トランプ逮捕どうなる?――コステロ弁護士「コーエンは噓の常習犯だ」

ロバート・コステロ弁護士が大陪審で証言

アマプラで逆転サヨナラの場面を何度も見返してコーフンしてます。

さて昨日書いたように米現地3月20日月曜、マンハッタン地区検事によるトランプ元大統領への捜査で、マイケル・コーエン氏の元法律顧問ロバート・コステロ弁護士が大陪審に出廷し証言しました。

トランプ氏が「逮捕される」と予告したこの問題で、コステロ氏は大陪審の最後の証人になるかもしれないと言われており、2時間以上も証言したという。

この日マンハッタン検事局の周囲には鉄のバリケードが設置され、厳戒態勢だったようです。

すでに決着している問題の蒸し返し

大陪審の争点は、2016年にAV女優のストーミー・ダニエルズ氏に口止め料(13万ドル)を支払ったのは、トランプ氏がコーエン氏に指示したかどうかでした。
経緯↓

トランプ「火曜日に逮捕される」と予告――何が起こっているのか?

2023年3月19日

この件はマンハッタン検事局のアルビン・ブラッグ検事が、すでに決着しているはずの問題を蒸し返して、なんとかトランプ氏を起訴に持っていこうと画策していると言われています。

というのも、2019年にニューヨーク州南部地区の連邦検事局がこの件でトランプ氏の起訴を見送っており、さらに2021年にも連邦選挙管理委員会が調査を中止しています。

つまり立件できる要素がなかったということでは。

それが「魔女狩り」だの「ロシアゲートの再来」だのと言われている要因です。

トランプは知らない、コーエンは噓つきだ

この日の大陪審でコステロ氏は「コーエンがストーミー・ダニエルズに行った支払いは、トランプは知らなかった」と証言したという。

出廷後に記者団の前で取材に応じたコステロ氏は、コーエン氏について「マイケル・コーエンが真実を語ることに大きな難題があることは、誰の心にも疑いようがない」といい、「結局のところ彼は有罪判決を受けた噓つきであり、コーエンに対する我々の実績は、彼が嘘の常習犯であることを確信させた。」と述べました。

そして他の刑事訴追でコーエン氏を証人として使用したことはないと言い、「その理由は、彼がまったく信用できないからだ」と付け加えています。

まあ確かにコーエン氏のホロスコープを見るとそんな感じもします。

またコステロ氏は、「想像できるだろうが、コーエンの嘘は常に自分にとって有益なやり方だった。」「コーエンに個人的な自己利益があるなら真実を語っただろうが、そのような場面はほとんどなかった」

過去に自首して有罪になっている

一方、当のコーエン氏は「コステロのコメントがこれ以上ファンタジーであれば、彼はベストセラーの小説家になっていただろう。」と、あたかもコステロ氏の方が噓つきであるかのように主張しました。

また自分自身がダニエルズ氏と男女の関係を持った事は否定しています。

「重要な事だが、私はストーミー・ダニエルズと寝た事はない。私は、この支払いがドナルド・トランプの指示の下で協力し、その利益のために行われたことを何年も前に述べ、一貫している。」

しかしコーエン氏はこの件で2018年8月21日に正式に自首しているのです。

コーエン氏はその日、

・5件の脱税
・1件の金融機関への虚偽の陳述
・1件の違法な企業献金を故意に引き起こしたこと
・1件の「選挙に影響を与えることを主目的」として候補者(トランプ)の要請で過剰な選挙献金を行ったこと

以上8件の刑事容疑について罪を認めました。

その後有罪になり、3年の懲役と罰金5万ドルを科されています。

これを今、ジョージ・ソロス氏から資金援助された極左のブラッグ検事が、なんとか法的理由を見つけてトランプ氏の逮捕に持っていこうとしており、コーエン氏と結託しているというのがこの話のストーリーで間違いなさそうです。

トランプのお金ではない

コーエン氏の法的顧問だったコステロ氏によると、当時コーエン氏は自殺を考えていたという。

「前の週にリージェンシーホテルの屋上に上がって、自分に降りかかってくる法的問題の大きさに直面できず、飛び降りることを真剣に考えたと話してくれた。」と述べました。

この時コーエン氏は極度の不安状態で、何度も「出口を探している、逃げ道が必要だ、どうすればいいんだ?」と尋ねていたと述べました。

またコステロ氏が、ストーミー・ダニエルズ氏に渡したお金は「トランプのお金なのか?」と尋ねると、コーエン氏は「いや、そうではない」と答えたという。コーエン氏はダニエルズ氏の弁護士と支払い契約を作成したという。

ではそのお金はどうやって用意したのか尋ねると、コーエン氏は「13万ドルのローンを組んだ」と述べ、なぜかを聞くと「自分の妻に知られたくなかったし、メラニア(トランプ夫人)にも知られたくなかった」と話したという。

しかし現在コーエン氏は、トランプ氏がダニエルズへの13万ドルの支払いを指示し、それを隠蔽することを狙ったと主張しています。

大陪審は真実に迫ろうとしていない

月曜の夜コステロ弁護士はFOXニュースに出演し、「大陪審が真実に迫ろうとしないのは明らかだった」と述べました。

コステロ氏は、コーエン氏の信頼性に問題がある事を示す300通以上の電子メールのコピーを検察に渡したとのこと。しかし検察は、その中の6通のメールについてしか質問せず、“文脈を無視した“という。

コステロ氏は大陪審で「言いたい事は伝わった」としつつも、「マンハッタン検事局が真相究明を望んでいないことは明らかだった」と言っています。

コステロ氏は、マイケル・コーエンが「大陪審で話す」とTVで言っていたのを見たとき、彼の弁護したときに話していた事と矛盾していることに気付いたと述べています。

それを家で見ながら「なんとかしなければならない」と思い、「私はトランプの代理人ではないが、正義のために立ち向かう。私には双方に情報を提供する法的義務がある。」と説明しました。

「理解はできるが、容認はできない。だから私は今日、あの場に行ったのだ。本当のマイケル・コーエンが何者なのか、そしてあの時彼が実際に何を言っていたのか、この人たちに真実を伝えるためだ。」

トランプ氏の受難は続くか

鑑定に来られた方とも話すのですが、トランプ氏のホロスコープはここ数年ずっとピンチの状態が続いており、今回のように疑惑が降りかかる事が暗示されています。

1月6日国会議事堂乱入の弾劾裁判に始まり、FBI強制家宅捜索による機密文書疑惑、そして現在ジョージア州でも特別大陪審が開かれ、2020年大統領選挙でのトランプ氏とラフェンスバーガー州務長官との電話交渉について起訴が話し合われているという。

トランプ氏にとってこのネガティブな状態はまだしばらく続きますが、徐々にですがゆっくり解消されていきます。ただそれまではストレスが続くことが予想されます。

ともかく左派やグローバリストや軍産複合体にとって、トランプ氏は目の上のタンコブであり、自分らの権益を阻むものであり、その人気からして何としてでも政治シーンから排除しなければならないと思ってるのはこれまでを見ても明らかで、むりやり難クセを付けてでも起訴に持っていきたいのでしょう。

しかも2024年大統領選挙が徐々に迫っているので、バイデン政権の目の黒いうちになんとか始末したいはずです。

そうしなければ自分たちが追い詰められるからです。

ただそのバイデン大統領にしても、ファミリーの海外の怪しいビジネス疑惑の調査が着々と進みつつあり、まさに共和党vs民主党のせめぎ合いが続いております。

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2023年4月1日
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