国連は未成年との性行為の合法化を推進してるのか?――ジャニー喜多川への追い風になる恐れ

国連「未成年は性交渉に同意できる」

国連の報告書が物議になってます。

3月8日に発表された報告書によると、「未成年者との性的関係は合意の上とみなされることがある」と述べており、一部から子供との性行為の合法化を望んでいるとの批判を呼んでいます。

この報告書は国際法律家委員会(ICJ)が、国連合同エイズ計画(UNAIDS)と国連人権高等弁務官事務所の協力を得て発表したもので、タイトルは「性的生殖、薬物使用、HIV、ホームレス、貧困に関連する行為を規定する刑法への人権に基づくアプローチのための3月8日の原則」というものです。

現在ICJのWebサイトに掲載されています。

国連まで左派に侵食されているんですかね。

性的行為は犯罪化されてはならないと主張

UNAIDSのWebサイトによれば、この原則は2018年に行われた3機関のワークショップの成果であり、「さまざまな専門家やステークホルダーからのフィードバックやレビューに基づいて」5年間かけて策定されたという。

またICJのWebサイトによると、ICJは”世界のあらゆる地域から集まった60人の著名な裁判官と弁護士で構成されている”のだそう。

その中で

原則16:同意の上での性行為

性的行為の種類、関係者の性/ジェンダー、性的指向、性自認、性表現、または婚姻関係にかかわらず、同意に基づく性的行為は、いかなる状況においても犯罪化されてはならない。
したがって、同意のある同性、同意のある異性の性的関係、トランス、ノンバイナリー、その他のジェンダー多様な人々との、またはその間の同意のある性的関係、婚前か婚外かを問わず、婚姻外の性的関係は、決して犯罪化されることはない。

刑法の執行に関して、性交渉の同意の最低年齢が規定されている場合は、非差別的な方法で適用されなければならない。施行は、参加者の性別や結婚の同意年齢と関連付けることはできない。

さらに、国内で規定された性交同意年齢未満の者が関与する性行為は、法律上はともかく、事実上は同意が得られている可能性がある。このような状況において、刑法の施行は、18歳未満の者が同意に基づく性行為に関与することについて決定する権利及び能力並びにそれらに関する事項において聴取される権利を反映すべきである。

18歳未満の者は、その発展的な能力及び漸進的な自律性に従い、その年齢、成熟及び最善の利益を十分に考慮し、差別のない保障に特に注意を払いながら、自身に影響を及ぼす決定に参加すべきである。
(※機械翻訳)

https://icj2.wpenginepowered.com/wp-content/uploads/2023/03/8-March-Principles-Report_final_print-version.pdf

国連に非難の声

「同意に基づく性的行為は、いかなる状況においても犯罪化されてはならない。」つまりICJは“性を犯罪化するのは人権侵害だ“と言っているみたいですね。同意があればと言う条件ですが。

そして未成年に関しても、同意がある場合の性行為を認めるべきだ、と主張しているように見え、国連がわざわざこれ言っているのが波紋を呼んでいる原因です。

ツイッターで50万人以上のフォロワーを持つゲーマー系記者のイアン・マイルズ・チョン氏は「国連によると、子どもは大人とのセックスに同意することができる。これはずっと計画されていたことだ。」とツイートしています。

またオーストラリアの女性の権利活動家ミシェル・ウリアラウ氏は「IWDに発表されたこの醜悪な国連報告書は、エドウィン・キャメロンが序文を寄せており、子供と大人の間のセックスさえも非犯罪化しようとするものです。(中略)邪悪だ」

カナダの元NHL選手でオリンピック金メダリストのセオ・フルーリー氏は「国連は小児性愛者ばかりじゃねーか!!!!」

ビル・ゲイツ、子供の性教育奨励に金をつぎ込む

NGO団体の国際家族計画連盟(IPPF)は、ビル・ゲイツ氏が設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団から8000万ドル以上の寄付を受けているという。この団体にはWHO(世界保健機関)も資金を提供しています。

IPPFは、「子どもは生まれながらにして性的存在であり、10歳未満で“商業的性労働“について学ぶべきだ」と主張しています。つまり10才未満の子供に「売春」や「パパ活」を教えろってことですね。

また10歳未満の子どもに「セクシュアリティは生まれた瞬間から自分の一部である」と教えるべきだと言ってます。そして、「多様な性自認を持つ人々に興味を持ち始めるかもしれないと伝えるべきだ」という。

ビル・ゲイツ氏は相変わらずこういうことに金を出す。

こうした子供への性自認教育やトランスジェンダー教育は左派が押し進めていることであり、フロリダ州などではそれを禁止する法案を可決しています。

ジャニー喜多川でも合法になるのか

折しも元ジャニーズ事務所のタレントだった岡本カウアン氏が、ジャニー喜多川氏による未成年への性的行為を暴露した中で、国連の関連団体でさえ、こうした主張をしているのが昨今の権力者達の横暴を物語っているように思えます。

カウアン氏も言っているように、まだ15才くらいだと、権力者からデビューをちらつかされて性的なことに流されてしまうことがある。まだ子供にはそうした善悪の判断能力が定まっていないからです。

でも国連の言い分からすれば、これが「同意した」と判断されてしまいかねない。

そして同意してるんだから、「個人の権利だー、権利を認めろー」と言うわけですね。

まあつまり何でもかんでも「権利だ権利だ」で、人としての倫理観はどうでもいいんですね、という話です。

やはりいつもの左派の理屈です。彼らは権利を主張して、それまでの秩序や価値観をぶっ壊すことを厭わない。

怖いのはこれを言ってるのが国連ですから、国際標準化になる可能性があり、もしそうなったら「日本は関係ないよ」と言えなくなる。

つまり極論、ジャニー喜多川氏は合法だということになってしまうのか。


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