジネスの疑惑について何らかの事実が明らかにされるのか?

なお左派メディアは例によってダンマリです。

バイデンファミリーの疑惑の海外ビジネス

ハンター氏の疑惑についてはさんざん取り上げてきたので今さら説明するまでもありませんが、彼のラップトップから様々な証拠が出ているにもかかわらず、これまで起訴されていません。

ハンター氏やバイデン大統領の弟ジェームズ・バイデンのバイデンファミリーは、ウクライナや中国との怪しいビジネスで多額のお金を稼いだと言われており、海外ロビー活動やマネーロンダリングの疑いがあるこれらのビジネスについて、下院監視委員会が調査に乗り出していました。

しかしハンター氏やジェームズ氏らは下院監視委員会の要求をはねつけ、いかなる記録も提出することを拒否しているという。

これに対してコマー議員はハンター氏とジェームズ氏に対し、すぐに召喚状を発行すると述べました。さらに金融機関にも召喚状を出し、取引情報を入手するつもりだと述べました。

「この一族が影響力行使に関与していたことはみんな知っている。そしてこの政権が、監視を阻もうと全力を尽くしているのだ」

エリック・シュウェリンについて

エリック・シュウェリン氏は、ハンター・バイデン氏の20年にわたる友人でありビジネスパートナーであり、ハンター氏の投資ファンド「ローズモント・セネカ・パートナーズ」の社長を務めていました。

ハンター氏とシュウェリン氏の出会いは、ビル・クリントン政権の商務省に勤務していた時だったと言われています。

シュウェリン氏はジョー・バイデン氏とハンター・バイデン氏の両方と個人的かつ経済的に深いつながりがあると言われており、バイデンファミリーの海外ビジネスにおけるキーマンかもしれません。

バイデン大統領は「息子のビジネスにはまったく関わっていない」と述べていますが、シュウェリン氏はオバマ/バイデン政権時代に少なくとも27回、ホワイトハウスやその他の公式の場を訪問しており、その言葉に疑問を投げかけています。

もしジョー・バイデン氏が息子のビジネスに関わっているとしたら、立場上、その内容によっては汚職に問われる可能性があるかもしれません。

バイデン家の財政に深く関わっていた

ハンター氏の元妻キャサリン・ビュール(旧名キャサリン・バイデン)氏が記した回顧録『A Memoir of Marriage, Addiction, and Healing』によると、ドミニカ共和国で友人の結婚式を祝うカクテルパーティーの場でシュウェリン氏と出会ったという。

回顧録の中で元妻は、シュウェリン氏が経済生活のほとんどすべての面を管理していたと述べています。

「その頃、エリックは私たちの経済生活のほとんどを管理していたので、私たちの関係は奇妙な感じだった。お互いに必要性から生まれた関係なのかもしれない。しかし、私は彼を信頼していた。」

またハンター氏のラップトップに保存されていた電子メールによると、シュウェリン氏がジョー氏やハンター氏に代わってお金を動かし、家計の処理を手伝っていたことが記されているという。

ハンターのラップトップからわかったこと

ハンター氏のラップトップは、2020年10月にニューヨークポストが報じた直後、ツイッターやFacebookなどのSNSが一斉にブロックし、さらに左派メディアが「ロシアの工作だー」と隠蔽工作に走りました。

しかし2022年になって左派メディアが相次いで「ラップトップは本物だった」と認め、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは「FBIから圧力があった」と暴露しました。

そして最終的にツイッター社を買収したイーロン・マスク氏が、いかにラップトップ記事がブロックされたかを暴露するツイッターファイルを公開しました。

イーロン・マスク、ついにハンター・バイデンのラップトップ記事をブロックしたTwitter社内文書第一弾を公開

2022年12月3日

FacebookザッカーバーグCEO、ハンター・バイデンのラップトップ記事は「FBIが圧力をかけてきた」とバラしてしまう

2022年8月26日

いずれにせよハンター氏のラップトップからは、シュウェリン氏が多岐にわたってバイデン家の財政に深く関わっていたことが記されているメールが多々見つかっているという。

  • 2010年春~夏にかけてハンター氏とシュウェリン氏は、ジョー・バイデン副大統領の確定申告の書類をホワイトハウスに提出するのを手伝った。その際、ジョー氏のデラウェア州税の還付金をハンター氏に流用し、父親が息子に借りたとされるお金の返済に充てることが話し合われている。
  • シュウェリン氏は、ハンター氏が父ジョー氏の経費の一部を負担したことを話し合った。「ママの別荘のエアコンの修理代1239ドル」「家の裏壁と柱の塗装代1475ドル」「シャッター代475ドル」「湖の石の擁壁の建設・修理費2,600ドル」などと書かれている。
  • シュウェリン氏とハンター氏は、ジョー・バイデン氏が副大統領退任後、民間企業でどれくらい稼げるかを議論している。
  • シュウェリン氏は、バイデン家と中国のエネルギー企業CEFCとの最初の話し合いに関与していた。最終的にCEFCは、バイデン家にダイヤモンドや無利子で返済免除の500万ドルを提供している。
  • シュウェリン氏はハンター氏に、ウクライナからの未申告所得があるため、税金を支払う義務があると警告している。2014年にウクライナのガス会社ブリスマから支払われた約40万ドルについて税金を払っておらず、修正申告をする必要があると警告していた。
  • シュウェリン氏とハンター氏は、ジョー・バイデン氏の演説を観察し、その中からビジネスチャンスを探っていた。2011年のバイデン副大統領のロシアの演説からヒントを得て、ロシアのオリガルヒを調査させている。

ハンター・バイデンの反撃

ただ、ハンター氏も黙って指をくわえて見ているわけではないようで、反撃を画策していると言われています。

ここにきてモニカ・ルインスキー氏とのセックス・スキャンダルの際にビル・クリントン側に付いた弁護士アッベ・ローウェル氏など、有力弁護士団を総動員していると言われています。

ローウェル弁護士はかなりの豪腕弁護士らしく、数多くの政治家の弁護を担当しているもよう。

今回も、さっそくコマー議員の証拠提出の要求を突っぱねています。さらに名誉毀損訴訟をほのめかしたり、批判する者への捜査を要求しているとのこと。

委員会の突っ込みに期待

シュウェリン氏は現在、ローズモント・セネカのスピンオフ的な組織を運営しているという。

2018年に「RSPインベストメンツ」という組織を設立しており、エネルギー・インフラ、不動産、テクノロジー、メディア、テレコム、オルタナティブ投資などの分野で、投資銀行アドバイザリーおよび資本調達をサポートしていると説明されています。

まあいずれにしても、今後監視委員会の調査で、ハンター氏やバイデンファミリーの闇にどれだけ突っ込めるかが注目されます。

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